
○今朝はちょっと市内の神社の森をお散歩。気を味わったり、写真をとったりするのもよいらしいので、参道を探索するたれぱんだ。去年の5月は山登りをしたのだが、今年は体調のこともあって散歩に留める。検査では肺炎までには至らず風邪対症療法で済みそうだった。でもまだ咳が出る。ここのところ空気が乾燥気味だったために呼吸器系が治りにくかったのだろうか?森の中でマスクをはずして深呼吸すると、咽喉も呼吸もずっと楽だった。平地ながら滴るような新緑の芳香と、山ほどではない里の森林の穏やかな気を感じながら、しばらくぼんやりと楽しむことにした。


つつじも藤もそろそろ終わり気味?だが、池の畔の菖蒲は青や黄色のが咲いているところ。


本日のBGM:Im wunderschonen Monat Mai (Schumann 「Dichterliebe」 Br. Olaf Bar/p. Geoffrey Parsons CE33-5221)
日本には桜の歌はやたら多いようだけれども、こういう景色だったら鼻歌は自然と「美しき五月」(「詩人の恋」)。しかし、この旋律は私の遠い回想を誘い、このCDを買った頃あたりの恋の記憶にまで意識が急に遡及してしまい、ヘッセの「クヌルプ」のように心は彷徨う。(20100509)



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