ぶらぶら人生

心の呟き

二十四節気 雨水 (吉岡利一・吉岡萬理、父子の作品)

2009-02-18 | 身辺雑記
 今朝の読売新聞を読んでいて、今日は二十四節気の<雨水>に当たる日だと知った。
 小さな囲み記事として、
 <雪は雨になり、水ぬるむ頃。野山も春色に染まり出す。桃の節句は少し先だが一説に、きょう雛人形を飾ると良縁に恵まれるとか。>
 と、記されていた。
 いよいよ春めく季節なのだなと思い、そうだ、あの雛人形を飾ろうと思った。
 吉本利一氏作の、小さな雛人形。(写真 上)
 少し前、草花舎で見つけ、あまりに可愛く、さりげなく存在する姿に惹かれて求めたのだった。
 「てっせん彫木彫」というのだそうだ。
 製作者の栞が添えてあった。
 <私は、白木の木肌に、日本人の心を感じます。
  「なた」のようにずっしり重く、しかも「かみそり」のように切れる「セン」
 という大刀で、数百年の年輪をもつ杉や桧をけずります。木彫作品を作ること、
 絵を描くこと、この二つが私の生涯の仕事です。>
 と。
 この雛の顔を眺めていると、波立つ心も静まってくれる。

 吉岡利一氏は、陶芸家、吉岡萬理氏の父君だそうだ。
 私は、陶芸家の萬理氏の方を先に知り、つい先だって、その父君のお仕事に初めて接したのであった。
 下の写真には、私の持っている父子の作品を並べてみた。 

     

                       

 私は、利一氏の愛らしい人形を飾りながら、読売新聞の記事にあった、
 <きょう雛人形を飾ると良縁があるとか。>
 と書かれていたのを思い出し、いまさら良縁など必要ないが、生涯、信頼し合い、支え合える、そんなよき友はほしいな、と思ったのだった。

 昨日今日と、朝日新聞のほかに読売新聞が入っている。
 先日、Aさん宅を伺って、借りていた本と新聞の切り抜きをお返しし、その時、各社新聞の特色についての話となったのだった。
 「私の程度(Aさんが謙遜していわれた言葉)では、読売が結構面白い。……しばらく配達するように言ってみましょうか」
 と、言われたのだった。そして、読売新聞が配られることになったのである。長年、朝日新聞を購読してきたのだが、いま、読み比べているところである。
 新聞の紙面は、読者の好みによって、様々な顔を見せてくれる。
 今日は、早速、読売新聞の「雨水」の記事から、春の到来を感じながら、小さな雛人形を飾ったのだった。 

2月の庭 (色違いのクリスマスローズほか)

2009-02-18 | 草花舎の四季
 今日はまた、いいお天気だ。
 昨日は、朝起きてみると、早朝に雪が降ったらしく、冬戻りの寒い日だった。
 今日は、暖かである。
 昨夜、うまく眠れず睡眠時間が足りなかった。そのせいだろう、今朝は起床後、なかなか頭が冴え冴えとしてくれなかった。
 昨日辞任の中川大臣ほどではないが、深夜に飲んだ睡眠薬の名残りが、朝になっても、まだ神経に作用していそうに思えた。コーヒーを飲んでみてもすっきりしない。そこで、外気に触れるのが一番と、郵便局へ行くことを思い立った。
 近く結婚する姪に、お祝いを贈るための封書は、昨日整えていた。パソコンで作った、オリジナルなカードを添えて。
 
 襲いくる睡魔に耐え切れず、酔眼朦朧の記者会見を演じた大臣の醜態は、マスメディアを通して世界各国に流され、大変な失態だった。
 また、その事後処理がまずかった。
 理由はなんであれ、G7という公的な場での失敗なので、中川大臣は、帰国後早々に、潔く辞任を表明すればよかったのに、朝令暮改の類で、会見ごとに、態度がくるくる変わった。したがって、昨日は一日中、ニュースのたびに、失態の映像を伴って報道された。気の毒だったが、ああした姿を、この目で見るのは初めてで、驚きと同時に失笑を禁じえなかった。

 なぜあんなことになったのか?
 アルコールが過ぎたのか、風邪薬の飲みすぎか、腰の痛み止めの服用が原因か、ご本人にも、原因はよく分からないのかもしれない。
 私は、私自身の経験から、もしかして、睡眠薬の飲み違えでは? と思ったのだった。
 私はかつて、小さな旅の朝、血圧の薬と睡眠薬を飲み違え、2時間ばかり、意識朦朧となり、記憶の一部が途切れた経験を持っている。
 一緒に旅していた友人は、私がよほど眠いのだろうと思ったらしい。が、日頃、私自身、どんなに睡眠不足でも、人前ではなかなか眠れない方である。
 その時は、記憶喪失の原因が全く分からなかった。が、帰宅後、旅に出るとき持参した薬の整理をしていて、そこにあるはずのない、血圧の薬が残っていて、一錠余分に持って出た睡眠剤がなくなっていたのだった。いつもは半錠しか飲まないのに、一錠飲んだのだから、余計に意識朦朧となったらしい。
 そんな経験を持つだけに、中川さんもあるいはと思ったのだが……。ただ、私と違って、政治家の場合、取り返しのきかない出来事であることには間違いない。

 郵便局からの帰り、草花舎の前で足を止めた。コーヒーを飲んで帰ろうと…。
 お昼時だったが、今日は朝食が遅く、食事は欲しくなかった。そこで、コーヒーとチョコレートケーキをいただいて、安らいだ。

 ついでに、お庭を歩いた。
 先日、ブログに載せたクリスマスローズとは色の異なる、薄緑色の花が咲いていた。この花はうつむいて咲くので、手を添えて、ちょっと上を向いてもらい、カメラにおさめた。(写真 上)
 花水木(白)の梢を見上げると、丸い小さな蕾が無数ついており、その先には、今日も春めく青い空が広がっていた。(写真 下)


     

                       

 Yさんと政治問題などしばらく話し、ペリカン便で届くはずの荷物が気になったので、いつもより早めに引き上げた。
 棚に置いてあった『野十郎の炎』(多田茂治著)という本をお借りして帰った。
 高島野十郎は、私の好きな画家の一人である。