〇福岡市の東の端の国道3号線にバイパスを作るのでここ数年ずっと工事中だったのだけれども、17日についに開通したのだと。名称は「博多バイパス」というらしい。昨日の晴天と比べて、天気は曇ってきたが、産直市とスーパーに食材の買い出しに出る途中で、キイロイトリとツーリングで通ってみることにしたのだ。
古賀・新宮方向から福岡市側に向かってくると、下原あたりで内陸方向に「曲がれるよ」という新しい表示が出ている
おおお。走ってきて振り返ると、見たことのない角度からの立花山の麓の景色が。ここはどこ私は誰状態。
今までの3号線と別の6車線道路になっちゃった。
JR鹿児島本線の内陸側ってごちゃごちゃしていて道も細くて不便だったのだが、山をぶち抜いて平地に高架を立てて一気にバイパスを作ってしまったのね。
ずっと工事中のガード下の方ばっかり通っていたので、できてみて上を通ってみると、空が広い。
BGM:The Prince / Heo Sang Eun (月之戀人 歩歩驚心―麗 オリジナル・サウンドトラック)
※今日は日曜で天気ももったので、走り試してみよう、っぽいライダーの人たちが、わりと通過する(考えることはだいたい同じ><)
なんかすごい登坂。よくもまあ、山削ったな~、という感じ。(これから、このへんにもマンション建っちゃったりするのかな)
でもここを越えると、突然千早駅の裏に出て、前からある内陸側の、3号線に直線でつながるのでびっくり。
古賀とか福津から車で空港とか、大野城に行ったりするのは、香椎方面通らなくてよければ直通で速くなりそう。
いままで1本しかなかった3号線が、2本になるから、車の交通量も分散できるのではという思惑なのだろう。
たださっきも見たけど、そのバイパスに入るための入口の新宮付近の、一蘭の前の角とかの渋滞が予想されて気にはなる。
それに、切り分けられて空が広がった場所と逆に、高架のガード下になっちゃった場所、というのもあるな。
何故か道路の両側が「朱塗りの欄干」になっているのは、香椎宮がある付近だと思う。
このへんも、こんなにだだっ広くなかった。前の景色を感覚的に知ってる者から見るとすっかり変わってしまった気がする。(前に撮った写真ってあったかな…?)
3月という季節は不思議で、別れと出逢いが繰り返される。だから暖かくなった春の喜びというより、いつも春愁というか憂鬱な気分の季節になる。
喩えていえば今日の曇天のような空の気分というのか。近隣のいくつかの店が閉店したり廃業したりしていて寂しい。その一方で、こうして新しい道ができ、もしかするとそれに伴って新しい町や店ができて人が入れ替わったりするのかもしれない。日常的によく通る場所でも、見慣れない違和感が伴うことの、そういう不安がどことなく気分の底に沈んでいる。この時期に亡くなった人や失われたものの記憶がずっと心の中に傷になって残っているのか。そういうこともあるので、ただでさえ年度末と年度初めの繁忙期で大量の作業にせかされるのだが、できるだけ自分の中では、スピードを上げず、気持ちを急がせないように、喜ばず、浮かれもせず、冷静に、そろそろと物事をするようにしようと考える。(20180318)
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