〇この1か月で相当疲弊した感がある。このブログの入力も時々お休みしてしまった。
職場の激変とか、買物しにくくなったとか、体調とか、今までしばらく読まなかったジャンルの本をいろいろ読むようになって既読のものまで何か印象が前と違うとか、また人生の状況というか雰囲気がちょっと変わってきたということもあるかもしれない。
(写真:先月、大分県境に近い地区の町役場前で休憩中のキイロイトリ)
BGM:青いイナズマ / KinKi Kids(林田健司の原キーのcover version)
25周年記念どんなもんヤ(文化放送)を聴いて以来、つい「自分はなぜKinKi Kidsに興味を持ったのか」という事を初心に帰って思い出し、ラジオが始まって数年あたりの音楽、だいたいCDデビューの前後あたりの音源を探して聴いている。
1995~96年頃、まだバブル景気と言われた90年代前半の(こないだ遅番で偶然見たモーニングショーの玉川さんの言うような「先進国になりそこねた日本の」)残り香みたいなのが残っている、「ゆとり」少し前の「昭和の最後」生まれくらいの中高生の人の感じ。まだ携帯電話なんかなくてPHSがあるかどうかという位の。ここからだんだん就職氷河期とかいわれてくるところの。
それで自分も、林田氏の青いイナズマの8cmのシングルCDを持ってる。SMAPより前に。
KinKiがPet Shop BoysだのTake Thatだのいろいろカバーしてるのを見てた頃に、これもどこかで見てる。なんか凄まじくえらいもんを今見てるぞ。これって見ていてもいいもんなのか、自分…という気が当時もした、密かに。(愛されるより愛したいのPVとか、薔薇と太陽とかも、たいがいだったが、デビュー前からKinKiはこうなのだ。本人たちがわかってるのかわかってないのか知らないが)
多分小学生位だった頃の江口拓也少年が堂本剛くんの金田一を見てたというあたりはこのへんなんだろうな。自分も覚えている。
二十数年前にもなってしまうが、この頃も、自分の人生の雰囲気が少しずつ変化し始めた頃だった。もしかすると、これを再び思い出して聴いている今も、そうだったりするのだろうか。(20191101)