Mars&Jupiter

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アラ・パヴロワの交響曲第3番を聴く、そして二俣川から鶴ヶ峰まで歩く

2012-05-28 05:42:03 | 古典~現代音楽ロシア以外の旧ソ連編
昨日も二俣川から鶴ヶ峰まで歩きました。
そろそろロシア・ウクライナ編も今回で終わりにしたい。
昨日聴いたのは、1952年生まれのパヴロワの作品。
交響曲第3番は2000年に作曲された。
彼女が住んだニューヨークにあるジャンヌ・ダークの像に
インスピレーションを得て作曲した作品のようである。
聴いたCDはオリガ・ヴェデルニコワのヴァイオリン、
アレクサンドル・ヴェデルニコフ指揮、
ロシア・フィルハーモニー管弦楽団の演奏によるもの。
第1楽章は、軽快な一定のリズムに乗って、
弦楽器がゆったりとした旋律を奏でたあと、
ギターや管楽器などがそれを受け継いでいく。
旋律はやや東洋風で舞踏的であり、映画音楽を思わせ
この旋律は様々な楽器により繰り返されていく。
そして独奏ヴァイオリンがもう一つの感傷的な旋律を奏で、
これはフルートや弦楽器、他の木管楽器などにより繰り返される。
この2つの旋律が繰り返されながら、
盛り上がりと静けさが交互に現れて最後静かに終わる。

第2楽章は、ゆったりとした感傷的な旋律が奏でられ、
それが繰り返される短い楽章である。
第3楽章は、弦楽器により繰り返される音型の上で、
フルートが悲しげな旋律を奏でて、弦楽器がそれを引き継いでいく。
徐々に盛り上がりをみせたあと、いったん静まり、
再び主題が奏され、繰り返されて最後静かに終わる。
第4楽章は、躍動的な音楽で始まり、金管楽器が高らかに旋律を奏でる。
独奏ヴァイオリンが入ったあと、弦楽器により第一楽章の2つの主題が現れる。
途中再び独奏ヴァイオリンが活躍する場面が何度かあり、
弦楽器や木管楽器がそれを受け継ぎながら、
チェロ独奏、フルート独奏とも絡みながら、
ロマンティックな音楽を展開し、最後おだやかに終わる。

なお、今回までとりあげたロシア・ウクライナ編のCD等の情報は、
以下のアドレスの各分野のところで赤字NEWで示してあります。
http://www1.ocn.ne.jp/~bocchi07/composer_home.html
参考にしていただければ幸いです。
コメント
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