が、身体にいいと聞くと、簡単なことなら、すぐ試みる。
ただ、手の込んだ料理などは作る気になれないけれど。
試みてはみても、長続きしないことも多い。例えば、高血圧のために、黒豆の煮汁を飲むといいと聞き、わざわざ時間をかけて黒豆を煮て、その汁を飲もうと努力した時期がある。(私は高血圧症という病名をもらっている。)
しかし、この黒豆の煮汁は、決して口に美味しいものではなく、作っても冷蔵庫に入れたまま飲み忘れ、ついには捨ててしまうことが多かった。
結局、ひと月も続かなかった。
特に高齢者は、水分を多く取るようにと言われる。
その必要は認めても、なかなか水は飲みにくい。
老いた両親の生前にも、医者から水分をしっかり上げてくださいと、耳にたこができるほど言われた。しかし、父母はあまり水分をとってくれなかった。
私も苦手である。
ただ、私の場合、起きてすぐ、骨粗鬆症の薬を飲まねばならず、始めは渋々飲み始めた薬だが、その薬のせいで、朝、コップ一杯の水を飲む習慣だけはついた。
また、寝る前の水分は「宝水」だと聞き、身体のためにとてもいいと聞いてから(たまたま見た、NHKの朝の番組)、毎晩、寝る前の、コップ一杯の水も、飲めるようになった。
朝と夜については、優等生である。
が、日中の水分摂取量は、やはり少なすぎると思っていた。
ところが、昨日、みのもんたさんの昼の番組で、これならいくらでも飲めそうだと思う水に出会った。
それは<梅を入れた水>。(写真)
まだ飲み始めて二日しか経っていないので、決して威張れないのだが、見た目も涼しく美しく、しかも美味しくて、大いに気に入っている。
梅干に、磁気化した常温の水を注いで、<ああ、美味しい!>と、飲んでいる。
私は、この飲み方の紹介に、とても感謝している。
水分摂取を難しいと思う人には、お勧めの飲み方だと思う。