爽やかな秋晴れの休日。
気温は27℃くらいまで上がったけど、先日の台風でかきまわされた日本海の磯は水温23~24℃。
1時間ほど潜っていたらさすがに冷えた。
体温を奪われた身体を温め、消耗した体力を回復させるには、なんといっても液体のごはんが一番。
というわけで、まずは一本義を大ぶりのきき猪口に注いで「ぐいっ!」
アテは、ヒラマサ、バイ貝、そして新鮮な雲子(ダダミ)を原了郭の一味と自家仕込みのポン酢で和え、さらに究極のイカ「アオリ」を刺身に造る。
もちろん切れ端は水槽にぽちゃん。
おおっ!そこに居るのは・・・。
難しいのは解っているのだけど、ヤドカリ愛好家を魅了してやまない禁断のエメラルド・アイ。
かつてのヤドカリ研究所員の諸先輩方には及ぶべくもないけど、管理人もそれなりに経験を積んできたし、ここ数年水槽も安定しているし、もちろん魚もいないし・・・。
もう一度、初心に戻って勉強させていただきます。
とか、云っている間に、水槽のアオリイカには、
ユビナガホンヤドカリが一番乗り。
続いて機動力のあるスジエビモドキがゲット。
残り少ないイカ肉を取り合うのは、ケブカヒメヨコバサミとケアシホンヤドカリ。
やっぱり、人間が食って美味いもんは甲殻類が食っても美味いんやなぁ(笑)
と、彼らと一緒にほろほろと酒を過ごし、〆は土鍋で炊き上げた新米に、ガマエビの剥き身をのせ、紫蘇の実を散らした「ガマエビ丼」。
アメイジング!
まんぞくまんぞくと、酔い醒ましの柿をかじりながら水槽をのぞくと・・・。
水合わせ、餌付け、あっさり完了(^^;
いたらない管理人ですけど、今後ともよろしく。