みーばい亭ブログ

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ちびムラサキ生誕一周年!

2018-03-10 21:17:28 | 2017年ムラサキオカヤドカリ繁殖記録

一説によると、節分の頃はおこーこ(香々)が漬かる時期で、その漬かったばかりの香々、つまりおしんこ(新香)を巻いて食べたのが恵方巻の初まりとか。
というわけで、ほどよく漬かったお新香を手にご近所を一回りしてきた「わらしべおばさん」の活躍で、一年物の若牡蠣がどっさりと届いたみーばい亭。

まずは焼牡蠣。
どちらさんも異存おまへんな?
お次は酒蒸し。
異存アリ!と手をあげなすったそこの兄さん。
話は最後まで聞きなはれ。
たしかに牡蠣の身からは味は抜けますがね、旨みのしみ出た汁が残りまっしゃろ汁が。
この汁にバターと醤油でコクと味を入れ、飯にぶっかけてグラタン皿に盛り、チーズをトッピングしてオーブンに。
なんか文句おますか?
残りは・・・さすがに食べきれまへんさかいに、剥き身にして生姜をきかした時雨煮に。
こいつを炊きたての飯に汁ごと混ぜて錦糸卵を乗っけてわしわしと掻きこんだ日にゃ兄さん、寿命が10年延びまっせ。
毎年これ食ってりゃ、次の「reversal of geomagnetic field」まで生きられるかな?
ま、それまでに人類が滅ぶか(^^;

もちろん、慈愛に満ちた管理人は、水槽の甲殻軍団にもおすそ分け。

浅蜊もええけど、やっぱり貝は磯物にかぎるのぉ。
ってか?
そら、美味いやろ。
値段がちゃうもん(^^;

閑話休題(それはそうとして)

3月9日は改造衣装ケースケージでわらわら蠢いている、ちびムラサキ生誕1周年のバースデーである。
で、メンテのついでに身体測定など。
こちらはお兄ちゃんの2015年組。
2015年7月21日孵化だから、まもなく生誕1000日を迎える。
現在の前甲長(sl)約7㎜。
前甲長って鋏の幅やんけ!と、ツッコまれたそこのアナタ。
おっしゃる通り大鉗脚掌部幅でございます。
以下、仲宗根幸男先生の「沖縄島南部及び久高島におけるオカヤドカリ類の生態的調査」よりの引用。

前甲長と大鉗脚掌部幅の相対成長式では、ナキオカヤドカリの雌雄、ムラサキオカヤドカリの雌雄とオカヤドカリの雌は相対成長係数が0.9862~1.0453の範囲にあり、ほぼ1に等しく当成長であった。すなわち、3種類とも前甲長と大鉗脚掌部幅の相対成長速度はほぼ等しいことを示した。


ということで、ご納得いただけましたでしょうか?
で、2017年春生まれの1年組は、
上の大きい方でsl3㎜、小さい方でsl2㎜。
まだまだ可愛い盛りでございます。

さて、sl20㎜のお父ちゃんに追いつくまで、あと何年かかるかな?

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