Mars&Jupiter

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ラングストレムの交響曲第2番を聴きながら、横浜から鶴ヶ峰まで歩く

2007-04-28 05:34:09 | 古典~現代音楽スウェーデン編
昨日は横浜から鶴ヶ峰まで歩いた。
いつも歩いている道なのでつらいとかいうことはない。

でも、電車だったら横浜から二俣川までは相鉄線で11分である。
こんなことにわざわざ時間を割くなんてと思う人もいるだろうが、
私にとってはささやかな挑戦なのだ。

昨日の朝、血圧を測ると最高が140代であった。
今まで朝に血圧を測ると最高は160~180のあたりで、
どんなによくても150代であった。
それがなぜか今日は140代だったので驚いた。
歩くことを毎日継続することは大切なのかと実感した。
だからこそ、今日も鶴ヶ峰まで歩いたのである。

おきまりのコースを歩くと退屈になることがある。
その退屈さをしのいでくれるのが音楽だ。

今日聴いたのはラングストレムの交響曲第2番である。
1884年スウェーデン生まれの彼のこの交響曲は、
「祖国」という表題が付いていて、1919年9月に完成し、
ロマンティックな作品であり、わかりやすい。

4楽章からなるこの交響曲の第一楽章の主題は、
印象的であり、大げさな感じもするが、
一度聴いたら忘れないだろう。

第二楽章はフランス音楽にみられる詩的な世界が広がる。
途中ソロ・バイオリンが歌う旋律も美しく、
叙情的で、心に訴えてくる音楽である。

第三楽章の冒頭は勇ましい感じで始まる。
圧倒的な勝利へと向かっていくかのようでもある。
なんとなくその辺がショスタコヴィッチっぽくもある。
作曲年代から考えると第一次世界大戦終結と
何らか関係があるのかもしれない。

歌は世につれとはいうけれど、
交響曲もその時代を反映しているのかなと思ったりもする。
コメント
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