まらずもうブログ

日本まらずもう協会公式ブログ

幕内の結果(十三日目)

2011-11-25 12:00:02 | 取組結果

○ 雲虎(13-0)

 きのうは毛呂乃に「なんか連勝しすぎ」と責められて、毛呂乃様のご機嫌を損ねたのではないかとびくびくしながら一夜を過ごした雲虎だが、起きてみれば股間がむずむず、はち切れんばかりの快勝。「まだまだ大日本毛呂乃教のご加護は強い」と、ほっと一安心。優勝争いもチキンレース状態になってきたが、横綱が優勝争いからさいしょに脱落するわけにはいかない。

 

○ 摩羅の川(13-0)

 昨日の昼は、九州場所にちなんだ奥様手製の「明太子パスタ」を食べ、博多の街の雰囲気を味わった摩羅の川。これで九州場所優勝へ向けて勢いを付けたいところ。今朝の取り組みは本体が目覚めてから、まらがムクムクと起き上がる、本格的な『後の先』の立合い。速攻相撲が持ち味の摩羅の川にしては、めずらしく落ち着いたまらずもうだが、本人が言うには「今場所は優勝決定戦を行う可能性が濃厚ですから、決定戦に向けて落ち着いた勃起と勢いある勃起、静と動の2種類の勃起を使い分けられるように相棒と鍛練中です」と優勝決定戦を意識してトレーニングを開始した模様。ことし3回目の優勝、そして横綱昇進へ向けていよいよ本気モードのようだ。

 

○ 毛呂乃(13-0)

 前日墓地勃起を決めて冥界とのつながりを示した毛呂乃、きょうは一転して現実の生々しい世界とのつながりを示すという相撲の幅を見せつける。休日なのに目覚まし解除忘れて起床。だがこれは、解除を忘れたと見せかけた意図的なもの。それが証拠に「二度寝はしないっ」としっかり起床。それもそのはず、いつもはダッチハズバンドをお相手にする毛呂乃だが、やはり本物の男がほしくなる。今朝はそんな専門のお店で、生の男相手に相撲を取ると決めていたのだ。起床時点で、まらはいつにもまして勃起している。お目当ての子も決めているようで、「サトシくんのイキっぷりがすごい、と聞いて、挿れに行くマニアさ」と自らの性癖を公表、風呂の準備をして朝から男ソープに向かうのであった。

 

○ 玉椿(5-5-3)

 「出場停止ってことの本来の意味に立ち返って考えるとさ、わし、寝ちゃいけないんじゃないかね?」とわけのわからないことを言いだした玉椿。意味もなく徹夜して、翌朝はふらふら。昼ごろになっていよいよがまんできなくなったか、「うん、もう寝る」と布団へ飛びこんだ。ちなみに、けさの休場で5敗3休。今場所の負け越しと、翌場所のカド番も確定。

 

○ 汚痔(9-4)

 きょうも得意のガブリ寄りで快勝、新大関の小気味よい相撲に館内は拍手喝采。まさに梅酒様さまだが、求道者・汚痔は自らに厳しく、2ケタ王手にも笑顔はなし。「心の弱さが昨夜も梅酒へと走らせる。成績以前にこれでは梅酒が戦っている様なものである。 しらふで勝てるパターンを確立しないといけないと猛省しております」。

 

● 蒼狼(7-6)

 「私は今日は半立ちですね。とてもおしいです」と淡々とした表情の蒼狼。勝ち越しがかかる一番に敗れても、取り乱す様子もなく、常に平常心。玉椿広報部長も「さすが、モンゴルで修羅場をくぐってきただけのことはある。精神力が強いんだね」と感心した表情。

 

○ 家満(13-0)

 新入幕・家満は、きょうもしっかり朝一報告で白星を告げる。今日も何なく勝って初日から13連勝、通算52連勝を記録したが、本人は「持続力がない」と不満げ。激しい相撲の場合、起床後のトイレに不便を感じるものだが、家満にとってはそれが常態化しているようで、トイレが楽な今日の取組には納得がいかないらしい。土俵上だけでなく、土俵を降りた後の強さまでにこだわるとは、さすがに目指すモノが違う。

 

● 月乃猫(6-7)

 立合いの瞬間、月乃猫の股間からまらが消えた! 観客席からは「これが有名な秘技・猫だましか!」と一瞬どよめきが起こったが、本人のあわてぶりから察すると、たんに勃起しなかっただけのようだ。取組後、「ここまで手ごたえないのも久しぶりでした」と不思議そうに首をかしげる姿に、周囲からはくすくす笑い声。勝ち越しのためにはもう負けられない苦しい状況だが「明日は職場での取組になるので早起き作戦で勝てればいいのですが」と深刻そうな顔をすればするほど、なにやらおかしみがわいてくるのは彼の人徳か。

 

 

 

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十両の結果(十三日目)

2011-11-25 12:00:01 | 取組結果

● 池男王子(6-7)

 九州場所も終盤戦、15日間の長丁場に、そろそろ精神的にも肉体的にも疲れが見えはじめるころ。ふだんは元気いっぱいの王子も、見えない疲労感に襲われているのか「体調が悪いわけでは無かったが、マラを起こす気持ちになれず力なく負けてしまった」と精神的に粘りがなく、淡白な黒星。残り二日、意地を見せられるか。

 

● 明烏(5-8)

 負け越しのかかる明烏。こうした一番はどうしても判定が甘くなりがちだが、「微妙な取り組みで判断に悩むところ。もう少し力強ければ勝ちなのだが、ちょっと決め手に欠けるので」と正々堂々黒星判定。しかし、この黒星で幕下陥落もちらつきはじめた。十両残留のためには残り二日を連勝しておきたい。



 

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幕下以下の結果(十三日目)

2011-11-25 12:00:00 | 取組結果

<序二段>

● 金精山(5-1)

 念願の序二段優勝に向けて全勝街道を走っていた金精山だったが、けさはどこかに焦りがあったのか、立合いのタイミングが狂ってしまったようだ。優勝戦線から脱落の痛い一敗に、取組後は「・・・時間がないので」とインタビューにも答えず、すたすたと引き上げてしまう。そんな後姿に、玉椿広報部長も「優勝が消えてくやしいのはわかるけどさ、まらずもう力士の真価は負けたときに、にじみでるんだよ。敗戦コメントを拒否するのはいただけないねえ。むしろ負けたら『おいしい』くらいに思ってほしいんだが。」との手厳しいコメント。

 

○ 河豚狸(4-2)

 河豚狸はうれしい勝ち越し。しかし、師匠・茶柱親方はちょっとくたびれた表情で、「動画投稿サイトに夢中で夜更かしをしておりまして、特攻野郎Aチームの良さを私に語るのですが、『コングが日焼けしたザンギエフにしか見えねえよ』くらいしか感想がありません」とぼやく。弟子の話をきいてやるのも師匠の大事な仕事ではあるが、えんえんと退屈な話につきあわされるのには、ちょっとうんざりした様子。いっそ、思いきりスクリューパイルドライバーでもかけて黙らせてやりたいといった顔で、まぬけ面の弟子を見つめていた。

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各段の成績優秀力士

2011-11-25 08:00:00 | 協会からのおしらせ

<幕内>

全勝: 雲虎、摩羅の川、毛呂乃、家満、白鵬(大)、

 

<序ノ口>

全勝: もっこり山、蘇(大)、大瑠璃(大)

 

 (無印はまらずもう力士、(大)は大相撲力士。)

 

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幕内の結果(十二日目)

2011-11-24 12:00:02 | 取組結果

○ 雲虎(12-0)

 雲虎は『神様の預言をつたえただけで厳重注意』という処分にまだ納得がいかないのか、きのうも「大日本毛呂乃教の御加護か、まだ寝る前で布団に入っただけだが、勃起していることを報告する」と就寝前に勃起報告。この反抗的ともいえる態度に、協会の判断が注目されたが「これは12日目の結果報告ではなく、ただの勃起自慢」ということでおとがめなし。ある幹部は「雲虎も執念深いねえ。やっぱり、こういう強情な性格じゃないと横綱なんか張れないのかねえ」とあきれ顔。翌朝は「大日本毛呂乃教の大いなる御加護は朝まで継続。起床時にもしっかり勃起」と堂々たる横綱相撲で貫禄を見せつけた。

 

○ 摩羅の川(12-0) 

 取組後、真っ先に「応援して頂いているファンの皆様、昨日は取り乱した挙げ句に見苦しい言い訳を口走ってしまうという、大関にはあるまじき言動をしてしまい誠に申し訳ありませんでした」 と頭を下げた摩羅の川。その反省が相棒にも伝わったのか、本日の取り組みは昨日とはガラリと変わり、目覚めた瞬間にハッキリと勝ちが分かる勃起具合。 「今場所初、目覚めたらパンツから相棒が飛び出してました」と得意技で文句なしの12勝目。

 

○ 毛呂乃(12-0)

 毛呂乃教の長たる毛呂乃の勃起は場所を選ばず、あまねく勃起する。まず、墓地で勃起。これまで出しまくってきた何億、何兆もの精子の供養に訪れた墓地にて勃起。ついつい射精の感覚を思い浮かべ勃起してしまったのだろう。・・・そしてまた墓地で勃起。これまで壊してきた何体、何百体ものダッチワイフの供養に訪れた墓地にて勃起。ついついこれまでのプレイを思い出して勃起してしまったのだろう。また、横綱雲虎が連勝しすぎていると不満に思っているようで、明日あたり大日本毛呂乃教の御加護は失われるかもしれない。

 

や 玉椿(5-5-2)

 玉椿は出場停止中にもかかわらず今場所いちばんの豪快なまらずもうを見せた。ファンからは「こんなときに無駄に勝ちやがって」とあきれ顔をされているが、「いやあ、白星がつかなくても、まらに張りがあるのはいいもんだよ」とうれしそう。

 

○ 汚痔(8-4)

 勝ち越し目前で足踏みだった新大関は一日自宅で休養、万全を期すも、結局夜更かし。しかしここであわてず得意のガブリ寄り。寝しなの梅酒で安定した白星、型のある力士の強さを見せつけ、汚痔らしい相撲で勝ち越し。「これで何とか勝ち越し、二桁を目指したいです」と着実に次なる目標を立てていた。この場所は、苦難や敗戦を含め、汚痔にとって大きな経験となるだろう。

 

○ 蒼狼(7-5)

 きのうは布団から出られずに勝ち相撲を落した蒼狼。けさは昨日以上の寒さで、周囲は「きょうもダメか・・・」とあきらめかけていたが、予想外のすっきりした目覚めで快勝。関係者は「蒼狼にそんな根性があったなんて」と驚いているが、本人は「私はそう思ってましたよ」と、しれっとした顔で言ってのけた。

 

○ 家満(12-0)

 まとめ報告を繰り返していた家満だったが、きょうからはきちんと朝イチ報告。だがこの日はいつもの調子が出ず、時間いっぱい使っての粘り勝ち。今場所一番の危ない戦いであった。今までの土俵態度からすっかりアンチが増えてしまい、負けそうになると客が沸くというのはやるせないが、そこは考えよう。勝って喜ばれるより、負けて喜ばれるのは強いからこそ。「前日の肉分が足りなかったのだろうか」と苦戦の理由もしっかり分析、雲虎以来の新入幕優勝にむけて、あと3日、落とさず走りきれるか。

 

○ 月乃猫(6-6)

 朝5時半ごろ、突然の腹痛に襲われトイレに駆け込む月乃猫。まらではなく尻から液体があふれだす。腹が痛くては丹田に力が入らず、当然まらにもエネルギーをこめることができない。観客席が「これは負けだな・・・」とと諦めたような空気になる中、まらだけはあきらめていなかった。目覚ましの鳴る午前7時の一瞬を狙うかのように、瞬間的に隆々とした勃起を見せ、月乃猫はその一瞬を逃さず起床。劇的な逆転勝ちで星を五分に戻した。きのうは優勢なまらずもうを落とし、けさは劣勢なまらずもうを拾って、「勝負は終わるまでどーなるかわからないもんですね」と、くたびれた表情で勝負を振り返っていた。

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十両の結果(十二日目)

2011-11-24 12:00:01 | 取組結果

○ 池男王子(6-6)

 大事な終盤戦、風邪気味ということで早めに寝て体調を整える。 体調はイマイチで目覚め、これは厳しいかと周囲も心配する中、 体調とは裏腹、まらには元気がみなぎっており文句なしの快勝。これで星を五分に戻した。

 

● 明烏(5-7)

 「やっと暖かい掛け布団を用意した」という明烏だったが、ぬくぬくの甘い環境にまらがだらけてしまったか、あっけない黒星。これで7敗目。勝ち越しが苦しくなってきたか。

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幕下以下の結果(十二日目)

2011-11-24 12:00:00 | 取組結果

しばらくお待ちください。

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優勝決定戦実施要項

2011-11-24 07:00:00 | ルールについて

 今場所は11日目までに全勝が4人と、決定戦が行われる可能性が濃厚になってきました。というわけで、優勝決定戦の実施要項を発表します。

 基本的にはルールはいままでと変わりませんが、レポートの締切時間が1時間早くなっております。(24:00→23:00) 優勝力士を千秋楽当日に決定するための措置です。ご了承ください。

 

__________

 平成23年度九州場所 優勝決定戦実施要項

<はじめに>

・大相撲の優勝ラインが、同時にまらずもうの優勝ラインになります。まらずもう界で相対的に1位になったとしても、大相撲の優勝ラインを下回っている場合は、優勝ではありません。大相撲の優勝ライン以上で同成績となった力士が複数いるばあいにのみ、優勝決定戦が行われます。

・優勝決定戦での勝敗は公式記録にはカウントされません。たとえば、優勝決定戦で勝ったとしても通算勝利数は増えませんし、優勝決定戦で負けたとしても連勝記録はストップしません。



<十両以上について>

 優勝にあたる成績をあげた力士が複数いる場合には、千秋楽の取組後に、さらに昼寝をしていただき、その結果を報告してください。その際、結果報告と同時に、決定戦の取組内容をレポートした作文を提出していただきます。
  結果報告ならびにレポートの提出期限は千秋楽当日の23:00まで(千秋楽の夜11時)といたします。

 そのうえで、以下の順番で優勝を決定いたします。

(1)決定戦の勝敗
 決定戦で勝っているほうを優先して優勝者を決定いたします。

(2)レポートの内容を審査して、内容のすぐれているほう
 (1)で差がつかなかった場合、理事会でレポートを審査し、すぐれているほうを優勝といたします。審査基準は「相手よりどれだけまらが強いか」。決定戦において、いかに自分のまらが雄々しい状態だったかをレポートしてください。
 また、「昼寝する時間がなかったが優勝したい気持ちがある」という場合も、決定戦は不戦敗扱いになりますが、相手も負けている可能性があり、優勝のチャンスは残っています。「千秋楽の昼下がり、昼寝こそできなかったものの、まらは力強かった」的な内容のレポートを提出してください。

 (1)(2)でも決着がつかなかった場合は、同点優勝といたします。


<幕下以下について>

 優勝にあたる成績をあげた力士が複数いる場合には、次の3段階で優勝者を決定します。

(1)優勝決定戦
 大相撲では、優勝候補者は原則的に十三日目に7番取り終えるので、まらずもうでも、それまで全勝の力士は極力十三日目に7番相撲を取り終えていただき、のこり2日間を決定戦にあてます。
 決定戦にあてられるのは十四日目・千秋楽の二日間で、決定戦での勝利数の多い力士が1名に絞られれば、その力士が優勝となります。
 十四日目時点で七戦消化していない場合は、正規の取り組み消化が優先となり、その日は決定戦には使えません。
(例)
力士A:十三日目に7戦全勝→十四日目、千秋楽の2日間を決定戦にあてることができる。(最大2勝できる)
力士B:十四日目に7戦全勝→千秋楽のみ決定戦にあてる。(最大で1勝)

 なお、決定戦開始は十四日目からですので、十二日目以前に早々と7戦終了していても、決定戦に使えるのはあくまで十四日目と千秋楽の2日だけです。

(2)作文審査
 千秋楽、決定戦の結果をもとに優勝決定をいたしますが、それでも決着がつかない場合があります。その場合、まずは「さいごは思いの強い方が勝つ」というのが格闘の基本ですので、どうしても優勝したい方は、千秋楽の結果報告とともに優勝に向けた思いを綴ってください。決定戦の結果が同点だった場合、提出された作文を理事会で審査して、優勝者を決定したいと思います。結果報告ならびにレポートの提出期限は、十両以上と同様に千秋楽当日の23:00まで(千秋楽の夜11時)といたします。
 審査基準は「優勝への思いが伝わってくるかどうか」。もし、提出された作文を読んでも、優勝への思いが特に伝わらなかった場合は、協会の星取表評価基準にのっとり外形的に決めたいと思います。


(3)星取表審査
 もし作文審査でも優勝者が決まらなかった場合には、優勝決定戦が終わった段階で優勝資格のある力士のうち、場所中に最も長く連続して土俵に上がった日数、または、場所中に最も長く連続して土俵に上がらなかった日数、を比較して、短いほうの力士を優勝とします。
 大相撲では、幕下以下はほぼ1日おきに取組を行うのが原則ですので、まらずもうでもその原則に近い星取表を残した方を尊重しようという考えです。ただし、優勝決定戦に参加した日は「土俵に上がらなかった日数」として計算します。
(例)
力士A ○やや○○やや○○やや○○やや →2日(「○」「や」ともに2日連続が最長)
力士B ややや○○○ややや○○○○やや →4日(「○」が4日連続している)
力士C ○○や○○や○○や○ややややや →5日(「や」が5日連続している)
力士D ○○○○○○○やややややややや →8日(「や」が8日連続している)
 連続日数の短いほうが高評価となるため、この場合は力士Aの優勝となります。

(4) 1~3でも優勝者が決まらなかった場合は、同点優勝となります。

 

 

  平成23年11月24日 日本まらずもう協会審判部      

 

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幕内の結果(十一日目)

2011-11-23 12:00:02 | 取組結果

○ 雲虎(11-0)

 きのうの予告勃起に対して、協会から厳重注意という処分を受けた雲虎。「毛呂乃教の教えに従い、翌朝の取組を予知するというサービスを行い場を盛り上げようとしたにもかかわらず、玉椿関の妨害を受け協会から厳重注意を受けてしまった。玉椿には必ずや天罰が下るであろう。出場停止処分も天罰のひとつである」と、協会および処分の引き金となった玉椿に対して、強い不快感を表明。

 こうした心理状態がまらずもうにどのような影響があるか心配されたが、けさは「目覚まし時計を5分おきのスヌーズにしておいた」とその怒りをぶつけるような激しいまらずもう。「毎回勃起、1時間の戦い」という厳しい戦いを12連勝という圧倒的な内容で制した雲虎。「もちろん、大日本毛呂乃教の大いなる御加護」といういつもの決め台詞も、ふだんより厳しい口調。

 

○ 摩羅の川(11-0)

 兄弟子・玉椿の出場停止処分に、やはり身内から処分対象者が出た事がショックだったのか、今朝はふにゃふにゃの状態で目覚めた摩羅の川。一門の名誉を取り返そうと焦ってしまったか、なんと玉椿一門では禁じ手とされていた二度寝に手をそめてしまった。立合いの問題が取り沙汰されるなか、二度寝で勝ちを拾ったあげく、取組後には「玉椿関に降りかかるはずの毛呂乃関の呪いがこちらにも飛び火した」と見苦しい言い訳まで口走り、観客席からは猛烈なブーイング。兄弟子の玉椿も「出場停止自体はさほどショックでもなかったのだが、こんな恥ずかしいことをさせるまで摩羅の川を精神的に追い込んでしまったことは、ほんとうに申し訳ない」とただただ土下座するしかなかった。

 

○ 毛呂乃(11-0)

 毛呂乃の目覚まし時計の音はあえぎ声。今朝も耳元で囁くあえぎ声に快適な目覚め。上の階の人から「下の階のひとがAVでも見てるのだろうか?」と思われてしまいそうだ。毛呂乃のまら、あえぎ声が聞こえて勃起しないわけがない。この目覚まし時計がある限り、毛呂乃に敵はいないのではないだろうか。

 

や 玉椿(5-5-1)

 出場停止処分中の玉椿。「休みだって言われて気が抜けちまったのか、ほんとに横綱が言うような毛呂乃の呪いなのか知らんけど、ふにゃふにゃだよ」と、だらしなく緩みきったまらに、「かりに出場してても、どうせ負けてたねえ」と苦笑い。

 

● 汚痔(7-4)

 前日に7勝目を挙げ、新大関としてまずは勝ち越してひ安心といきたいところだった汚痔だったが、今場所はなかなか思うような相撲が取れない。近隣トラブルから日中の仕事もまともに進められぬまま帰宅。心身ともに疲れ果て、集中力を欠いたまま、寝酒の梅酒ソーダも飲み忘れ、得意のガブる体勢に持ち込めない。そのまま取組も忘れ気味に起床してしまい、あっけなく土俵を割る。勝ち越しを前に痛恨の黒星。大関としての自覚が見えない重圧をかけているのだろうか。

 

● 蒼狼(6-5)

 「私はつかれて起きるのはできませんでした。けれどちょうしはよいと思います」と、まらは勃起していたにもかかわらず、布団から出られずに負け判定となってしまった蒼狼。こういう負け方は内心ではかなり悔しいはずだが、ポーカーフェイスの飄々とした態度に、周囲からは「えらいねえ」と賞賛の声が。

 

○ 家満(11-0) 

 1名の出場停止者まで出した立ち合いの乱れ問題。2日ごとという報告を繰り返していた張本人、家満には処分なしとあって、「連勝してるからって、家満に甘くないか?朝青龍みたいになってからじゃ遅いぞ、協会」とファンは厳しい。そんななか、おそらく最後となるであろう2日まとめ報告で勝利を告げる家満。休日とあって、少し遅くの起床。前日多量にチーズを摂ったからか、見事な相撲ぶり。「タンパク質は重要です」と振り返る新入幕はこれで前人未到の50連勝。だがファンの目は「亀田興毅、日本人初の三階級制覇」並みに冷ややか。冷え切ったファンの気持ちを引き戻し、正当な評価を得られるかは、ひとえにこれからの土俵態度にかかっている。

 

● 月乃猫(5-6)

 きょうは祝日、仕事が休みということでなんとなく気が抜けてしまった月乃猫。途中なんども勝っていたにも関わらず、二度寝の誘惑に負けつづけ、いちばんダメなタイミングで起きてしまうという間のわるさ。「残り四日で勝ち越しまで3勝ですか、できるかなあ」と不安げに指折り数えて星勘定。

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十両の結果(十一日目)

2011-11-23 12:00:01 | 取組結果

● 池男王子(5-6)

 「十分な睡眠をとって風邪は治ったように感じる」という池男王子だったが、下半身はまだ安定しないのか、まらにまではエネルギーが届かず、痛い連敗。

 

● 明烏(5-6)

 女装趣味のある明烏は、きのうはひさびさに『アニメ三銃士』のビデオを見て夜更かし。「アラミスさま、かっこいい」と三銃士のひとりで男装した女性であるアラミスさまの活躍にうっとり。夢のなかでも、アラミスさまの横顔が浮かんでなかなか熟睡できない。こんな状態では、まらもそもそも自分が男なのか女なのかのアイデンティティに迷ってしまい、反応できない。

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幕下以下の結果(十一日目)

2011-11-23 12:00:00 | 取組結果

<三段目>

○ 両玉国(4-2)

 「本来は明日に取り組む予定だったが、昨日は酒も飲まず、今日は休みでゆっくり寝られるので、土俵に上がることにした」という両玉国。自分のタイミングで戦えたこともあり、けさはひさびさの快勝。うれしい勝ち越しをきめた。「やはり調子自体は悪くないらしい。一安心」と、ようやく八日目の取組忘れをのことをふっきれたようだ。

 

<序二段>

○ 金精山(5-0)

 金精山は5連勝にも「ガチガチの勃起というわけではなく、勃起しているなあ、という状態。土俵際ではないものの、やや危うい場面も見られた」と表情がさえないが、はた目には内容は悪くない。優勝がちらついてきたことによるプレッシャーがそう感じさせるのか。「シコ不足かもしれません。早速、今日は時間をかけ、全身まらになるつもりで、シコりたいと思います。まらずもう力士として稽古に励むのは当然ですが、一日勃起させてしこるなどというのは、毛呂乃教の修行のひとつです。毛呂乃教の信者としても恥じないような全身まらになれるよう、真剣に祈願しつつ修行に励みたいと思います」と、不安を解消するにはひたすら稽古するしかない。

 

○ 河豚狸(3-2)

 「今回の『立ち会いの乱れ』の件、我々も肝に銘じて気を引き締める所存です。それよりも河豚狸には腹の肉を引き締めてほしいのですが」と厳しい表情の茶柱親方と、自分には関係のない話、とのんびりした表情の河豚狸。

 そんなふたりの、きのうの夕食はおでん。立派にふくらんだちくわぶを見せることで、自分のまらサイズにも危機感を持たせようという師匠の計らいだったが、河豚狸は「ちくわぶ だいすき!!」と喜ぶだけで危機感を持ってくれたようすはなさげ。それでも、ちくわぶのご利益はあったのか、けさはきっちり白星。快勝にも茶柱親方は険しい表情を崩さないまま、「なんとか3勝できましたが、4勝の壁を破るのが課題です。気合いを入れて頑張ります」と、無邪気にちくわぶを食べる弟子を見つめていた。

 

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玉椿、まらずもう史上初の出場停止!

2011-11-22 16:00:00 | まらずもうニュース

 

 さきほど、九州場所における「立合いの乱れ」問題について、大黒柱理事長が緊急声明および処分を発表した。「今後は無断で結果報告が遅れるような場合には、協会の判断で不戦敗や出場停止にすることもありうる」という厳しい内容で、とくに雲虎・玉椿・家満の3名に対しては名指しで注意。もっとも悪質と判断された大関・玉椿には『あすから3日間の出場停止』という厳しい処分が課され、「厳しすぎないか?」とまらずもう界に激震が走っている。

 この処分に、玉椿のファンのあいだからは、「連続出場記録を更新している最中なのにかわいそう」「5敗しててその上3回休場ってことは負け越し確定かよ?」と玉椿に同情する声も上がっているが、協会としては「むしろ甘すぎるくらいだ」と処分の変更は考えていない模様。

 

__________

 

<大関・玉椿への緊急インタビュー>

― 3日間の出場停止処分が下された大関・玉椿関にお話をうかがいます。まずはいまの率直なお気持ちをお聞かせください。

(玉椿) 「アンフェアだって言われれば確かにその通りだけどさ、ほかのやつらもやってることなのに、なんでおれだけ出場停止なんだよ! って気持ちがないと言ったらうそになるよね」

 

― 失礼ですが、そのコメントからは反省の気持ちがあまり伝わらないような気もするのですが・・・。

(玉椿) 「いや、反省はしてますよ。ほんとに。謹慎期間が明けたらは毎日ちゃんと結果報告をしますよ。もう報告を溜めたりしません、ええ。」

 

― 協会幹部からは「反省の気持ちを示すために、頭を丸めろ」との声もありますが・・・?

(玉椿) 「えー、べつに頭髪はかまわんけど、陰毛は無理だわ。銭湯に行けなくなっちまう」

 

― また、不本意な形で連続出場記録が止まってしまいましたが、それについてのお気持ちは?

(玉椿) 「わし、青葉城(=大相撲の連続出場記録保持者)みたいなもしゃもしゃの体毛だろ? だから、この記録はけっこう意識してたんだよ。途切れちまったのは、ざんねんっちゃざんねんだけど、肩の荷が下りたって感じもあるね。たださ、カープの衣笠んときも、タイガースの金本んときも、連続出場記録ってのは途切れさせるときにエネルギーがいるからさ。悪くすると休みたくても休めないって状況になっちまう。こういう形であっけなく途切れて、ぎゃくによかったのかもしれんよ。まあ、一から出直しだね」

 

― では、出場停止期間中にやりたいことがあれば、お聞かせください。

(玉椿) 「あ、そうそう。大相撲の八百長問題で追放された山本山がさ、ハリウッドでスナック菓子のテレビコマーシャルに出演するらしいんだよ。災い転じて福となすってことわざもあるしさ、わしも山本山みたいに活躍の場を世界に広げたいね。」

 

― あ・・・ああ。質問の意図としてはですね、座禅とか写経とか、反省のためになにかやりたいことはないのか、というのを訊きたかったのですが・・・。

(玉椿) 「・・・ああ、そういう意味か。そういうのはあんまり考えてないねえ」

 

― あすから3日間の出場停止処分となった玉椿関にお話をうかがいまいした。ちゃんと反省してくださいね。

(玉椿) 「どんとこいだ」

 

__________

<参考:連続出場回数(上位10名)>

1 玉椿 220回 平21名古屋初日(初土俵)~平成23九州10日目
2 明烏 152回 平22春初日(初土俵)~継続中
3 毛呂乃 145回 平22夏初日(初土俵)~継続中
4 雲虎 141回 平22夏5日目~継続中
5 摩羅の川 135回 平22初初日(1)(初土俵)~継続中
6 月乃猫 128回 平22春初日(1)(初土俵)~継続中
7 汚痔 117回 平22初11日目(3)~継続中
8 蒼狼 77回 平23初2日目(初土俵)~継続中
8 朝乃立 72回 平22春初日(1)(初土俵)~平23初13日目
10 家満 60回 平23秋初日(1)(初土俵)~継続中

 

 

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「立合いの乱れ」問題についての処分について。

2011-11-22 15:00:00 | 協会からのおしらせ

 立ち合いの乱れについて検討した結果、非常に遺憾ではありますが、現行の状態では力士の自覚に期待できないと判断し、遺憾ではありますが、以下とおり規定と処分を決定しました.

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(1)原則として、力士は取組結果を1日ごとに報告するものとする。(確認事項)

(2)幕内力士には、その原則をより厳密に守るよう、自覚を求める。

(3)報告態度が悪質であり、他力士や観客に不利益と判断される場合は、協会は該当力士に対して不戦敗認定、出場停止などの処分をすることができる。

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 「原則として」「自覚を求める」などの曖昧な書き方は、ファンの方にも、参加力士にも楽しんでいただくため、厳しいものにはしたくなかったという意図の表れとお考えください。幕下以下でまとめ報告しかできないけれど参加したい、という方も従来通り歓迎ですし、上位力士でも、15日もあれば何日かは遅くなることも仕方ないと考えています。「明日は遅れる」と伝えていただければ、優勝を争う他力士や観客の方も納得するでしょう。「楽しんでいただく」ということを前提に出発した場合、排除すべきは、その楽しみ、盛り上がりを削ぐ行為です。十両以下でも、優勝争いに関わっている場合に関しては、なるべく毎日報告してほしいと思います。幕内には、さらなる自覚を求めます。予告もなしに報告忘れたら不戦敗、ぐらいの気持ちでいていただきたい。当面は自己判断・自己責任を尊重しますが、幕内を維持するには、強さという「体」のみならず、お客さんを喜ばせる報告の「技」、こんなことを毎日忘れず報告する「心」が求められると、今一度ご確認ください。忘れたから即処分、なんていうこともしたくありません。毎日報告を厳格化すると、力士にとっての負担も増えるでしょうから、そこまでしたくもありません。「負担なく、厳しくなく、楽しめるように」ということを、各力士、とくに花形たる幕内は自覚して、相撲に取り組んでいただきたく思います。

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  今回の件に関する処分について。

 横綱・雲虎の前日報告に関しては、当日に報告があり、聴取の結果前日のものは結果報告ではなく、あくまで預言であるとの主張であったため、まぎらわしいことをするなと厳重注意。

 前頭・家満に関しては、経過観察。今後の報告状態によっては処分もあり得るが、入幕したばかりということもあり、ここまでに関しては処分なし。

 大関・玉椿は極めて悪質。毎日報告の原則に加え、勝敗判定の在り方に対しても、まらずもう精神に対する破壊行為とみなされる。よって明日より3日間の出場停止。昨日・今日の結果に関しては、自己判断の原則を尊重して、自身の申告のままとする。

 以上。

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「立合いの乱れ」についての理事長談話。

2011-11-22 13:00:00 | 協会からのおしらせ

 

 大相撲においても長年の問題となっているのが「立ち合いの乱れ」です。相手と呼吸を合わせたい、でも先手を取りたい、と。しかし、先手を取りたいからと言って身勝手な立ち合いをしないことをもって、力士たる態度は評価されるわけです。「手をつけ」だとか「待ったは罰金」だとか、いろんな時期がありましたが、本来は各力士が、力士としての自覚を持ってことにあたるというのが理想であって、制度化するというのは遺憾なことなんですよ。

 で、まらずもうですが、こちらも今場所の立ち合いの乱れは目に余るものがあります。勝ちたいとか、めんどくさいとか、いろいろあるでしょうがね、幕内は幕内としての自覚があるのなら、ちゃんと毎日報告するのが原則ですよ。それを、2日まとめて報告するのを繰り返して何とも思わないだとか、それにのっかって微妙な相撲の勝敗判定を保留して、翌日の結果を見てからまとめて報告するとか、果ては取る前から前日に報告する力士まで出てきています。それも、横綱・大関といった上位の力士まで含まれるんですよ。力士としての、それも幕内としての自覚があるのかと問いただしたいものですよ。

 そもそもまらずもうの力士が、なぜ人々から畏敬の念を抱かれるか。それは、朝まらの状態をわざわざ人さまに公表するからです。幕下ですとか、その辺の力士ならば、そりゃ1日おきでもね、公表すること自体で、たいしたもんだ、さすがプロだ、ってなりますよ。ですが、さらに相撲は番付社会、最上位の幕内力士が、なぜ幕内力士として尊敬されるか。それは、ただ公表するのではなく、そんなことを毎日しこしこ15日間続けるからこそです。毎日相撲を取り、その結果を毎日さらすことのできる強靭な精神と肉体をもった者にのみ許される地位が幕内のはずです。そこのところの自覚が足りないんじゃないかと、今場所は非常に嘆かわしく思います。しかもね、「勝ちました」「毎日勝ってます」なんていうならまだしも、「今日も負けました」なんていう結果をさらすのは、相当な覚悟が要りますよ。でも、それもできるからこそ、力士を名乗っているはずです。それが、微妙な判定の時にせせこましく星勘定をして判定を保留するなど、実に見苦しい。

 相撲はただのスポーツではない、とよく言われます。もちろん最近は、八百長問題などが起こった時の逃げ口上にも使われてしまうのですが、それはそれとして、本質的にただのスポーツではないことは、立ち合いに集約されます。審判が開始を合図するのではなく、お互いに呼吸をはかって立つのが相撲の立ち合い。自分が勝つことだけを考えていたら、これは成り立ちません。相撲の本質には、自分だけでなく、「相手を思う」という心があるのです。それはまらずもうの立ち合いだって同じです。どれだけ他者のことを思えているのか。優勝を争っている他の力士が毎日報告しているときに、優勝に関わる力士が報告を怠ったらどうなるか。本気で優勝を目指しているイタイ力士に、どれほどの心理的影響を与えることになるか、考えたことはあるのでしょうか。そして何より、もっと大切な他者、それはすもうを見に来てくださっているファンの皆様です。人さまに朝まらの状態を報告するという行為は、何よりサービス精神に出発すると考えてよいのではないでしょうか。お客さんが見に来てくれる、お客さんが優勝争いを見てくれる、そんな中で、適切な報告がなされないというのは、なによりファンの皆さんに申し訳ない。力士として、最も欠如してはいかんのはサービス精神です。お客さんに喜んでもらえるのか、幕内には考えていただきたい。

 とはいえ15日連日で取るのは大変ですからね、十両はその準備期間、幕内が本番だと考えています。力士とて生活がありますから、報告しにくい日もありますよ。でもそんな時でも、大関・汚痔はまえもって報告が遅れると伝えてきました。前頭・飛埒王は、毎日の報告が厳しい状況を鑑みて、自ら休場を申し入れてきました。これこそが、対戦相手、そしてファンのみなさまのことまで考えた、本来のまらずもう精神なのではないでしょうか。

 特に、微妙な取組の判定を翌日に持ち越してまとめて報告なんていうのは悪質です。立ち合いの乱れがここまで蔓延している以上、処分を含めこれから今後の対応について検討します。

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幕内の結果(十日目)

2011-11-22 12:00:02 | 取組結果

○ 雲虎(10-0)

 連覇を目指す横綱・雲虎は10連勝。だが、報告が来たのはなんと前日の夜11時すぎ。「大日本毛呂乃教の大いなる御加護によるものであるが、明日の朝も必ずや勃起するであろう。ザーメン」と、取組前にも関わらず勝利宣言。協会の規定上は力士本人の申告をそのまま採用することになっているため、10勝目ということになるが、報道陣からは「は? いやまだ土俵に上がってないでしょ?」「それ結果報告じゃなくて、ただの希望的観測じゃん」と非難ごうごう。会見場の微妙な空気もどこ吹く風、雲虎は「毛呂乃教に入って修業を積めば、予知なんてお手の物なんだよね」と涼しい顔。

 <追記>

 翌朝になって、横綱・雲虎から10日目の取組について再度報告がはいった。「予告通り、大日本毛呂乃教の大いなる御加護により、今朝も勃起。ザーメン。ザーメン」とのこと。これで、毛呂乃教の未来予知の正しさは証明された形だが、関係者からは「まらずもうの結果報告のあり方としてはいかがなものか」と疑問の声もあがっている。

 

○ 摩羅の川(10-0)

 昨日、摩羅の川の地元岩手は一日中雪が降り続いた。夜は屋根にうっすらと積もっていただけの雪も、今朝摩羅の川が起床すると家の周辺が精液をぶちまけたように白一色になるほどの積雪。そんな中、摩羅の川は目覚めと同時に勃起する得意の速攻相撲で10連勝。取組後は「昨日の宣言通り三本柱で挑みました。雪の寒さも何のそのですね。余裕の勝利ですよ」と満面の笑み。

 

○ 毛呂乃(10-0)

 今日も文句なしの白星。「イキまくる日だから余裕」と全く危なげない相撲にみえるが、勝利に至るまでの所業には危なげがありすぎる。通常の刺激では満足できなくなった毛呂乃、火で金玉を炙り、その刺激でイキまくったという。ドM毛呂乃、弱いところを責められるのが好きとはいえ、人体で最も熱に弱いところを火炙りにするとは。火炙り勃起で初日から10連勝。優勝も見えてくるが、「(千秋楽に至る、今度の)土日に覇王となるのが私の仕事」と力強く優勝宣言。ここまで応援してくれているダッチハズバンドに寄り添い、火炙り勃起で高まったまらから子種を撒き散らす。「まあネ、兄ぃ、日と重なることもきっとあるさ」とダッチに夢を語る毛呂乃。お日さまと重なる、つまり太陽をも犯すことを夢見る毛呂乃。そのための鍛錬が火炙り勃起だったようだ。平常状態で4尺ある毛呂乃のまらは、刺激次第でぐんぐん伸びる。いつの日か、このまらが宇宙にまで飛び出し太陽を貫く日が来るという、ある種の終末予言か。毛呂乃教におけるこの世界の支配者、毛呂乃のまら。毛呂乃のまらが太陽を突きさした時、この世界には何が訪れるのか。そしてそれはいつなのか。ここまでくると「土日に覇王となる」という宣言も不気味だ。どうか、ここでの「覇王」は、まだまらずもう界でのこと、「優勝する」という程度の意味であってほしい。万一世界の覇王という意味であったとしたら、土日にもう太陽は突きさされてしまうのか。終末はそこまで迫っているのか・・・。想像もしたくないほど恐ろしい。



○ 玉椿(5-5)

 玉椿はひさびさにすっきりとした勃起を見せて白星。きのうの結果報告が保留のままだったが、「今日負けてたらもう今場所あきらめて潔く昨日も負けにしようかと思ったけどよ、今日は明らかに勝ちだからな、昨日も勝ちにしときゃ5-5だな。よし、昨日も勝ってたよ、ありゃ。それにしても爽快に勝つと気分がいいねえ。上向いてきたよ」と笑顔で連勝宣言。周囲からは「それってずるくね?」との声もきかれたが、玉椿は「ずるくねえよ、みんなやってるじゃん」と自信たっぷり。

 

○ 汚痔(7-3)

 ついに出た、新大関・汚痔得意のガブり寄り。週末に連敗を喫し、何としても悪い流れを断ち切りたかった新大関だが、得意の形、最高の相撲で連敗脱出。一番一番、ぬかりなく魂を込めて相撲に取り組む勝負師は、明け方近くまで夜更かしをして、さらに念のため二度の梅酒ソーダ割りを一気にガブる。この型にはまったら負けようがなく、「無難」としか言いようのない、安定した白星。「やはり時間がある程度自由になることが楽な姿勢での取組への近道ですね」と今日の相撲を振り返る汚痔。「心技体」のうち、何より「心」を重視するこの人らしい。

 

○ 蒼狼(6-4)

 まらを確認して「私はひよっとするとちょうしがよいですね!」と驚いた表情を浮かべる純情な蒼狼。気がつくと3連勝、この白星で通算50勝となった。

 

○ 家満(10-0)

 この日も翌日にまとめ報告、規則正しく2日まとめて報告してくる家満に、協会幹部は「次はない」と次は不戦敗認定の可能性を示唆。この日の朝、寒さが厳しくなり、なかなか布団からは出たくない。ぬくぬくと暖まり、5分おきになる目覚まし時計と30分ほどおつきあい。だが目覚める度に感じる股間の固い物。何度戦っても勝てるところを見せつけ、いまだ土付かず。


○ 月乃猫(5-5)

 「けさはやけに眠かったですね」と振り返る月乃猫。目覚ましのアラームをセットしていても、なかなか起き上がることができない。4段階にセットして、徐々にうるさくなっていくアラーム音に不快感はつのっていくのだが、なぜか不快感が増すにつれて、まらもむくむくと大きくなっていく。アラームが最大、不快度も最大になるころには、まらもギンギン。観客席も首をかしげる不思議な相撲になったが、ともあれこれで星を五分に。「責められて元気になるM体質がここにきて覚醒したのかも」と、本人はもじもじと恥ずかしそう。

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