12時前に昼食膳が運ばれる。
同時に、テレビのスイッチを入れ、NHKのニュースを見る。
これは、いつものしきたりである。
今日も、いつもどおりに、食事を始めた。ところが、小皿の食材に箸をつけたところで、記憶が途切れている。ご飯も一口お箸をつけたような気がするだけで………。
気づいたとき、テレビは、全国ニュースも地方ニュースも終わり、<サラメシ>を放映していた。
眠ったのかしら?
この度、家から持参したペン立て(昔、由布院の町を歩いていて、衝動的に求めた記念品)。フリクションを立てて。
同時に、テレビのスイッチを入れ、NHKのニュースを見る。
これは、いつものしきたりである。
今日も、いつもどおりに、食事を始めた。ところが、小皿の食材に箸をつけたところで、記憶が途切れている。ご飯も一口お箸をつけたような気がするだけで………。
気づいたとき、テレビは、全国ニュースも地方ニュースも終わり、<サラメシ>を放映していた。
眠ったのかしら?
以前に比べて、本や新聞を読んでいるとき、睡魔に襲われることが多くなった。一度の経験ではあるが、数独を解いている最中に、眠気を覚えたことさえある。その都度、情けなくなりながら、老いのせいだろうな、と思いつつ諦めてきた。
が、食事中に眠くなったという経験は、今までにはないことである。
それなのに、今日は爆睡状態であった。
眠たくなくても、いつのまにか眠ってしまうという奇跡があるものだろうか?
老いの日々は、みな新体験である。
幼児は日々新たに、体験を重ねながら成長する。それ対し老人は、日を重ねつつ、幼児に戻ってゆくようなものだろうか? などと考えたりした。
しかし、仮眠状態だとすれば、20分はあまりに長すぎるし、爆睡状態であったことも異常である。
改めて、お膳を覗き込むと、ほぼ蓋を取ったときのままである。
改めて、お膳を覗き込むと、ほぼ蓋を取ったときのままである。
どうしても、意識を失っていた状態に思える。
起立性低血圧の症状に似ている。
もう6年も前のことであろうか?
家で、掃除中に意識を失ったことがある。津田医院の先生に相談し、日赤で精密袈裟を受けた結果、起立性低血圧という診断が下された。しかし、その後も、繁く異常が起こるわけではない。
施設の自室で、朝の洗顔を済ませた後、45分間、床に倒れ込んでいたことが一度だけある。倒れる瞬間、全く予感のないことが不思議である。
今日のように座ったままというのは、危険性もない。
近所のSさんが、最初の異常はトイレに座った状態だったが、救急車が到着した時には、意識が戻っていたと話されたのを思い出し、今日の状態は、それに似ているように思えてきた。間違いなく低血圧が原因であったろうと、次第に思えるようになった。しかし、予兆なしにやってくるのが不気味である。
夕方、施設の人が巡回されたとき、昼間の異常は伝えておいた。
※ 10月に入って、7日が過ぎようとしている。
なんとなく疲れ気味である。
そのせいもあって、1日〜6日までのブログは、写真だけ入れて、
文章が添えられないままになっている。
新聞や読書は怠りなく(能率は悪いけれど)、日々続けている。
手間のかかることが、どうしても怠りがちになる。
今晩はこれから、日を遡りつつ簡単至極な文を添え、投稿しておくことにする。
この度、家から持参したペン立て(昔、由布院の町を歩いていて、衝動的に求めた記念品)。フリクションを立てて。