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セルゲイ・ラフマニノフの3つのロシアの歌作品41を聴く

2010-04-05 06:21:08 | 古典~現代音楽ロシア編
昨日はウォーキングを休みました。
途中聴いたのは、ラフマニノフの作品。
彼の略歴については以前触れたので省略する。
3つのロシアの歌作品41は、1926年に作曲が完成したもので、
指揮者ストコフスキーに捧げられた作品で、
翌年ストコフスキー指揮、フィラデルフィア管弦楽団により初演されている。
聴いたCDは、ユージン・オーマンディ指揮、
フィラデルフィア管弦楽団、テンプル大学合唱団の演奏のものである。

第1曲「ほら!あそこに木の陰が」は、
民話風のストーリーを持った作品である。
自然の大地を思わせる管弦楽の前奏に続き、
ロシア民謡風の歌がバスによる男声合唱のユニゾンで歌われ、
管弦楽は時々印象派の音楽を思わせるほど描写的である。
第2曲「ああ、いとしひと」は、アルトのユニゾンで始まる。
歌詞は第1曲同様クルト・シントラーによる英訳である。
自分を捨てた恋人に対する若い娘の嘆きが伝わってくる作品である。
第3曲「早く早くお化粧を落として」は、
アルトとバスのユニゾンが英語で歌い始める。
浮気をした若い妻が、純潔を装うが夫にばれてしまうという話らしい。
軽快に歌われるその旋律は、いかにもロシア民謡らしい。

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