Mars&Jupiter

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セルゲイ・プロコフィエフのワルツ組曲作品110を聴く

2012-05-08 06:28:53 | セルゲイ・プロコフィエフの作品
昨日はウォーキングを休みました。
今回とりあげるのは、1891年生まれのプロコフィエフの作品。
ワルツ組曲作品110は、1940年から1946年にかけて作曲され、
1947年に初演された作品だが、過去に作曲された作品の中の、
バレエ音楽「シンデレラ」やオペラ「戦争と平和」などから、
ワルツ音楽を集めたもので、このCDでは6曲あるうちの、
第2曲と第5曲と第6曲の3曲が選ばれ、演奏されている。
聴いたCDはネーメ・ヤルヴィ指揮、
スコティッシュ・ナショナル管弦楽団の演奏によるもの。
第2曲「宮殿にて(「シンデレラ」より)」は、
ワルツのリズムに乗り、弦楽器が主題を奏で、
木管楽器が絡んでいくが、荒々しく大げさな部分があり、
木管楽器の扱いやその旋律がプロコフィエフらしい。

第5曲「大晦日の舞踏会(「戦争と平和」より)」は、
低弦の速い動きに木管楽器とヴァイオリンが絡み、
躍動的な感じの音楽が終わったあと、
甘いワルツの旋律がヴァイオリンにより奏でられ、
金管楽器が絡んでいき、華やかさも加えていく。
途中速度をあげ盛り上がったあと、再びワルツの主題が現れ、そっと終わる。
第6曲「幸せ(「シンデレラ」より)」は、
ワルツのリズムに乗ってヴァイオリンが主題を奏で、
これも大げさな感じで、荒々しくプロコフィエフらしい音楽である。
最後は盛り上がったところで突然終わる感じである。
コメント
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