久しぶりの散歩に出かけた。
コースを変えて、新興住宅地の方へ足を延ばした。
新興とはいっても、広い田んぼが埋め立てられ、宅地造成されたのは平成に入ってからであろうか。
施設に入るまでは、無縁の土地だったので、詳しい歴史はわからないが、造成地に家が建ち、道路ができ、かつての田んぼは、住宅地と化したのだろう。
施設の自室から眼下を見ると、赤瓦、黒瓦の屋並がびっしり軒を連ねている。大正、昭和からそこにあったのかと思われる。
いつも散歩するのは、古い屋並の方である。当然のように庭があり、草花や樹木があり、四季の風情を楽しめる。
今日歩いた住宅地には、駐車場はあるけれど、庭がない。なんとなく殺風景に感じるのは、老女の感覚であろうか。
帰途の体力を残しておかなくてはと思いつつ、歩き続けていると、やっと庭木に出逢って、ほっとした。
Google lens で確かめると、オリーブとモミジバフーと出た。(下の写真)
正しい名前かどうか? ネットでも確かめ、間違いないのかと思う。
左・オリーブ 右・モミジバフー
モミジバフー
紅葉の美しいモミジバフー
オリーブ
オリーブの実(黒色に熟したもの、まだ茶褐色のものもある。)
左・オリーブ 右・モミジバフー
モミジバフー
紅葉の美しいモミジバフー
オリーブ
オリーブの実(黒色に熟したもの、まだ茶褐色のものもある。)
芽生えの季節や花の咲くころ、また訪れたい。半年先のことは、私自身にもわからない。ただその願望を大事にしたい。
帰途、川沿いの道に出ると、傾きかけた太陽が重い雲に隠れていた。光だけが川面に漏れて。
川を背にすると、施設側の空は晴れ、雲が軽やかに遊んでいた。
帰途、川沿いの道に出ると、傾きかけた太陽が重い雲に隠れていた。光だけが川面に漏れて。
川を背にすると、施設側の空は晴れ、雲が軽やかに遊んでいた。
落日を期待し、5時過ぎ、南廊下へ急いだ。
すでに陽は沈み、穏やかな夕焼けの景となっていた。
10月29日朝 追記
昨夜投稿のブログを確認したところ、題名だけが残って、文章も写真も消えていた。
がっかり!
しかし、原因は私の手の悪戯であろうと、さらりと諦めることにした。
簡潔に書きなさい! との戒めとも受け止め、早速、書き直した。
老いには、絶えず、時間の浪費がつきまとう。