Mars&Jupiter

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ヴァディム・サルマノフの交響曲第1番ニ短調を聴く、そして三枚町から菊名駅まで歩く

2012-05-07 05:32:34 | 古典~現代音楽ロシア編
昨日は三枚町から菊名駅まで歩きました。
昨日聴いたのは、1912年生まれのサルマノフの作品。
交響曲第1番ニ短調は、1952年に作曲された。
聴いたCDはエフゲニー・ムラヴィンスキー指揮、
レニングラード管弦楽団の演奏によるもの。
第1楽章ラルゴ-アレグロは、ラルゴの導入部から始まり、
管楽器群がコラール風の旋律を奏でていく。
ホルンが歌うように旋律を奏で、木管楽器が引き継いでいく。
やがて、アレグロの主部に入り提示部となる。
悲愴感漂うが勇ましい感じの第一主題が奏でられる。
続く第二主題は叙情的な旋律を弦楽器が奏でる。
これらの主題をもとにした展開部、再現部を経て、
最後金管楽器と打楽器を中心に盛り上がりをみせて終わる。

第2楽章アンダンテ・ノン・トロッポは、
古典的だがやや感傷的な旋律が弦楽器によって現れ、
その主題を繰り返しながら、シャコンヌ風に展開される。
やがて、金管楽器や打楽器も加わり盛り上がりをみせ、
それがいったん静まると弦楽器と木管楽器のやりとりが続き、
再び弦のピチカートで主題が繰り返され、
再び金管楽器を中心に盛り上がりをみせたあと、
再び静まり、弦楽器と金管楽器が静かに旋律を奏でて終わる。
第3楽章プレストは弦楽器による軽快な旋律が奏でられて始まる。
木管楽器と弦楽器が絡みながら、さらに金管楽器と打楽器が荒々しく絡む。
もう一つの大らかな感じの旋律も現れ、これらの旋律を中心に展開されていく。
最初の旋律は木管楽器や弦楽器により変形され繰り返され、
そして二つ目の旋律が弦楽器により再び奏でられ、
打楽器と金管楽器が加わり盛り上がりを見せ、最後力強く終わる。
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