Mars&Jupiter

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グリマス(グリマース)の「武器をとれ、武器をとれ」を聴きながら、星川から三枚町まで歩く

2009-12-09 06:00:01 | 中世・ルネサンス音楽声楽曲・合唱曲編
昨日は星川から三枚町まで歩きました。
途中聴いたのは14世紀後半に活躍したグリマスの作品。
彼の生涯についてはよくわかっていないが、
マショーと同時代に活躍した作曲家である。
5曲ほどのシャンソンが残され、作曲者として知られている。
今回聴いたCDはデイヴィッド・マンロウ指揮、
ロンドン古楽コンソートの演奏による。
「武器をとれ、武器をとれ」は、好戦的なイメージのタイトルに対し、
歌われる旋律は4声よる軽快で華やかでのどかな感じである。
愛の苦しみながらも負けないぞと自分の心を奮い立たせているような
そんな楽しい感じの中世フランスの詩形のヴィルレーによる曲だ。
「武器よとれ」と繰り返されることばは、一緒に行動し、
私に力を貸してくれというような意味合いがあるらしい。

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