パンフルートで調律をする時、吹き出す空気の量・質も注目しなくてはなりません。
パンフルートの調律では吹き出す空気を一定にし、バランス良い音の並びにする必要があります。
そのためには曲を吹くときと同様に体内に貯め込んだ空気を有効に使う方法で行なわなくてはなりません。
みなさんは演奏でビームを吹き出すとき、まずは出来るだけ多くの空気を肺の中に取り込みますね。
この時胸を張って空気を取り込むのが肺呼吸で、お腹や横腹を膨らませて空気を取り込むのが腹式呼吸です。
お腹をふくらませる時、人は意識するしないにかかわらず自然と横隔膜を操作しているのです。
肺の下方向で膜を押して広げより多くの空気をとりこみます。
パンフルートの音を出すために空気を吐き出すときはこの逆の操作をいたしましょう。
腹筋を使いお腹の下方向から押し返すように絞り込んで行きましょう。
パンフルート調律のときも同じ操作で豊かな空気を出して音を作って行きましょう。
風の音パンフルート製作工房では優しく暖かい音の広島産竹を使って楽器作りを行なっております。
購入・修理・貸し出し・教室などのお問い合わせは080-5235-7664またはpanfrute@ybb.ne.jpまでどうぞ。