
〇雑然とした業務に追われ、連続する会議の中では事なかれ主義的な思考停止や功利主義的な話に
心がささくれていくのを覚えつつ。
ニュースを見れば陰惨な事件や政治と社会の問題で殺伐とする昨今ながら。
ようやく疲れつつ家に帰ってきて、休む前に、先日撮った写真をまだ残していたので挙げておこう。
(人吉市内のお散歩のつづき・その6)
先日の胸川の堰の近くにて(最初の写真)。再びてくてく歩きのキイロイトリがお届けします:

ここが夏目友人帳で有名な天狗橋である。西人吉の方から球磨川へ向かって行くと、田園地帯の中にある。
初めてだったが、地元の人に尋ねながら、やっぱり来てしまった。


今やってる「夏目友人帳 陸」(BSアニマックス)だと「つきひぐい」が壺にはまって困っていた橋の下とか
夏目が「西村と北本」で通る高校の通学路も。このへんの景色が非常によく出てくるのだ。
この橋のあたりに、他の妖も現れたりする。
BGM:月日を重ねて / 吉森信(「夏目友人帳 音楽集 伍 陸 そこに咲いてきた花へ」)

西村が夕方、ここを自転車で走ってきて、夏目と北本に追いついてたな。
こんな感じの土手みたいなところで、夏目とニャンコ先生が昼寝してたりとか。
…などということを思い出す。この日の撮影も夕方頃。ほんとにざわざわと風が強く吹いていた晴れの日であったと思う。
静かだった。立っていると、時間が何かゆっくりと過ぎていく気がした。

なんか、夢の中に出てきそうな景色のように思えた。結構駅から遠かったけれども、また来てみたい。
日本全国の田舎の、どこにでもありそうななにげない景色。だけれども多分、全く同じ景色はどこにもなくて、ここにしかないのだろうな、と思う。
こうやって家で写真をもう一度見返しながらアニメを見ていると、済んだ空気とか水の流れる音とか、そこにいた時の感覚が思い出されて蘇ってくるのもよいものである。
BGM:きみのうた /安田レイ (20180529)
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