昨日は三枚町から西谷駅まで歩きました。
途中聴いたのは、1873年生まれのラフマニノフの作品。
ピアノ三重奏曲第1番ト短調は、1891年に作曲された。
モスクワ音楽院在籍中に書かれた単一楽章による作品で、
「悲しみの三重奏曲」とも言われ、彼の死後モスクワで初演された。
聴いたCDはボロディン・トリオの演奏によるもの。
チェロとヴァイオリンがさざなみのように繰り返す音型の上に
ピアノが主題を奏でる「慟哭のレント」から始まる。
ラフマニノフらしく叙情的で感傷的な旋律である。
やがて、ピアノが伴奏にまわり、チェロ、ヴァイオリンと主題を奏で、
両者が対話するようにその旋律を扱っていく。
そして次にヴァイオリンが対照的に明るい甘美なもう一つの主題を奏で、
チェロと絡み合いその旋律を繰り返していく。
そしてそれらの主題はドラマティックに展開されていき、
その展開部のところでの扱いも若い時期の作品にしてはなかなかである。
再現部はチェロが第一主題を奏して、ヴァイオリンが引き継いで始まる。
両者で絡み合いながら他の主題も繰り返される。
最後はチェロとヴァイオリンが第一主題を繰り返す中。
ピアノが葬送行進曲風に奏で、静かに終わる。
途中聴いたのは、1873年生まれのラフマニノフの作品。
ピアノ三重奏曲第1番ト短調は、1891年に作曲された。
モスクワ音楽院在籍中に書かれた単一楽章による作品で、
「悲しみの三重奏曲」とも言われ、彼の死後モスクワで初演された。
聴いたCDはボロディン・トリオの演奏によるもの。
チェロとヴァイオリンがさざなみのように繰り返す音型の上に
ピアノが主題を奏でる「慟哭のレント」から始まる。
ラフマニノフらしく叙情的で感傷的な旋律である。
やがて、ピアノが伴奏にまわり、チェロ、ヴァイオリンと主題を奏で、
両者が対話するようにその旋律を扱っていく。
そして次にヴァイオリンが対照的に明るい甘美なもう一つの主題を奏で、
チェロと絡み合いその旋律を繰り返していく。
そしてそれらの主題はドラマティックに展開されていき、
その展開部のところでの扱いも若い時期の作品にしてはなかなかである。
再現部はチェロが第一主題を奏して、ヴァイオリンが引き継いで始まる。
両者で絡み合いながら他の主題も繰り返される。
最後はチェロとヴァイオリンが第一主題を繰り返す中。
ピアノが葬送行進曲風に奏で、静かに終わる。