そりゃおかしいぜ第三章

北海道根室台地、乳牛の獣医師として、この国の食料の在り方、自然保護、日本の政治、世界政治を問う

鳩山由紀夫はバカである

2010-10-26 | 政治と金

ベトナムのハノイで、鳩山由紀夫前首相が「議員を続けることで、こうした会議にも出られる。議員を続ける方向で検討している」と発言している。この男について、もう評論するつもりはないと思っていたが、この馬鹿さ加減にはあきれるばかりで、Photo何度も国民を裏切ったことについて、何ら悔悛もない無頓着さに釘を刺したい。

金権政治と官僚と利権の奪い合いの権力抗争をやってきた、自民党政権を潰した男である。内容はともかく、政権交代を多くの国民が望んだ。その先に、鳩山由紀夫が輝くようにいたのである。誰もが期待を込めて、彼の政治を待っていた。

彼の発言を拾ってみると「普天間は最低でも県外、国外が望ましい」とか「1990年比でCO2を2020年までに25%削減する」あるいは「東アジア共同体構想」をぶち上げるな高い理念を述べていた。政治には“友愛”が必要だと、誰もが期待をしたものである。少なくとも彼の言葉を疑わなかった人たちは、大いに歓迎した。

ところがこれらのことごとくを彼は自らの手で潰していった。とりわけ、できもしない普天間基地の移転については、政権交代した今だからこそ県外あるいは国外移転が可能と思わしめたものである。世間知らずの単なる政治音痴であることが、普天間問題で鮮明になった。

とりわけ「首相を辞めた人物が、その後影響を行使してはならない」と、殊勝なことを言って政界引退を明言していた。仄めかしたのではない。この男はきっぱりやめると言ったのである。これまでの政策提言なら、多少の経過や解決までの時間や地ならしが必要なことはあっても仕方ない。あるいは目標値が多少落ちても、国民は認めるであろう。何せ政権交代したばかりだからと・・・・

ところが今回は、自らのことである。実行に何の障害もないはずである。自らの功名心以外は。鳩山由紀夫は、とても優しくて友達付き合いも良くて、立派な学業を修めた優秀な脳を持った人物である。が、結局はバカである。せいぜい趣味の会の役員をやるのが相応しい。国会議員、ましてや首相を担う器などではなかったということである。鳩山由紀夫は大バカ者である。

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