Mars&Jupiter

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ティホン・フレンニコフの交響曲第3番イ長調作品22を聴く、そして緑園都市から二俣川まで歩く

2012-05-17 04:47:14 | 古典~現代音楽ロシア編
一昨日は一日忙しくウォーキングを休みました。
昨日は緑園都市駅から二俣川まで歩きました。
今回とりあげるのは、1913年生まれのフレンニコフの作品。
交響曲第3番イ長調作品22は1973年に作曲された。
聴いたCDはエフゲニー・スヴェトラーノフ指揮、
ソ連国立交響楽団の演奏によるもの。
第一楽章アレグロ・コン・フォーコは、フーガである。
金管楽器の強烈な音と打楽器の強烈なリズムに始まり、
ショスタコーヴィッチ的で、荒々しさと共に諧謔的な感じである。
弦楽器の速い動きに、金管楽器が絡んでいき、一気に終わる。

第二楽章アンダンテ・ソスティヌートは、間奏曲である。
弦楽器の伴奏の上でファゴットがゆったりと旋律を奏で、
他の管楽器も絡んでいくが、やがて弦楽器が奏でる旋律は、
過去を回想するかのように叙情的である。
金管楽器が加わりながら徐々に盛り上がりをみせていき、
それが終わったあとは静まり金管楽器のコラール風の音楽が続き、
再び弦楽器が叙情的な旋律を奏で、フルートなど管楽器が絡んでいく。
そのあと時計の音のような音型を繰り返し、最後は弦楽器により静かに終わる。
第三楽章アレグロ・コン・フォーコのフィナーレ楽章は、
荒々しく始まるが、シロフォンが加わり軽快な感じがプロコフィエフ風でもある。
いったんそれが終わると弦楽器がゆったりとした旋律を奏で、
金管楽器と対話するように交互に旋律を奏でていく。
徐々に盛り上がりをみせ、トランペットが鳴り響いたあと、
再び弦楽器と金管楽器で交互に奏でていく部分が繰り返される。
クラリネットとファゴットなど木管楽器でおどけたような旋律を奏で、
再び弦楽器が速い旋律を奏で、シロフォンが活躍し、
金管楽器も加わり盛り上がりを見せながら、最後力強く終わる。
コメント
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