富士の裾野でのゴジラとキングコングの一騎打ち!
モスラ、ゴジラ、バトラが三つ巴の激闘を繰り広げた横浜みなとみらい。
数ある東宝怪獣映画の名シーンの中でも、特に印象に残っている「ロング・ショット」である。
そう、レッドキングでもギラドラスでも、テレビでタダで見られる怪獣をわざわざ映画館へ見に行くのは、偏に、このロングが見たいからに他ならない。
もっともガキの頃は、そんな面倒臭いことなど考えてもいなかったが、今から思えば冗談のような小さなブラウン管で、怪獣とウルトラマンがギリギリいっぱいフレームインするような怪獣番組を、ちまちまと眺めていた長屋の小倅にとっては、たまに出かける映画館で、たっぷりと予算をかけたと思われる、広々としたジオラマセットを縦横無尽に暴れ回る怪獣を鑑賞するのは、この上ない贅沢だったのだ。
「キングコング対ゴジラ」が公開されたのが1962年。
云わずと知れた高度成長期の真っ只中。
「ゴジラVSモスラ」は1992年。
陰りはあったものの、まだまだバブルのイケイケ感が残っていた時代。
どちらも閉塞感のないのびのびとした社会経済の中で制作された、余裕たっぷりの怪獣映画である。
記録によると、奇しくも昭和、平成それぞれのシリーズの中で、共に最高の興行収入をあげたとか。
好景気→高予算→ロングの多様→面白い
特撮が手作りだった時代の愛すべき法則である。
でなことを、考えながら妖怪とサルラックをいつもよりロングで撮ってみた。
ていうか、引かないとフレームに入らない。
どこまで巨大化するんや?こいつら。
景気悪いのに・・・。
モスラ、ゴジラ、バトラが三つ巴の激闘を繰り広げた横浜みなとみらい。
数ある東宝怪獣映画の名シーンの中でも、特に印象に残っている「ロング・ショット」である。
そう、レッドキングでもギラドラスでも、テレビでタダで見られる怪獣をわざわざ映画館へ見に行くのは、偏に、このロングが見たいからに他ならない。
もっともガキの頃は、そんな面倒臭いことなど考えてもいなかったが、今から思えば冗談のような小さなブラウン管で、怪獣とウルトラマンがギリギリいっぱいフレームインするような怪獣番組を、ちまちまと眺めていた長屋の小倅にとっては、たまに出かける映画館で、たっぷりと予算をかけたと思われる、広々としたジオラマセットを縦横無尽に暴れ回る怪獣を鑑賞するのは、この上ない贅沢だったのだ。
「キングコング対ゴジラ」が公開されたのが1962年。
云わずと知れた高度成長期の真っ只中。
「ゴジラVSモスラ」は1992年。
陰りはあったものの、まだまだバブルのイケイケ感が残っていた時代。
どちらも閉塞感のないのびのびとした社会経済の中で制作された、余裕たっぷりの怪獣映画である。
記録によると、奇しくも昭和、平成それぞれのシリーズの中で、共に最高の興行収入をあげたとか。
好景気→高予算→ロングの多様→面白い
特撮が手作りだった時代の愛すべき法則である。
でなことを、考えながら妖怪とサルラックをいつもよりロングで撮ってみた。
ていうか、引かないとフレームに入らない。
どこまで巨大化するんや?こいつら。
景気悪いのに・・・。