パンフルート基礎練習も実技に入ります。
教則本「パンフルート演奏入門」のスケール練習ページ。 13調のスケール(長調・短調)。
パンフルート演奏には管移動がついてまわります。
スケールの練習は管上を移動する感覚をつかむため必要な練習となります。
さらりと流すのではなく、速度を変えたりオクターブを変えたり工夫しながら行ないましょう。
特に下降のときは音が拡散しながら進みますのでまとめるのが難しくなります。
またスピードが速くても遅くても1つ1つの音を大切に、立ち上がりから終息までの形を意識しながら行きましょう。
例えば速いときは、音が立ち上がってふくらんで行く途中で次の管に移らなければなりません。
どんな形で止めたのか、そのときの音の響きはどうであったのか確認しながら進むことで必ずや曲演奏の時に生かさ
れて来るでしょう。
音をどう立ち上げてどう終息させて行くか、あなたの意思しだいで決定しながらスケールも曲も進みます。
単なるスケール練習だと軽く見ず、真剣勝負で音を観察いたしましょう。
風の音パンフルート製作工房では温かい音の広島産竹・木を使った楽器作りを行なっております。
購入・修理・貸し出し・教室などのお問い合わせは080-5235-7664またはpanfrute@ybb.ne.jpまでどうぞ。