ぶらぶら人生

心の呟き

赤い月

2020-02-09 | 身辺雑記
 昨夕より夕空が晴れている。この空模様なら、いい月が見られるだろうと、5時半過ぎから空が気になり続けた。
 昨夜より低い位置にあるだろうとは想像していたが、夕食膳が届けられても、どこにも月影がない。
 諦めて夕食をいただこうとしたとき、山の端の異様に気づいた。
 一筋の雲を帯びた赤い月!
 今、真正面の平家山の右裾から姿を現したばかり。
 こんな場所に月の出があろうとは!
 (見当違いの空に、如月の満月を探していたのだった。)

 肉眼で見た月は、写真よりも赤く大きかった。
 赤い月のことは聞き知っていたが、私の目で見るのは初めてであった。
 奇怪さに、一瞬、お日さまかと疑うほどであった。
 が、間違いなく15夜のお月さま。

 以後、お月さまの存在が気になり、山の端を離れた月が、雲間に隠れたり半ば姿を現したりするのを飽かず眺めた。

 
 17時54分

 
 17時56分

 
 18時12分

 
 18時18分

 
 18時22分

 この後は、雲の中の月となった。
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海岸散歩

2020-02-09 | 散歩道
 岡部伊都子著『美を求める心』を読み終えたので、海辺に出てみた。
 スマホによると、午後の気温は7℃と表記されていて、昨日より1℃低い。が、昨日の川畔の散歩のときのような寒さはなかった。
 風のあるなしが、体感温度を左右するのであろう。

 隣室の人が、昨夜は激しい雨が降ったと話されたが、フォサマックの力を借りてぐっすり眠る私には、風雨の音で目を覚ますことはない。(十分な防音も施されていて)

 一番の近道をして、海辺に出てみた。
 雨はかなり降ったことは確からしい。
 海岸の広場に、大きな水たまりができている。

 

 今日の海は、垂直の壁となって打ち寄せるような高波ではない。
 海鳴りの音も、昨日よりずいぶん穏やかである。
 磯近くになって、白波が壁を作っては白く砕けてゆく。
 
 

 

 岬の灯台はくっきり見えていたが、カメラには収まらなかった。

 

 磯沿いを西に向かって歩く。
 大塚海岸には、車が幾台でも止められそうな広場がある。
 磯釣りに来られた人の車の他に、「津和野教育委員会」と記された小型バスが止まっていた。(駐車場として利用されているのだろうか。乗客はなく、運転席に人影があるだけだった。)

 

 

 河口から施設の方に向かって歩くと、斑雪(はだれゆき)をとどめている山があった。
 雪に会いたい! 雪景色にも会いたい! が、今年も昨年同様、雪とのご縁はないのかもしれない。
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