まらずもうブログ

日本まらずもう協会公式ブログ

新弟子情報(毛呂乃)

2010-04-29 20:25:36 | 力士情報
 
 夏場所から前頭16枚目格付け出しで初土俵を踏む予定の毛呂乃(けろの)関を紹介します。


・しこ名:毛呂乃 助平(けろの・すけべえ)
・出身地:毛呂(埼玉県)
・生年月日:1976年7月29日
・身長/体重/まらサイズ:6尺弱/17貫/4尺弱
・まらの反り方向:らせん状
・まらの自慢:歯間ブラシで尿道の中まできれいにしている。
・経歴:過保護(皮に守られている)状態が33年続いている。
・性癖:ついつい気がついたらセンズリをしてしまっている。
・すきなたべもの:オナってザーメンのついた手で食べる寿司、ピザなど
・すきなオカズ:勃起しさえすればオカズは不要。
・すきな女性のタイプ:近視(勃起がばれないように)
・趣味:ぴちぴちのズボンをはいた状態での勃起。布に押さえつけられる感覚がたまらない。
・特技:勃起していても気にせず普通に歩けること。
・座右の銘:一日一勃。
・コメント:昼夜を問わず勃起しまくっています。


_____

 雲虎関の友人であり、雲虎一門では「アホリ」の愛称で親しまれている。さいしょは入門をためらうそぶりも見せていたが、最終的には雲虎関のねばりづよい勧誘に折れる形で、まらずもうへの入門を決意した。
 本人は「ED(勃起不全)で」と謙遜するが、彼をよく知る雲虎関は「今の私の唯一の脅威」と恐れるほどの実力の持ち主。4尺弱というまらの長さ(剣道で使う竹刀とほぼ同じ長さ)を見ても、そのすごさがうかがえる。協会は「雲虎関の独走を止めるのは彼しかいない」との期待をこめて、幕内に付け出した。
 ちなみに、「毛呂乃」とはちょっと変わったしこ名だが、「『乃』で終わるのは料亭とかでもよくあるじゃないか」とのこと。おそらくはまらずもうで成功し、その知名度を生かして引退後は現役時代のしこ名でちゃんこ屋を開業するつもりなのだろう。引退後の人生設計も万全。しかし、そのためにはまらずもうで有名になることが織り込まれており、かなりの自信をもっていることがわかる。
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番付表プレゼント

2010-04-26 16:14:17 | 協会からのおしらせ

 いつもまらずもうに暖かいご声援をいただきまして、ありがとうございます。

 日頃のご声援に感謝いたしまして、今場所も抽選で3名のかたに番付表をプレゼントいたします。ご希望のかたは、送付先(住所・氏名・郵便番号)を明記の上、4月30日までに日本まらずもう協会事務局(marazumou@gmail.com)までメールにてご応募ください。

 みなさまのご応募をお待ち申し上げております。

              日本まらずもう協会事務局
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平成22年五月場所番付発表

2010-04-26 15:32:14 | 協会からのおしらせ
 まらずもう夏場所の番付が発表されました。

_____

【幕内】
△東関脇 雲虎 (うんこ・埼玉・33歳)
△東小結(ほしの山 改め)玉椿 (たまつばき・山形・33歳)
↑西前頭12枚目 明烏 (あけがらず・千葉・36歳)
☆前頭16枚目格付出 毛呂乃 (けろの・埼玉・33歳)

【十両】
▼東十両5枚目 大松嶽(おおまつたけ・長崎・35歳)
▼東十両13枚目 勢稀の里(せきのさと・広島・35歳)

【幕下】
↑西幕下7枚目 朝乃立(あさのだて・東京・30歳)  
↑東幕下11枚目 月乃猫(つきのねこ・埼玉・33歳)
☆幕下15枚目格付出 飛埒王 (ふぇらちおう・新潟・不明)

【三段目】
▼東三段目17枚目(玉太田 改め)太田(おおた・神奈川・29歳)
△東三段目65枚目 摩羅の川 (まらのかわ・沖縄・24歳)

【序二段】 
△西序二段72枚目 汚痔の山(おじのやま・神奈川・49歳)
△西序二段118枚目 池男王子(いけめんおうじ・北海道・32歳)
 
 (△昇進 ▼陥落 ↑枚数上昇 ↓枚数下降 ☆新弟子)

_____

 力士数は過去最多の13名。序ノ口力士は不在ですが、それ以外は幕内4、十両2、幕下3、三段目2、序二段2と各段に複数名の力士がいるバランスのとれた番付となりました。
 新弟子は、毛呂乃(けろの)と飛埒王(ふぇらちおう)の2名。ふたりとも雲虎一門のアホリ部屋に所属しています。とくに毛呂乃関は雲虎関に「今の私の唯一の脅威」と言わしめたほどの有望株で、その実力を買われて幕内に付け出されました。毛呂乃関の戦いぶりが今場所一番のみどころと言ってもよいでしょう。
 
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平成22年夏場所番付表

2010-04-26 14:32:12 | 番付表
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平成22年五月場所番付速報 幕内

2010-04-26 09:46:22 | 協会からのおしらせ


※平成22年五月場所の全力士新番付情報の更新につきましては、今しばらくお待ちください。

【幕内】
△東関脇 雲虎【新関脇】
△東小結 (ほしの山 改め)玉椿【新三役】
↑西前頭12枚目 明烏
☆前頭16枚目格 毛呂乃

(△昇進 ▼陥落 ↑枚数上昇 ↓枚数下降 ☆新弟子)
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三賞インタビュー:殊勲賞・雲虎

2010-04-20 00:50:21 | 力士にきく
 春場所で殊勲賞を獲得した雲虎関へのインタビューです。
________

ー殊勲賞受賞の雲虎関にお話を伺います。殊勲賞受賞、おめでとうございます。

(雲虎)ありがとうんこ。
殊勲といえば、yahoo!辞書によりますと、「特に優れたサオ(例:-を立てる)」に与えられるもののようですね。
まらずもう力士として、サオが評価されたことはこの上ない悦びです。


ー2場所続けての好成績ですが、今場所振り返ってみていかがですか。

(雲虎)今場所は初日こそ気持ちよく勝利しましたが、2日目から情けない立ちっぷりの日々が続き、気持ちもまらも縮こまりそうになりました。なんとか1敗で終えましたが、内容はひどいものです。言葉もありませんずり。


ー先場所からの連勝記録も「11」まで伸ばしましたね。これが殊勲賞の決め手となった形ですが、惜しくも12連勝はなりませんでした。でもそれからまた6連勝、来場所に続きます。連勝記録と言いますと、大相撲では双葉山の「69」が不滅の記録とされますが、このあたり、意識はされますか?

(雲虎)シックスナイン、素晴らしい記録です。もちろん意識しております。まらずもう界にもシックスナインの記録を刻みつけたいものです。


ー雲虎関は新弟子の勧誘・競技の普及にも尽力されていますが、今場所の参加者以外にもまだ見ぬ強豪というのはいるのでしょうか?

(雲虎)アホリです。アホリのまらは益荒男です。何しろ、つい先日まで自分より10歳も若い者たちに混ざって6年間も学んでいましたから。老獪な技と若さ溢れる勢いを兼ね備えたアホリのまらこそが、今の私の唯一の脅威です。


ー大相撲・白鵬が常に全勝に近い成績を収めるため、まらずもうの優勝争いでも1敗が命取りになりかねない場所が続きそうです。審判部からは来場所の成績次第では大関との声も上がっていますが、来場所の抱負、お聞かせください。

(雲虎)アホリです、アホリに負けないこと。そして、新たに発足するアホリ部屋の伏兵、ごとう君も脅威です。まあ、いずれにせよ人は人、私は私、日々自分との戦いに集中するのみです。


ー最後にファンの皆様に一言お願いします。

(雲虎)あなたもまらずもうに参加しませんか?


ー殊勲賞受賞の雲虎関にお話を伺いました。

(雲虎)お話を「赤貝」ました?赤貝はまんこですよ?
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まらずもう物知り帳(13)四股名「玉椿」

2010-04-16 10:29:31 | まらずもう物知り帳
【まらずもう物知り帳(13)四股名「玉椿」】

 ほしの山の「玉椿」襲名が発表されました。本場所を挟み、この連載も間隔が開いてしまいましたが、前回はちょうど「力士と四股名」でした。そこで今回は、ほしの山が襲名する四股名「玉椿」についてご紹介しましょう。
 大相撲では、平成に入ってからも「玉椿」を名乗った力士は存在し、序ノ口から玉椿を名乗り、三段目で引退したのが最も新しい玉椿です。大相撲ではこのように序ノ口力士でも名乗れる名前ですが、まらずもうではこの名前はもっと重い存在です。それは「椿」の音読みが「チン」であるから、ということは前回の連載でも、またほしの山の襲名報告でも語られた通りです。
 大相撲でもっとも有名な玉椿は、明治期から大正初期にかけて活躍した関脇・玉椿憲太郎です。といっても、一般のファンの方にはなじみが薄いでしょうから、玉椿憲太郎について簡単にご説明しましょう。玉椿は身長160cmにも満たない小兵ながら関脇を務めた異能力士で、ついたあだ名は「ダニ」。当時の大横綱・常陸山もその実力を認めており、身長の低さを生かし相手の懐に潜り込み、頭をつける取り口でした。と、ここまで書けば「玉椿」という四股名がいかにほしの山にふさわしいかは説明するまでもないでしょう。ご存知のとおり、ほしの山は、まらの小ささを生かし腹の肉に潜り込んだ体勢から、皮に頭をつける取り口なのですから。
 大相撲の横綱・千代の富士はその眼光の鋭さから「ウルフ」とあだ名されましたが、こう呼ばれだしたのはまだ若手のころです。当時の千代の富士は、「動物のあだ名がついた力士は出世するんだ。横綱栃錦は「マムシ」、若乃花は「土俵の“鬼”」だろう?」と励まされたといいます。明治期の玉椿についたあだ名は「ダニ」でした。「鬼」まで「動物」に含められるなら、ダニも立派な動物です。みなさん、これからはほしの山改め玉椿の出世を願い、どうか彼を「ダニ」と呼んでやってください。
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改名情報(玉太田→太田)

2010-04-15 01:04:48 | 力士情報
 東幕下37枚目の玉太田が「太田(おおた)」と改名いたします。

  新しこ名:太田 貴(おおた・たかし)
  旧しこ名:玉太田 貴(たまおおた・たかし)
 
 まらずもうの名門・神奈川大学での華々しい経歴をひっさげて、初場所に幕下付け出してデビューしたものの、いきなり脱走してファンの期待を大きく裏切った玉太田でしたが、春場所もやはり初日から脱走。部屋にはファンからの「あいつには金玉ついてんのか?」との抗議が殺到。二場所連続の不祥事にはさすがに部屋の関係者もかばいきれず、改名が決定いたしました。夏場所は「玉」を捨てて、一から再出発をはかることとなります。

_____
 
・玉椿関のコメント
 あいつは稽古場では強いんだがなあ。どうも弱気なところがあってなあ。「玉」の文字はおれがしっかり守ってやるからよ、はやく十両まで上がってこいよ。 
 
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改名情報(ほしの山→玉椿)

2010-04-15 00:29:31 | 力士情報
 西前頭4枚目のほしの山が「玉椿(たまつばき)」と改名いたします。

  新しこ名:玉椿 万児郎(たまつばき・まんじろう)
  旧しこ名:ほしの山 万児郎(ほしのやま・まんじろう)
 
 ほしの山は入門当初から「三役に昇進したら『玉椿』に改名する」と宣言していましたが、春場所では前頭4枚目で12勝と好成績をあげ、小結昇進が濃厚となったため、改名することとなりました。

_____

・玉椿関のコメント

 「玉椿」という名前は明治末~大正ごろに大相撲で活躍した玉椿関から拝借いたしました。大相撲の玉椿関は身長160センチにも満たない小兵ながら、多彩な技としぶとい相撲で関脇まで上り詰めた名力士です。また「椿」の文字は訓読みすれば「チン」ということで、まらずもうにふさわしい名前でもあります。
 わたくしも、大相撲の玉椿関のように、まらが小さいというハンディキャップを創意工夫でカバーして、玉椿という名誉ある名前を汚さぬようせいいっぱい努力いたします。
          
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夢精時の勝敗判定について

2010-04-13 17:27:58 | ルールについて
 先日、一部メディアにおいて「夢精だった場合には勝ちなのか負けなのか」という議論がなされていたのをうけ、審判部で協議が行われた結果、以下の2点が確認されました。
 
(1)まらが「大きくなった場合」または「硬くなった場合」のみを勝ちとし、夢精していたかどうかは判定基準に含めない。
(2)負けていたときに、同時に夢精していた場合は、決まり手を「いさみまら」とする。

 平安時代の書物(『金烏玉兎集』)に「朝まらのうちで最上のものは夢精である」という記述があったために、このような混乱が見られたようです。しかし、江戸時代のまらずもう興行においては「夢精しても勝ちではない」とされることが多かったため、審判部としてはそちらの基準を採用いたしました。
 
 なお、この判定基準は、平成22年夏場所より適用され、過去の取組について遡及して適用されることはありません。つまり、春場所以前に「夢精だったから勝ち」という判断をしたとしても、公式記録は白星のままで変更はありません。

     平成22年4月13日  日本まらずもう協会審判部
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新弟子募集など

2010-04-13 13:58:31 | 募集について
(1)新弟子募集
 日本まらずもう協会では、夏場所(5月9日~23日)に初土俵をふむ新弟子を募集いたします。まらずもうに興味のある方は、

 ・しこ名(『貴乃花 光司』のようにフルネームで)
 ・出身地(都道府県名。外国出身の場合は国名)
 ・生年月日
 ・初土俵時の地位(序ノ口、幕下15枚目かく、幕内最下位から選択)
 ・結果報告の方法(mixiに書き込むor協会にメール)

 の5点を明記の上、4月24日までに、日本まらずもう協会事務局あてにメール(marazumou@gmail.com)するか、ほのか1号までmixiメッセージをください。
 入門しようかどうか迷っている場合は、とりあえず応募しちゃってください。入門だけして全休しちゃってもべつにかまいません。



(2)日本まらずもう協会職員(事務系)募集
 日本まらずもう協会ではひきつづき事務職員を募集中です。おもな業務は本場所中の『まらずもうブログ』の更新作業となります。

 ・資格 18歳以上で日本語を解すること。
 ・待遇 無給
 ・業務内容 まらずもうの運営にかかわる事務一般(とりあえずは『まらずもうブログ』の執筆を分担していただきたいと思っています。)
 ・募集人数 若干名

 希望者は、氏名・住所・メールアドレス・電話番号・「1年後のまらずもう」という題の作文(1000文字程度)を明記の上、日本まらずもう協会事務局(marazumou@gmail.com)までメールにてご応募ください。


(3)力士のみなさんへ
 改名届、休場届、廃業届などの締め切りは4月24日になります。
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春場所を振り返って

2010-04-10 11:13:03 | まらずもう新聞編集部のまらずもう分析
 平成22年まらずもう春場所は、参加者がついに2ケタの大台に乗り、大盛況のうちに幕を閉じた。
 幕内では先場所優勝の小結・雲虎が相変わらずの強さを発揮、14勝1敗の成績で殊勲賞。この2場所13勝、14勝と安定した成績を残しており、関脇昇進が決定的な来場所は、いよいよ大関昇進をかけた戦いとなる。先場所からの雲虎参入に刺激され息を吹き返したほしの山は今場所も雲虎と2差の12勝、初の技能賞を獲得した。奇跡ともいえる成績で来場所は念願の三役昇進が確実、かねてから希望していた「玉椿」襲名が現実のものとなりそうだ。
 幕内付出の新人組では、明烏が初日からの5連敗を跳ね返し勝ち越し、敢闘賞を受賞。大松嶽は4勝11敗の大敗に終わったものの、遠くアメリカの地での取組を敢行しての結果であり、まらずもうの国際化という点での貢献度は計り知れない。初の海外興行という大松嶽の業績は、まらずもうの歴史に深く刻み込まれた。唯一残念だったのが勢稀の里。9日目に勝利報告をし、「毎日勝ってる」と適当なコメントをしたきり音信不通。公式勝ち星は9日目の1勝のみとなってしまった。このコメントが本当であれば、優勝争いに加わっていたかもしれないだけに惜しまれてならない。「稀に勢いづいて報告する」のではなく、世にも稀なる勢いで勝ち星を報告し続けてほしいものだ。
 今場所は優勝者こそ出なかったものの、殊勲・敢闘・技能の三賞が全員出揃い、総じて実り多い場所であったと言えるだろう。ここで優勝という言葉が出たので、まらずもうの優勝制度について述べておこう。まらずもうの優勝は、大相撲の成績に従うという原則があり、14勝の雲虎は、大相撲全勝の白鵬に一歩及ばず、まらずもう力士中では最高成績ながらも優勝とは認定されなかった。本来ならば14勝は優勝してもおかしくない成績だが、大相撲白鵬の充実ぶりからして、今後もまらずもうで幕内優勝するには全勝が必要とされることが多いだろう。白鵬と直接対決がないため、自力で白鵬を引きずり降ろせないことを嘆く向きもあるが、モノは考えよう。まらずもう力士は白鵬がどんなに充実していようと対戦する必要はなく、そのため把瑠都のように白鵬につぶされることなく、全勝優勝することも可能なのである。相手のことを考えず自分の相撲を取りきることが相撲の本道であるが、まらずもうはまさに「自分の相撲を取り切りさえすればよい」のである。優勝へのハードルは高いが、各自集中して自分の相撲を取りきってほしい。特に13勝、14勝ときている雲虎は、この調子でいけば来場所はいよいよ夢の全勝優勝かと期待される。
 幕下以下の土俵も熱戦が繰り広げられた。幕下付け出しの朝乃立・月乃猫はそろって勝ち越し。特に朝乃立は5勝2敗の好成績。通常幕下の取組7番は、場所15日間中1日おきに消化するのが平均的だが、8日目で取り終えてしまうという先走りっぷり。「出足が持ち味の先走るまらずもう」という取り口をファンに印象付けた。序二段では先場所序ノ口で全勝優勝を果たし、今場所も期待されていた摩羅の川が8日目に痛恨の黒星。優勝を逃すとともに連勝も10でストップ。若さにまかせた取り口も、深酒には勝てなかった。序ノ口では汚痔の山が5勝2敗の好成績。池男王子は1番残して2勝4敗と負け越しが決まったものの、最後の相撲にきっちり勝って、年に1度の序二段昇進のチャンスをものにした。なお、先場所脱走した玉太田は、今場所も協会の網をかいくぐって息詰まる逃走劇を展開、15日間逃げおおせた。これで来場所は四股名から「玉」を抜かれるのは確実。
 さて、こうしているうちにも既に力士たちの目は5月の夏場所を向いている。5連勝で最後の相撲を取り終えた汚痔の山は、翌日も休むことなく本番さながらのけいこを続け、稽古場でも好調を維持しているという。また、月乃猫は勝ち越しを決めた直後、来場所に向けてみひろのAVを借りに走った。12勝したほしの山は精根尽き果てたか、場所後の稽古では負けてばかりというが、これも本場所で実力以上の結果を出す、ベテランなりの調整法なのだろう。来場所に向けて、もう戦いは静かに始まっているのである。
     (『まらずもう新聞』編集部)

【夏場所のご案内】

番付発表:4月26日(月)
初日:   5月9日(日)
千秋楽:  5月23日(日)

夏場所デビューの新弟子も随時募集中!

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三賞インタビュー:敢闘賞・明烏

2010-04-02 19:43:45 | 力士にきく
?みごとデビュー場所で敢闘賞受賞の明烏関にお話を伺います。敢闘賞、おめでとうございます。

(明烏)
どうもありがとうございます。 たいへん嬉しいです。


?初日から5連敗、私たちも心配したのですが、連敗中はどのようなお気持ちでしたか。

(明烏)
自分でもまさか5連敗するとは思ってなかったので、さすがに焦りはありましたね。


?そこからみごとに盛り返しての勝ち越し、きっかけのようなものはあったのでしょうか?

(明烏)
とにかく早く気持ちを切り換えて、リズムを掴もうと必死でした。


?場所中何度か「秘策を行使」とおっしゃっていましたが、その「秘策」とは何だったのでしょう?やはり教えてはいただけませんか・・・?

(明烏)
少し気持ちを高めながら睡眠を取ろうと自分なりに工夫を。
具体的には語れませんが、少しはその作戦が効いたと思います。


?終盤戦、いい流れで取り終えて、来場所につながると思いますが、来場所の抱負、お聞かせください。

(明烏)
来場所は初日から白星を取れるように。もっと安定した勝負で勝ち越せるようにしたいですね。


?最後にファンの皆様に一言、お願いします。

(明烏)
今場所は5連敗スタートでご心配をおかけしました。来場所は期待に応えられるように頑張りますので、応援よろしくお願いします。


?あっ、申し訳ありません、本当に最後の最後に、脱走したままの玉太田さんですが、明烏関の言うことなら彼も聞くのではないかと思うのですが・・・。玉太田さんに一言でも二言でも、お願いできませんでしょうか?


(明烏)
未確認ながら、後援会の方が玉太田さんに番付表を渡そうとしたら、受け取りを拒否したと言う情報が…。
本当なら問題ですね。
とにかく玉太田さん、早めに事務局に連絡をするように。


?敢闘賞の明烏関にお話を伺いました。


…ありがとうございました
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