風の音パンフルート製作工房

浅い軽やかな音・心に沁みる奥深い音を自然の素材から自在に引き出します。パンフルート販売・修理・見学受付け中。

自らの手で調律を:最終調整は曲で合わす

2016-05-12 | ミツロウ・調律方法

パンフルート調律の最終チェックは曲を吹いて合わしましょう。

   

 

 パンフルートの音程調律は1音1音合わせながら積み重ねて行く方法でまずは一通り終えます。

これは近視的状態で隣りどおしの関係は良いけれども、離れた管との関係がうまく行っていないことが多い。

そこで「ド・ミ・ソ・ド」とか「ミ・ソ・シ・ミ」と和音的要素を入れて離れた官との関係改善をする。

そして最終調整として何か「調律用曲」を決めて、そこで流れの中で調律をすると良いです。

ドレミの7音入って得意曲がよろしいのですけど、アメージンググレイスなど音程の少ない曲であれば調を変えて

行なうなど工夫してください。

いつもその曲で合わせ続ければ狂いなく完璧な調律に仕上がること請け合いです。

   

 

風の音パンフルート製作工房では優しくほのぼのとした音の広島産竹を使って楽器作りを行なっております。

購入・修理・貸し出し・教室などのお問い合わせは080-5235-7664またはpanfrute@ybb.ne.jpまでどうぞ。