○また台風15号が接近し、局地的に豪雨が発生している。うちの方も昨夜から断続的に降ったりやんだりの中、この週明けの作業の詰まった最中というのに、ついにバイクが故障し、修理を待つ間は徒歩で通勤往復することになった。片道15~20分とみて、いつもこのくらい毎日歩けよ、って話なのだが、自宅と会社間で運んで移動する機材というか荷物が多すぎていかん。腰を痛めぬように鞄を軽くしないと…と改めて思い、今日は帰りの荷物を極力減らしてデスクの工房に泊めてきた。L'Arcも「成人式で~す♪」とか言っていい年なのに若い者を相手に暴れておった(笑)が、昨日あたりからニュースを見てたら「ポール・マッカートニーさん再々婚」とか出てて、この人はほんとに精力的というか、無縁枯淡な自分のような人生とは全然違うタイプで凄いなあ(でも自分が小中学生時にほぼ最初にはまった歌手というかアイドル?の一人なんだけどねえ)と改めて驚嘆するのであった。敬老の日記念でもないけれども、そんな「尚々盛んな」話にちなんで(?):
本日のBGM
Eleanor Rigby + Enjoy the Silence / Depeche Mode vs The Beatles のmash up (youtube)
エンジョイ・ザ・サイレンス自体、新旧古今東西みんな「いぢりすぎ」なくらいに加工物がyoutubeにアップされまくっている上に、エリノア・リグビーにも多々mash upがあるけれども、こいつらをもってきてシンプルに「そう来たか~」というこれを。どっちも自分が元のを聴き馴染んでいる曲で、DMでもオリジナルじゃなくてdubのmixの1つの方(このシングルCDも、うちにあるし^^)を、若干元歌よりピッチというか速さを速くして使ってるのもミソだし、そこにPaul McCartneyの声をうまく分けて合わせて、そのまんま乗っかっちゃってるので、聴こえると「ぷっ」と笑ってしまう。元歌の美麗な旋律こそ有名だが、実はこの21世紀の日本の高齢化無縁社会を20世紀に既に先取りしていた英国社会を象徴するようなシニカルなビートルズの歌詞と、一方ひたすら僕ちゃん内向き内向きにwords are very unnecessary~なマーティンの歌詞とが、改めて思い出されると案外不思議な組み合わせの世界観だったりなんかして。
こういう所業は、年上の原曲至上主義ビートルズファンには「ポールに失礼なことをするな」と怒られそうだけど(笑)、80年代育ちのワシらには「おおー、それだ」「どっちも好きだから、あり」な感覚かもしれない(確かに「これ誰得よ?」と言われたらウケるのはDMファンの方にか^^)。80~93年頃のデペッシュ・モードと、ビートルズの共通点は(ってDMがロックじゃないとかぴこぴこ系だって先入観の人々に言ってもあまり信用してもらえないかもしれんが)、英語の歌詞の韻律と歌の旋律やリズムがすごく合っていて、英語圏の人間なんかじゃ全然ない自分ですら、耳から歌詞がすっと入って覚えやすく(People Are Peopleとか、すぐ覚えて大合唱できるでしょ?)、しかもその歌詞が簡単そうでいてすごーく微妙な意味だったりするところ、だと密かに昔から思っているのです。 (※写真:新大阪駅改札口を通るキイロイトリ) (20110920)