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優勝決定戦実施要項

2011-11-24 07:00:00 | ルールについて

 今場所は11日目までに全勝が4人と、決定戦が行われる可能性が濃厚になってきました。というわけで、優勝決定戦の実施要項を発表します。

 基本的にはルールはいままでと変わりませんが、レポートの締切時間が1時間早くなっております。(24:00→23:00) 優勝力士を千秋楽当日に決定するための措置です。ご了承ください。

 

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 平成23年度九州場所 優勝決定戦実施要項

<はじめに>

・大相撲の優勝ラインが、同時にまらずもうの優勝ラインになります。まらずもう界で相対的に1位になったとしても、大相撲の優勝ラインを下回っている場合は、優勝ではありません。大相撲の優勝ライン以上で同成績となった力士が複数いるばあいにのみ、優勝決定戦が行われます。

・優勝決定戦での勝敗は公式記録にはカウントされません。たとえば、優勝決定戦で勝ったとしても通算勝利数は増えませんし、優勝決定戦で負けたとしても連勝記録はストップしません。



<十両以上について>

 優勝にあたる成績をあげた力士が複数いる場合には、千秋楽の取組後に、さらに昼寝をしていただき、その結果を報告してください。その際、結果報告と同時に、決定戦の取組内容をレポートした作文を提出していただきます。
  結果報告ならびにレポートの提出期限は千秋楽当日の23:00まで(千秋楽の夜11時)といたします。

 そのうえで、以下の順番で優勝を決定いたします。

(1)決定戦の勝敗
 決定戦で勝っているほうを優先して優勝者を決定いたします。

(2)レポートの内容を審査して、内容のすぐれているほう
 (1)で差がつかなかった場合、理事会でレポートを審査し、すぐれているほうを優勝といたします。審査基準は「相手よりどれだけまらが強いか」。決定戦において、いかに自分のまらが雄々しい状態だったかをレポートしてください。
 また、「昼寝する時間がなかったが優勝したい気持ちがある」という場合も、決定戦は不戦敗扱いになりますが、相手も負けている可能性があり、優勝のチャンスは残っています。「千秋楽の昼下がり、昼寝こそできなかったものの、まらは力強かった」的な内容のレポートを提出してください。

 (1)(2)でも決着がつかなかった場合は、同点優勝といたします。


<幕下以下について>

 優勝にあたる成績をあげた力士が複数いる場合には、次の3段階で優勝者を決定します。

(1)優勝決定戦
 大相撲では、優勝候補者は原則的に十三日目に7番取り終えるので、まらずもうでも、それまで全勝の力士は極力十三日目に7番相撲を取り終えていただき、のこり2日間を決定戦にあてます。
 決定戦にあてられるのは十四日目・千秋楽の二日間で、決定戦での勝利数の多い力士が1名に絞られれば、その力士が優勝となります。
 十四日目時点で七戦消化していない場合は、正規の取り組み消化が優先となり、その日は決定戦には使えません。
(例)
力士A:十三日目に7戦全勝→十四日目、千秋楽の2日間を決定戦にあてることができる。(最大2勝できる)
力士B:十四日目に7戦全勝→千秋楽のみ決定戦にあてる。(最大で1勝)

 なお、決定戦開始は十四日目からですので、十二日目以前に早々と7戦終了していても、決定戦に使えるのはあくまで十四日目と千秋楽の2日だけです。

(2)作文審査
 千秋楽、決定戦の結果をもとに優勝決定をいたしますが、それでも決着がつかない場合があります。その場合、まずは「さいごは思いの強い方が勝つ」というのが格闘の基本ですので、どうしても優勝したい方は、千秋楽の結果報告とともに優勝に向けた思いを綴ってください。決定戦の結果が同点だった場合、提出された作文を理事会で審査して、優勝者を決定したいと思います。結果報告ならびにレポートの提出期限は、十両以上と同様に千秋楽当日の23:00まで(千秋楽の夜11時)といたします。
 審査基準は「優勝への思いが伝わってくるかどうか」。もし、提出された作文を読んでも、優勝への思いが特に伝わらなかった場合は、協会の星取表評価基準にのっとり外形的に決めたいと思います。


(3)星取表審査
 もし作文審査でも優勝者が決まらなかった場合には、優勝決定戦が終わった段階で優勝資格のある力士のうち、場所中に最も長く連続して土俵に上がった日数、または、場所中に最も長く連続して土俵に上がらなかった日数、を比較して、短いほうの力士を優勝とします。
 大相撲では、幕下以下はほぼ1日おきに取組を行うのが原則ですので、まらずもうでもその原則に近い星取表を残した方を尊重しようという考えです。ただし、優勝決定戦に参加した日は「土俵に上がらなかった日数」として計算します。
(例)
力士A ○やや○○やや○○やや○○やや →2日(「○」「や」ともに2日連続が最長)
力士B ややや○○○ややや○○○○やや →4日(「○」が4日連続している)
力士C ○○や○○や○○や○ややややや →5日(「や」が5日連続している)
力士D ○○○○○○○やややややややや →8日(「や」が8日連続している)
 連続日数の短いほうが高評価となるため、この場合は力士Aの優勝となります。

(4) 1~3でも優勝者が決まらなかった場合は、同点優勝となります。

 

 

  平成23年11月24日 日本まらずもう協会審判部      

 

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