ぶらぶら人生

心の呟き

山里の温泉 2 (湯元館) 

2008-03-28 | 身辺雑記
 「ゆのや」で、食事の後、「湯元館」に入った。(写真)
 食事処に続き、館内の混雑に、またも驚く。
 更衣室に入ると、またまた女性の、大方は老女の集団!

 二団体が入っているのだという。
 (その一団は、私の住む地区の老人会の人たちで、顔見知りに声をかけられたのには、困惑した。食事処の「ゆのや」でも、団体とは別の知り人に、話しかけられたばかりだった。山里の温泉とはいっても、同じ市内にあるのだから、知り合いにあうなど、珍しくないことかもしれない。)

 脱衣場は、その一団の人たちが、ちょうど湯上がりしたばかりで込み合っていたようだ。浴室に入ってみると、人の数はそれほどでもなく、ほっとした。
 露天風呂の方が空いてるようだと、友達に誘われ、身体を流すと外に出た。
 六角形の、屋根つきの露天風呂である。
 お湯に浸っていると、外気の冷えは全く感じられなかった。
 透明なお湯はすべすべして心地よかった。体の芯から温まり、温泉の醍醐味を存分味わうことができた。
 美都温泉の泉質は、お世辞抜きで、実にいい。だからお客も多いのだろう。

 湯上がりの後は、無料休憩室で、一休みした。
 友達は、果物やお菓子を用意してくれていたので、それをいただきながら、部屋のテーブルで、語り合った。
 休憩室には、沢山のお客が談笑したり、横になったりして、思い思いに入浴後のひと時を過ごしていた。

 私は美都温泉と聞いて、山里の鄙びた温泉を思い描いていたので、少々違和感を覚えた。もっと静かな温泉情緒が味わえるだろうと勝手に思っていたのだ。が、あまりにも、人が多すぎた。
 (昨日が特別だったのかどうか? 
 客の多い方が、経営者には、いいに決まっているのだが……。)

 小さな川をはさんだ、川向こうには、昔ながらの旅館がある。そこにでも泊まって、早朝や夜の湯に浸れば、山里の興趣を楽しめるのかもしれない。
 あの川に、カジカは鳴くのだろうか?
 カジカの声でも聞きながら、湯に浸れば、別天地にいる思いがするだろう。

 友達が家まで送ってくれたので、また場所を変えての、二人だけの団欒となった。取留めのない雑談なのだが、話は尽きず……。
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山里の温泉 1 (「ゆのや」で食事)

2008-03-28 | 身辺雑記
 昨日は、友達の車で、山里の温泉に連れて行ってもらった。
 昼食を共にして、ゆっくり湯に浸ってこようと。
 美都に着くと、ちょうど12時であった。

 まずは食事ということで、温泉の傍にある「ゆのや」に入った。(写真)
 <鯖の味噌煮定食>をいただいた。さらに、食後のコーヒーを飲みながら、同級生同士の語らいを楽しんだ。
 私たちの入った後、お客は急に増えた。
 山里の食事処なのに、温泉に隣接しているせいだろう、思いの外込み合っていた。

 もう少し鄙びた風情を想像していたので、いささか驚きであった。
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