みなさん方の中には今持たれているパンフルートのほかにもう1台プロやベテランの方が使っている管数の
多いパンフルートが欲しいと思われている方が多いと思われます。
テノール・アルトパンフルート(ホウライチク製) パンフルート工房前畑で秋冬野菜植え付けの準備。
インターネットなどで廉価で最初のパンフルートを購入された方のなかには18管・20管などと標準タイプの
22管パンフルートと比べ管数の少ないパンフルートをお持ちの方が多いと思われます。
管数が少ないパンフルートは全体の管の位置を把握しやすく間違いを少なくできる利点はありますが、音程の幅が
大きい曲には管数が足らなくなってしまいせっかく挑戦しようと意気込んで練習を始めた曲を中断せざるを得なく
なることがあります。
当パンフルート工房で製作しているアルト標準楽器は3オクターブ22管(G~G・7×3=21に基音1管重複)
で作っています。
中音楽器テノールはD~D・22管にコンサートフルートと呼ばれる標準的なフル−トの最低音Cを低音部に1管
追加して23管で製作しております。
これでコンサートフルートC~C・3オクターブ22音に対しテノールパンフルートは同じ音域で最高音部にD音を
加えた23音となります。
この世にはアルトとテノールが合体した25管パンフルートも存在しているようですが、22管を使いきれていな
い現状でさらに管数が増えれば間違いも2倍返しになりそうなので当工房では製作していません。
音程の幅の大きい曲には私がよく使っているテノールパンフルートがおすすめです。
アルトパンフルートではほとんどの曲を1オクターブ上のメロディーラインをふいていますが、テノールでは全て
の曲を実音で再現することができます。
当工房最低音Cのテノールパンフルートも一考ください。
パンフルート購入・修理・蜜蝋などの問い合わせは082-894-0854または香原 良彦 <xiaxi@go8.enjoy.ne.jp>
までどうぞ。広島パンフルート愛好会教室へもどうぞ。nakamura@an-pan.org