優しい日差しが、雲間から漏れている。
朝の雨は、完全に上がったらしい。
近くのスーパーで買い物をして帰ってみると、郵便物が届いていた。
その中の1通が、絵手紙であった。差出人は、半世紀前の知己。
思いがけず届いた絵手紙である。(写真)
添えられた文面は、水仙の絵の余白に、以下のように記されていた。
「お元気でいらっしゃい
ますか
そちら
今頃
雪
でしょうか
家の
庭に
咲いた
水仙
です
絵手紙を習い始めて
一年足らず
書いてみました
この香りを届けられたら…… 」(落款)
和紙のおおよそのサイズは、縦32、横40cm。このサイズに、正式な呼び名があるのかどうか。一枚が角封筒大に折りたたまれ、その一面に、宛名と差出人が記されていた。ホッチキスで、二箇所が止められて。こうした形式の郵便物も初めてである。
絵手紙の上手下手は分からないけれど、窓辺の日差しのような暖かさが、心に届いた。
懐かしい思いで、絵手紙を眺め、私は、自ら撮影した石見の水仙を葉書に添えて近況を報じ、返信をしたためた。
朝の雨は、完全に上がったらしい。
近くのスーパーで買い物をして帰ってみると、郵便物が届いていた。
その中の1通が、絵手紙であった。差出人は、半世紀前の知己。
思いがけず届いた絵手紙である。(写真)
添えられた文面は、水仙の絵の余白に、以下のように記されていた。
「お元気でいらっしゃい
ますか
そちら
今頃
雪
でしょうか
家の
庭に
咲いた
水仙
です
絵手紙を習い始めて
一年足らず
書いてみました
この香りを届けられたら…… 」(落款)
和紙のおおよそのサイズは、縦32、横40cm。このサイズに、正式な呼び名があるのかどうか。一枚が角封筒大に折りたたまれ、その一面に、宛名と差出人が記されていた。ホッチキスで、二箇所が止められて。こうした形式の郵便物も初めてである。
絵手紙の上手下手は分からないけれど、窓辺の日差しのような暖かさが、心に届いた。
懐かしい思いで、絵手紙を眺め、私は、自ら撮影した石見の水仙を葉書に添えて近況を報じ、返信をしたためた。