閏年で、一日おまけのついた二月が終わろうとしている。
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手元に出しっぱなしにしていた歳時記を開くと、季語「二月尽」という季語が出ていた。
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歳時記の【二月尽】のページ
【二月尽】 二月果つ…二月尽く…二月終わる…二月逝く
いろいろな言い方があり、少しずつニュアンスが違って面白い。
句例に、
二月尽何か大きな忘れもの 下村ひろし
が、最初に出ていた。
ああ、この句境、よくわかる!
月半ばまで、比較的元気だったが、後半が全くダメであった。
絶えず眠気に襲われている感じであった。(老い+薬のせい?)
人生の終わりの時まで、そう長くはない道のりなのに………と、まだ嘆かわしく思う気持ちがあるけれど、そのうち恒常化しかねない。………こうして、だれも皆、老いを深めてゆくのだろうな。