「ゆわさる別室 」の別室

日々BGMな音楽付き見聞録(現在たれぱんだとキイロイトリ暴走中)~sulphurous monkeys~

20060429

2006-04-29 | 矮小布団圧縮袋

○「絶対ダメ」と思うか「感動」と思うか、激しく賛否両論らしい『リバティーン』を観に行く。チョコレート工場はまだ見てない(爆)自分は、こういう映画こそ観ちゃう(笑)。少なくともネバーランドよかこっちかな(おいおい・爆)という自分も不良なのかと^^。教訓=「“ちょいワルおやじ”なんて半端なのは駄目だ。ワルは本当のワルでなきゃ無意味だ。だいたい本当のワルってえのは「おやじ」になる前に成仏(以下省略・笑)」というような要するに「どーしょーもねーなー(笑)な不良」の話です。こりゃあ、基本的に「ロックとは何か」を理解できない人、その人生の落伍者のきったなく汚れ崩れていくドラマが最悪で可愛いというのがわからない人、特に「美形でかっこいいジョニー」のファンでハッピーな恋愛成功劇でないとイヤな婦女子の人、にはカタルシスが無くて絶対薦められない映画(笑)なんで(こりゃSecret Windowみたいに興行成績的にも良かぁあるめえと思う^^)。それに江戸時代なら江戸や大坂や京都の方がまだいいな^^同時代のヨーロッパっていうとどうも「窓からおまるの中身を捨ててる」的なイメージであれじゃペストも流行るさ、みたいな(すみません^^;;)あんましタイムマシンじゃ行きたかないんですが^^そういう時代考証的なとこもリアルにむんむんしてどうしてこんなにきったないんだ!^^だし。だがわたくし的には結構このロックミュージシャン的情けなさといい加減さにカタルシスがあって、あの「卑怯な悪い笑い」を結構堪能できるんでよかったです。大体今日びの日本の微温的な若い人々に好まれる愛と感動のハッピーで甘い映画じゃないんですよ、むしろ70年代的というか映画館を出るときについひらひらと「ジョニー歩き」になってしまう、って仁侠ヤクザ映画かこれは(爆)やっぱジョニーデップといえば「へたれ」でしょう(笑)。ラストのマルコビッチのあの表情のとこなんか見てたらあたしゃちょっとうるっと来たな(マルコビッチって声がすっごく良いなあ^^と今回気づいた。他のも見よっと)。ちょっと「フレディに似てる!?」とかいうのも笑えた(いいのかそれって)。帰ってからはキンキラ(LF+R)を聴く。おかあさん、熱い(笑)。考察:KinKiにせよジョニデにせよ、アイドル的には「婦女子の夢」ってのは興行的に大事なのか。曲者だよな。…あたしの見てる「夢」ってのはそういうのじゃない?のを見てるのか、それともそこに含まれるものなのか、どうなのか(爆)
(20060429)

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