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先月、一部を乾燥砂と交換したばかりなのに、梅雨の瘴気と湿気でどんどん重くなるオカヤドカリ槽の底砂。
濡れ過ぎた砂は気持ちが悪いので、雨の止み間に再び砂交換。
オカヤドカリ槽に敷くのは、あくまで「湿った砂」であって「濡れた砂」ではないので、初心者のオカヤド飼いさんはご注意を。
どうも飼い主がその辺の機微を理解していなくて、びちゃびちゃの砂で不快な思いをしているオカヤドカリが多そうなので老婆心まで。
さて、画像は2017年3月9日孵化だから、本日で864日、2年と3か月を過ぎて3度目の夏を迎えるムラサキオカヤドカリの仔ヤドたち。
例によってメンテナンスのついでに砂上にいた7匹の身体測定。
おおむね前甲長5~7㎜程度。
自然界の2年物より若干成長が早いようだが、飼育下ではこんなもんか。
19年目を迎えたお父ちゃんもまだまだ元気だし、こいつらとも長い付き合いになりそうで(^^;
ヤドカリの種類や飼育環境が分かりませんが、飼育されているのがナキオカヤドカリかムラサキオカヤドカリで、ヤシガラを脱皮床として使用されるのであれば適度に湿らせてください。
水で戻してギュッと固く絞った状態を維持できれば理想的です。
マットの水分維持のノウハウはカブトムシの幼虫飼育と一緒ですから、そっち方面のサイトが参考になると思います。
私も昔、ヤシガラの脱皮床を試したことがありますが、年間を通して恒常的に環境を維持するのが難しいので、結局珪砂に戻しました。
そういうわけで、経験に即した有効なアドバイスはできませんが、ヤシガラのみで長期飼育されるなら、ヒーターの設置などに工夫がいるかと思いますので、早めに準備されることをおすすめします。