ぶらぶら人生

心の呟き

カラスウリの花(写真)

2017-09-03 | 身辺雑記
先月末、喫茶店(山口.井筒屋)のカウンターで、コーヒーを飲んでいると、テーブルのはすかいに、見慣れない花の写真が置いてあるのに気づいた。
小さな額に収められて。




<カラスウリの花 2017年7月2日夜9時>


と、写真画面の下に、記してあった。

田舎に住みながら、自然の中に存在する<カラスウリ>を見たことがない。
花も、実も。
喫茶店<うつわ>で、飾ってある実を見たことはある。
が、花は、本やインターネットでしか知らない。
妖精めいた花は、日が暮れてから咲くという。
人目を忍んで、ひっそりと咲くと聞けば、それだけで興味深い。

花の撮影者は、喫茶店に折々来られるお客さんだそうだ。
いつ訪れても、カウンターには、写真が飾られている。
撮影者は同じ人の由。
「80歳代の方です」
と、お店の人が、教えてくださった。
私のような花好きには、とても嬉しいことである。
写真のほとんどは、季節の植物である。

9月に入って、急に涼しくなった。
しかし、病人でもないのに、覇気なく暮らしている。
最近、<アラハン>と称される人の活躍を見聞きするにつけ、自分のだらしなさに呆れ果てている。
一方で、老いの姿は様々、私は私として生きるしかないと諦観しつつ。
コメント
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