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玉椿主任の名古屋場所展望

2024-07-12 10:00:00 | まらずもう新聞編集部のまらずもう分析

― きょうは玉椿主任に名古屋場所の展望をうかがいましょうか

(玉椿) 「おう。よろしく」

― それにしても今週は暑いですね

(玉椿) 「週の前半は36度とかあったもんな。30度くらいだと涼しく感じるくらいだ」

 

― これだけ暑いとやはり金精山関が本命ですか?

(玉椿) 「令和以降の5年間の名古屋場所を見ると、金精山が優勝3回、毛呂乃が優勝2回。まあ数字を見ると金精山が強いよね」

― ですね

(玉椿) 「んでも、本人の意識としては『夏は苦手』らしいんだよ」

― 苦手には見えませんけどね

(玉椿) 「加齢で体質が変わってきてるのかもしれん。年を取るにつれてだんだん冬が好きになってきたとか」

― あとは、さいきんの暑さは常軌を逸してるので、いくら暑さに強いといってもさすがに閾値を超えたのかもしれないですしね

(玉椿) 「なので、いくら暑さに強いといっても、圧倒的な本命って感じでもないのかね。優勝確率でいうと60%くらいかな」

― なるほど、その60という数字の根拠とかはありますか?

(玉椿) 「んー、ほら。直近5年で3回優勝してるから」

― 適当だな、おい

 

ー 金精山関が60%ということは、残りの40%は毛呂乃関ということになりますか?

(玉椿) 「まあそうだね。毛呂乃はむらっ気があるからね。全勝できるかってと微妙なところだ」

ー さいきんは扇風機を改造して鞭のように使っているらしいですね。

(玉椿) 「身の回りのものがぜんぶ大人のおもちゃに見えるんだろうね。性へのあくなき探求心が毛呂乃の強みだ」

 

― 扇風機といえば玉椿関の扇風機も壊れたんですよね。あのあとどうなりました?

(玉椿) 「近所のジョーシンで新しいの買ったよ。ヤマゼンの3000円の安いやつ」

― 玉椿関ご本人の調子はどうです?さいきんはどのくらい勝ってますか?

(玉椿) 「腰が痛いからあんまり調子はよくないね。今月に入って1回だけ勝ったのを覚えてるわ。めずらしい、って思ったよ」

― せめて勝率5割はキープしてほしいんですがね。

(玉椿) 「むかしは七月に夜勤やってたから負け越し確定みたいな雰囲気はあったけど、さいきんは夜勤やめたからね。昼起きて夜寝るって生活だし全敗クラスのひどい成績にはならんと思うよ」

― 本人の感覚としては、何勝くらいできると思いますか?

(玉椿) 「んー、6勝9敗と予想しとくか」

 

― 幕下に目を転じて、まずは大太刀さんはどうでしょう? そもそも出場自体が危ぶまれてますが

(玉椿) 「さいごに連絡があったのが三月場所で、それ以来4ヶ月も連絡がついてないからね。あんまり期待しないほうがいいかもね。連絡があるといいけどねえ」

 

― 播潟さんは相変わらずマイペースといったかんじですか?

(玉椿) 「老化とか衰えとかもあんまり感じないね。飄々と土俵に上がってるかんじだよね」

― 今場所は幕下に復帰なさってますし、調子がいいのかもしれませんね。

(玉椿) 「まあ、本人は勝ち負けとかどうでもいいって思ってそうだよね。自然にまかせてるかんじ。奈良時代あたりの古代のまらずもうはスポーツってより占いだから、これが本来のありかたなのかもしれんね」

 

― では、あさってからの名古屋場所、がんばってください

(玉椿) 「おう」

 

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まらずもう力士と大相撲力士の地位対照表(令和六年七月)

2024-07-04 10:00:00 | まらずもう新聞編集部のまらずもう分析

 まらずもうの力士が大相撲でいえばだれくらいに相当するのか、表にしました。

地位 まらずもう 大相撲
理事長 毛呂乃(けろの) 八角親方(はっかくおやかた)
東横綱 金精山(こんせいざん) 照ノ富士(てるのふじ)
東小結 玉椿(たまつばき) 大栄翔(だいえいしょう)
東幕下3 琴金舟(こときんしゅう) 荒篤山(こうとくざん)
東幕下57 播潟(はりがた) 金沢(かなざわ)

 


― 大相撲で気になるお相撲さんはいらっしゃいますか?

(玉椿) 「注目ねえ……。照ノ富士が出場するかどうかだねえ」

― 休みがちですもんね。

(玉椿) 「直近2年間で皆勤したのが3場所だけってのは休みすぎだよなあ」

― 引退とかもちらつくんじゃないですか?

(玉椿) 「横審が秋場所まで様子を見るって言ってるらしいから、今場所は出なくても即引退って話にはならんだろうけどねえ。だからといってホイホイ休むのも印象はよくないよねえ」

ー 今場所は出場しそうなんですか?

(玉椿) 「どうなんだろ? かるめの稽古はしてるみたいだけど、どのくらいケガの状態が回復してるのかは記事だけだとわからんねえ」

― 照ノ富士関の動向には注目ですね。

 

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名古屋場所にに達成が期待される記録(令和六年七月)

2024-07-02 10:00:00 | まらずもう新聞編集部のまらずもう分析

<通算500敗>

・玉椿 現在495敗

 

<通算100敗>

・毛呂乃 現在96敗

 


― 玉椿関は通算500敗目前です。

(玉椿) 「若いころは2勝1敗ペースを維持してたんで、1000勝とどっちが早いかな?なんて思ってたんだが、ここんとこ勝率がだいぶ落ちてさ。いま852勝495敗か。1000勝なんて何年後になるかわからんよね」

― 年間50勝40敗ペースなら3年後ですね。

(玉椿) 「老化がすすんだら勝率5割も維持できるかあやしいし、幕下とかに落ちたら番数を稼げなくなるし、けっこうがんばらんと1000勝は達成できないかもしれんねえ」

― 2000本安打を目前に足踏みするベテラン野球選手みたいな気分ですか?

(玉椿) 「んー。このままいくと、ロッテ福浦の晩年みたいなことになるかもしれんねえ」

 

― 毛呂乃関は通算100敗まで残り4敗。だんだん大台が視野に入ってきました。

(玉椿) 「先場所4敗して、現実的な距離感に近づいた感じはあるね。ちょっと調子が狂えば4敗くらいしちまうってことだからね」

― 今場所は無理にしても、年内に達成はありえそうですね

(玉椿) 「毛呂乃もなかなか全勝はできなくなってるから、十一月場所くらいには100敗に到達するかもしれんな」

 

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玉椿主任の夏場所展望

2024-05-11 10:00:00 | まらずもう新聞編集部のまらずもう分析

― きょうは玉椿主任に夏場所の展望をうかがいます。よろしくお願いします。

(玉椿) 「おう」

― ところで主任って聞きなじみのない肩書ですね。

(玉椿) 「先場所、ちょっとミスをして階級を下げられたからな。いちおう無役じゃないってだけの肩書だ」

― いっそのこと玉椿親方とか名乗っててもいいんじゃないですか?

(玉椿) 「まあ、それでもいいんだけど、主任のほうが『階級を下げられた感』があるから、個人的には気に入ってるよ」

― 本人が気に入ってるんならそれでいいですけど。

 

― さて、五月場所の展望ですが、見どころとかありますか?

(玉椿) 「見どころ? ……思いつかんねえ」

― この力士のこういうところを見てほしいとか、なにかないですか?

(玉椿) 「んー、気になるのは大太刀が出場するかどうか、かねえ」

― あー。

(玉椿) 「木曜昼の時点で連絡がないからねえ。今場所も休みがちになるような気がするねえ」

― 今場所は十両三枚目。勝ち越すのと全休するのとでは天と地の差がありますよね。

(玉椿) 「番付は生き物だから確定的なことはわからんけど、全休だったら幕下に落とされても文句は言えんねえ」

 

― ほかに見どころはないですか?

(玉椿) 「力士全員がちょっとづつ老化してるからね。どんなふうに老化に対抗するのか、そのもがき苦しむ様子を見てもらうしかないんじゃないかな」

― なんか陰気な楽しみ方ですね。

(玉椿) 「陽気な勝ちっぷりができるのって毛呂乃くらいしかいないからね」

― インタビューしてても聞くことがなくて苦しいですよ。

(玉椿) 「まあ、初日を迎えれば、ちょっとは明るくなるよ」

 

 

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まらずもう力士と大相撲力士の地位対照表(令和六年五月)

2024-05-03 10:00:00 | まらずもう新聞編集部のまらずもう分析

 まらずもうの力士が大相撲でいえばだれくらいに相当するのか、表にしました。

地位 まらずもう 大相撲
理事長 毛呂乃(けろの) 八角親方(はっかくおやかた)
東横綱 金精山(こんせいざん) 照ノ富士(てるのふじ)
東前頭1 玉椿(たまつばき) 熱海富士(あたみふじ)
西十両3 琴金舟(こときんしゅう) 千代翔馬(ちよしょうま)
西三段目7 播潟(はりがた) 金沢(かなざわ)

 


― 大相撲で気になるお相撲さんはいらっしゃいますか?

(玉椿) 「金沢さんのことは存じ上げなかったんだが、顔つきがかっこいいね。お母さんが外国の方なのかね。色黒でエキゾチックな風貌をしていらっしゃる。高安っぽい雰囲気って言えばわかるかな」

― 強そうな見た目ですね。

(玉椿) 「相撲ぶりを見たことはないけど、有望そうな雰囲気あるよね。わし、胸毛の濃い力士って好きなんだ」

― いわゆる熊系ってやつですね。

(玉椿) 「かっこいいよな」

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夏場所に達成が期待される記録

2024-05-02 10:00:00 | まらずもう新聞編集部のまらずもう分析

<通算250勝>

・播潟 現在247勝

 

<通算500敗>

・玉椿 現在488敗

 

<通算100敗>

・毛呂乃 現在92敗

 


― 播潟さんが250勝を達成しそうですね。

(玉椿) 「かれも老化なのか、さいきんだいぶ勝率が落ちてるけど、5月は戦いやすいからね。3勝くらいはしてほしいね」

 

― 玉椿関が通算500敗まであと12敗です。なくはない、って感じですか?

(玉椿) 「大関だったころは中盤で負け越すと『どうせ消化試合だから』ってやる気なくしてたんだけど、大関から陥落してからはひとつでも多く勝たなくちゃいかんだろ。さいごまで気合がつづくからそこまで大負けすることはないと思うけどねえ……、んでも弱くなってるからねえ……。たしかになくはない、かな」

 

― 毛呂乃関の通算100敗はなさげですよね。

(玉椿) 「毛呂乃の場合はいさみあし的な負け方が多いからね。気合が乗りすぎて連日連夜へんなプレイを続けると、なくはない、って感じかもしれんよ」

 

 

 

 

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春場所に達成が期待される記録

2024-02-28 10:00:00 | まらずもう新聞編集部のまらずもう分析

<通算600勝>

・金精山 現在591勝

 

<幕内通算50勝>

・大太刀 現在40勝

 

<通算100敗>

・毛呂乃 現在91敗

 


― 金精山が通算600勝まであと9勝ですね。

(玉椿) 「毎場所10勝5敗ペースで10年かかるからね。野球でいったら名球会入りくらいの価値がありそうだよね」

 

― 大太刀関は幕内通算50勝を達成しそうです。

(玉椿) 「休場しなければ問題なくいけそうだね。ただ、もし今場所全休したりするとまた十両に落ちちゃって達成が遅れるからね。決めれるうちに決めてほしいね」

 

 

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初場所に達成が期待される記録(令和六年)

2023-12-30 10:00:00 | まらずもう新聞編集部のまらずもう分析

<通算100敗>

・毛呂乃 あと9敗(現在91敗)

 

<通算500出場>

・播潟 あと3回(現在497出場)

 


― 毛呂乃関の通算100敗達成、さすがに今場所じゃないですよね。

(玉椿) 「わざと負けにいかないかぎり、9敗はしないだろうな」

― 令和六年中に達成しますかねえ?

(玉椿) 「ことし(令和五年)の成績が81勝9敗だから、そのペースなら九州場所あたりに達成か」

― なるほど。

(玉椿) 「毛呂乃は調子がいいときほどよく負けるから、好不調の目安にはなりそうだね」

 

― 播潟さんは通算500出場目前です。

(玉椿) 「あいつのすごいところは、初土俵以来いちども休場してないってところだよ。わしですら3回休場の記録があるんだぜ」

― 10年以上も淡々としたペースで報告を続けてるんですよね。精神力の強さですかね。

(玉椿) 「見習いたいな」

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令和五年のまらずもうを振り返る

2023-12-30 10:00:00 | まらずもう新聞編集部のまらずもう分析

― きょうは大みそかということで、令和五年のまらずもうの振り返りをしましょうか。

(玉椿) 「わし個人の話をすれば、今年も無為な一年だったよ」

― まらずもう界は毛呂乃関と金精山関が3回づつ優勝を分け合うという白熱した一年となりました。とくに金精山関の健闘が光った印象です。

(玉椿) 「毛呂乃が89勝9敗で勝率.900。金精山は69勝6敗15休の勝率.920。勝利数が毛呂乃で、勝率が金精山か。拮抗してるね」

― 内容的にも対照的な印象ですよね。

(玉椿) 「たしかに相撲ぶりも好対照だったね。本能のおもむくまま派手に暴れまわる相撲が持ち味の毛呂乃と、派手さはないものの安定感のある勝ちぶりをストイックに追求する金精山。双羽黒と北勝海みたいなイメージかねえ」


<参考>年間総合勝利数ランキング

  力士名 勝数
1 毛呂乃 81勝
2 金精山 69勝
3 玉椿 46勝
4 大太刀 38勝
5 播潟 25勝
6 巨砲(二代目) 10勝

 

<初場所>

― では、場所ごとに振り返っていただきましょうか。まずは初場所。毛呂乃関の優勝でした。

(玉椿) 「全員が正月ボケを引きずっていたのか、ぱっとしない場所だったねえ」

― そんな身もふたもない。なにか印象的な相撲はありませんか?

(玉椿) 「播潟とか巨砲とかが、たまに味のある報告をしてきてたかな」


○播潟(3-4)

 「外の風で窓が揺れる音がうるさくて目が覚めてしまいました」 きょうは土曜日。その気になればいつまでも寝ていられた。強風で目が覚めなかったら勝ちのタイミングを逃していたかもしれない。ラッキーな白星を拾って3勝4敗でフィニッシュ。

 

●巨砲(3-2)

 「前日から信じられなことに空調がおかしくなりました。電源入れても変な動作繰り返して作動しない……こんなときに暖房なしの部屋では過ごせないと思って急遽、外の宿泊先を……あわててビジネスホテルにチェックインしたのですがこういうときなので、朝勃起しないのも致し方ないと思いました。。。」 生きていればこういう日もある。


(玉椿) 「肩の力の抜けた相撲というか、気の抜けた相撲というか……、やっぱり正月ボケを引きずっていたからこその味わいって感じがするよね」

― あとは玉椿関が大きく負け越し、大関からの陥落を決められました。

(玉椿) 「ちょっと仕事がきつくて、体力気力ともに限界を迎えてたからね」


●玉椿(0-1)

 「ひどい夢で目が覚めたよ」と夢の内容を語りだす玉椿。「銀座を散歩してたら、サバイバルゲームやってる集団に巻き込まれてさ。必死で三越の屋上まで逃げるんだけど、そこで集中砲火を浴びるんれるだ。うわっ、やられる!ってところで冷や汗かいて目が覚めた」。夢の内容だけでも相当にメンタルが疲れているのが伝わってくる。これでは股間の反応以前の問題。惨敗で令和五年のスタートを切った。

 

●玉椿(0-2)

 バイトがつらいという玉椿。仕事中は無茶な作業量を押し付ける上司への呪いの言葉が脳内をぐるぐるしているという。それも1ヶ月ほど前は「死ね」とか「さっさと死ね」くらいだったが、さいきんは「糖尿病になって足を切断されろ」とか「火事にまきこまれで全身やけどで1週間苦しんでからあの世に行け」とか「マンホールに落ちて下水で溺れ死ね」とか、苦しみぬいて死ぬような呪いをかけるようになったとのこと。なるほどメンタルが不安定である。このメンタルでは相撲にならず初日から2連敗。


(玉椿) 「こりゃひどい精神状態だね」

― で、優勝が毛呂乃関でした。

(玉椿) 「ほかが悪すぎて結果的に毛呂乃、って感じの場所だったよ」

 

 

<春場所>

― 春場所は金精山関が全休、大太刀関が途中休場というどうにも締まらない場所になりましたね。

(玉椿) 「初場所はまだ見どころもあったけど、春場所はひどかったね。年度末はみんないそがしくてまらずもうに集中できなくなるんだよね。まあひどい場所だった」

― 優勝は毛呂乃関。こういうときに頼りになりますね。

(玉椿) 「毛呂乃も本調子じゃなくて、ちぐはぐな相撲が目立ってたけどな」


○毛呂乃(9-1)

 春分の日、何か変わった予定は、と聞かれると「毛頭」。なにも変わらず、揺らぐことなく相撲に勤しむ。きょうの相撲は「亀でスカ」。ついに来た、必殺の一人アナルファック。自らの亀を尻穴に突き刺し、その刺激で亀も尻も両方から噴射。ひたすら本能に従って相撲を取る毛呂乃、「本能は、ズワイガニ」。本能が指し示した相手、ズワイガニを尻穴に挿入、かつてのザリガニに続き、今場所はズワイガニとともに終盤戦を走り切る。

 

○毛呂乃(10-1)

「夢精!あすから転機」。桜の満開に合わせて打ち上げつつ、明日からなんらかの転機を迎えると予告。きのうカニを突っ込んだままだが、「悪くなるんで、スカ」とカニの鮮度を気にしていったん排出。尻の中で暴れ回るカニを出したことで、「今日は静かな下半身でした」。このままカニ入れっぱなしで千秋楽まで走ると思いきや中断、あす、あらたな転機を迎えそうだ。


(玉椿) 「このあたりの流れ、ちょっとへんだろ。せっかくカニを挿入したのに、一日で出しちゃうんだぜ」

― なにか計算違いがあったのかもしれませんね。

(玉椿) 「それでも優勝するんだから、地力は圧倒的なんだけどな」

― ほかの力士でなにか印象的な相撲などはございますか?

(玉椿) 「んー、おもしろい相撲はなかったけど、ChatGPTに、まらずもうについて質問したときの回答がおもしろかったね。AIの言うことなんかあてにならんことがわかったよ」


〇玉椿(4-3)

 今場所初の連勝でようやく白星先行だが、せっかくの土曜日なのに雨で外出する気にもならない。友人のいない玉椿、今話題のOpenAIのチャットに話相手になってもらっていた模様。「まらずもうについて教えてくださいって質問したらさ、UNESCOの無形文化遺産だって教えてくれたよ。そんな大変なことになってたなんてわしも知らなかったよ」

<玉椿の質問>

まらずもうについて教えてください

<ChatGPTの回答>

「まらずもう」とは、日本の伝統的な演劇の一つで、江戸時代に発展したとされています。主に東京や京都などで上演されており、踊りや歌、語り、太鼓などが用いられた独特の舞台芸術です。

「まらずもう」という名称は、「まらず」という言葉が「治まらない、止まらない」という意味を持つことからきています。この演劇では、時にコミカルな表現やエネルギッシュな動きを用いたり、時には静かな語り口で心に訴えかけたりするなど、激しい動きと静謐な雰囲気が織り交ざっています。

「まらずもう」は、かつては農村部での行事や祭りなどで上演されていましたが、現在では都市部でも上演されており、外国人観光客にも人気があります。また、UNESCOの無形文化遺産にも登録されています。


 

<夏場所>

― 休場明けの金精山関がどんな相撲をとるのかに注目されました。

(玉椿) 「この場所の金精山はすごかったよ。日本語としておかしいかもしれんが『取り付く島もない』って感じ」

― 言わんとすることはなんとなくわかります。鬼気迫る十五日間でしたよね。


<初日 ○>

お疲れ様です。

今日の取り組みは白星。

焼肉の食べ放題に行ってきたせいか、なかなか順調な滑り出し。

 

<二日目 ○>
お疲れ様です。
今日の取り組みは白星。
昨晩というか今朝、久しぶりに稽古したが、モチベーションが上がらず。そこで久々に洋物屋外で稽古するとモチベーション爆上がり。満足のイク濃密な稽古になった。

 

<三日目 ○>
今日の取り組みは白星。
屋外で全裸で稽古できるのは、元気の源である。理想は森の中だな。

 

<四日目 ○>
お疲れ様です。

今日の取り組みは白星。

昼間から屋外で稽古するというのは、理想の環境だと思う。

まらずもう力士も原点に帰って、屋外で競い合うべきではないだろうか。

 

<五日目 ○>
お疲れ様です。
今日の取り組みは白星。
文句なしの横綱まらずもうが取れ、大満足。

 

<六日目 ○>
お疲れ様です。
今日の取り組みは白星。
安定したかつ豪快なまらずもうがとれて大満足。

 

<七日目 ○>
お疲れ様です。
今日の取り組みは白星。
精液を増やすには、筋トレと質の良い睡眠が大事らしい。気合い入れて筋トレして、気合い入れて寝ようと思う。

 

<八日目 ○>
お疲れ様です。
今日の取り組みは白星。
なかなかの出来。

 

<九日目 ●>
お疲れ様です

今日の取り組みは黒星。

立ち合いを合わせることができず、土が着く。無念。

 

<十日目 ○>
お疲れ様です。

今日の取り組みは白星。

稽古の途中で寝落ちし、起きると見事に勃起。

他人のまらずもうを見るのも勉強になるものだ。

 

<十一日目 ○>
お疲れ様です。今日の取り組みは白星。
土俵際での辛勝に不満。
もっと豪快に勝ちたいものだ。

 

<十二日目 ○>
お疲れ様です。
今日の取り組みは白星。
満足のイク出来。

 

<十三日目 ○>
お疲れ様です。

今日の取り組みは白星。

危なげなく、安定した出来。

面白いコメントが浮かばないのが残念。

 

<十四日目 ○>
お疲れ様です。
今日の取り組みは白星。
またもや土俵際の勝利で不満が残る。

 

<千秋楽 ○>
お疲れ様です。
今日の取り組みは白星。
文句なしの勝ち方を千秋楽でできて満足である。


― 読んでいるだけでも息苦しくなるような、ものすごい集中力。これを十五日間続けたんですね。

(玉椿) 「派手さとか観客受けとかをそういう雑念を捨て去って、勝つことに全集中した感じだよね」

― 毛呂乃関に勝つためにはここまでやらなくちゃいけないんですね。

(玉椿) 「いっぽう、毛呂乃のほうは負けた相撲がかっこいいんだよ」


●毛呂乃(9-1)

 「マーラって悪魔って意味でしたっけ」と今更ながら股間の悪魔を悪魔と思う毛呂乃。「今朝は問題。泣く起床詰まり」。寝ながら床深くまらを突き入れ、起きた時には抜けなくなってしまう「起床詰まり」に泣いた一番。どれだけ抜こうと暴れても抜けず、むしろその刺激でまらはますます大きくなり抜けなくなるばかり。なんとか引き抜こうと家の中でもがいたが、その結果、家屋も倒壊、もう「建ってません」。肝心のまらが立っていることを立証したくとも、抜けないものは仕方ない。股間の悪魔を「化け物か!」と自ら罵るも、その悪魔、化け物が勝利の邪魔をする。どうしても今日中には引き抜けず、ここで痛恨の黒星。

 

●毛呂乃(11-2)

 大事な終盤戦、今日の相撲をたずねられると、「いや、しませんから」。なんと相撲を取らないという。「エスキモーはうんこ我慢しまくっていっぺんに出して快楽を得るとか聞いたことが。というわけで今日はたってません」と、青ざめて震えながら、それでいて恍惚の表情を浮かべる毛呂乃。案の定、尻穴には自身のモノが詰まっている。お得意の一人アナルファックだが、完全に埋めこんで抜いて見せる気が一切ない。我慢しまくって快楽を得ているのだ。しかも一睡もしていない。一日このありさまで明日まで我慢を決め込む模様で、勃ちが確認できないうえで寝起きの瞬間もないため相撲にならず、快楽のために1日をまるまる棒に振っての黒星、やはり最終盤にひと波乱。優勝の行方はいかに。


(玉椿) 「毛呂乃と金精山、両者の持ち味が際立った、いい場所だったね」

― すごい場所でした。

 

<名古屋場所>

ー 名古屋場所も金精山関の優勝。完全に円熟期を迎えたという感じですね。

(玉椿) 「ゾーンに入っているというか、取組に集中できている感じがしたね」


○金精山(1-0)

 夏は幽霊の季節。「霊3体にとりつかれ、自分で除霊するというなかなかの悪夢を見るが、何とか土俵際でとどまり、辛勝。エロい夢なら大歓迎だが、しかも女の霊が3体もとりつくなどなかなか強烈」とせっかく出てきた女幽霊を除霊してしまった。まあ、金精山の好みは楊貴妃よりも張飛なのだからしかたないが、ちょっともったいない。


(玉椿) 「もうさ、雑念を捨てて勝利に集中、してるのがいいね。これぞ金精山、って感じ。鬼気迫るものがあるよ」

― 毛呂乃関の調子も悪くなかったですよね。


○毛呂乃(9-1)

 「海の日は擦れ、血つくと数%イッてました」。血が付くほど擦っても、絶頂の数%しかイかない余裕ぶりだが、報告せずに不戦敗。今朝は「固いたい」と博多弁が飛び出し、直後に「出す」と白星も飛び出す。実に硬いが全力からしたらまだわずかで「3分(さんぶ)ぐらい」。それでも「石でした」との言葉通り、ガッチゴチ。前日の報告忘れがよほど悔やまれたのか、「固いたい、固いたい」と大事なこと、大事なモノの状態を何度も繰り返す。「手、ナニよ」と手コキを始めたところでついに警察沙汰に。近隣住民が通報したらしく、「わざわざ警察に電話したんですか・・・」と呆れ気味だが、いざ手錠をはめられるとやはり満更でもなさそう。警察官に拘束されるまでがプレイの一環。

 

●毛呂乃(12-2)

 「今日、鷲掴みでした」。ときょうもまらを鷲掴み。「ぐっ、と擦り、ねぶったからかな?」いつにも増して力強さを増して、いよいよ就寝。もちろん寝ても覚めても状態は鬼立ち、なのだが、「きょうは便器妖怪ですね」。便器に自身のモノを押し込んで就寝。「あ、つい、ですね・・・」寝ている間につい気持ちが乗ってしまったようで、突っ込んだままさらに大きくなり抜けなくなってしまった。抜けず、確認できないものは勝ち判定のしようがない。自身のまらがそのまま便器に潜む妖怪になってしまったがそれはそれで「便器妖怪(笑)(笑)」と満足気。便器姦を思いついてしまい、ここで2つ目の黒星、千秋楽を待たずに、金精山の優勝を許してしまった。


(玉椿) 「自由奔放にふるまって、そのせいでときどき負ける、っていうのが毛呂乃らしいね」

― ほかの力士はどうでしたか?

(玉椿) 「今年は暑かったろ。みんな暑さで意識が朦朧としてたよね。わしはいつのまにか下半身まるだしになってたし、大太刀の会社の事務員は給料の計算を間違えるし、播潟はわけのわからんことを言いだすし」


○玉椿(4-2)

 「目が覚めたら、下半身丸出しになってたよ。寝ながら無意識に脱いでたらしい」と玉椿。全裸ではなく上半身はTシャツを着たまま、下半身だけすっぽんぽん。「くまのプーさん状態だね。股間からウインナーぶらさげてるからウイニー・ザ・プーって名前なのかもね」とわけのわからないことを言いながらも勝ち判定で4勝目。

 

○大太刀(1-0)

 「会社が手違いで給料を少なく振り込んでしまい金銭的に困窮している。事務方の手が足りないってのは察しますよ。でも労務面はしっかりせえや…」と怒り心頭といった表情の表情。大太刀の会社は以前も給料が遅れたことがあったような。事務方のミスというより経営的に資金繰りとかがまずいのではないか。さて、節約ということで夕食は湯豆腐、「これが予想以上に旨い」と白い豆腐が白星を運んで、まずは無難に1勝目。

 

●播潟(2-3)

 「暑いですね」とこの暑さに元気なく3敗目。熱中症対策とか考えてますか?と質問され「水分と塩分って言いますよね。きのうは一日中ピーナッツ食べてました。塩分はとれたかと思います」だそうだ。


 

<秋場所>

― 九月は毛呂乃関が優勝、と。金精山関の三連覇を阻止しました。

(玉椿) 「金精山も内容が悪いわけじゃなかったけどね」


○金精山(13-1)

 逆転優勝のためにはどうしても負けられない金精山。「昨晩稽古を中断して寝るという技を使った」と小技を駆使して勝ちをもぎとりにいったのが功を奏し「豪快な立ちっぷり」と納得の相撲で1敗を堅持。ただ、この手を使うと起床後の禁欲が難しくなる。金精山もご多分に漏れず「これから稽古に励みます」とせっかく溜め込んだエネルギーを放出せざるをえない。今場所三日目はこのパターンで負けており、あすの見どころは稽古後のエネルギーロスを一晩で回復できるか、という点になりそうだ。

 

○金精山(14-1)

 「昨日は結局稽古を辛抱」と若い頃の自由奔放な取り口からは考えられないような忍耐を見せ、千秋楽に備えた金精山。絶対に取りこぼしはしない、三日目と同じ失敗は繰り返さない、という強い信念が見て取れる。けさは「千秋楽に相応しい見事な勃起」と本人も納得の相撲で秋場所を締めくくり、あとは毛呂乃の結果待ちである。


(玉椿) 「あの金精山が稽古を我慢してまで勝ちにいったのには驚いたよ。さいごまで勝ちにこだわる姿勢を見せていたからこそ、毛呂乃に対してかなりのプレッシャーになったんじゃないかな」

― プレッシャーですか?

(玉椿) 「あの毛呂乃が取りこぼさないように慎重に戦っていた気がするよ」


○毛呂乃(14-0)

 きょうは秋分の日。お彼岸ということでご先祖さまにどのような勃起を披露したかと尋ねられ、「まあ、それがし、全体ですよね。反っちゃう」。自分自身が出来得るすべての勃起技全体を、余すところなく披露するというフルコース勃起で反り返る。反るだけ反ったらあとは出すだけ。今日のお相手探しは「上野公園にきてます」。ハッテン場の成人映画館もあることで有名な上野で男漁り、それも今日1日だけでなく、いつまで通うかというと「中秋節ですね」。ことしの中秋節、十五夜は1週間先の29日金曜。あしたで場所がおわっても、毛呂乃の秋場所はこの先もまだ続くのだ。上野でしたいことは「マジでスカ」。手加減なしの本気のスカが、十五夜まで続く見込み。上野には避難命令を出す必要があるかもしれない。いずれにしてもこれで全く危なげなしの14連勝。1差で追う横綱・金精山を振り切り、あと一番、全勝優勝が懸かる。

 

○毛呂乃(15-0)

 十五夜まで上野のハッテン場に1週間滞在すると決めた毛呂乃、スカを宣言していた通り「低周波治療器で、スカな」と最後の相撲で機材を使って前に通電しながら後ろから噴射噴射。「いいな、いい!」と恍惚と昇りつめる。噴射しきって空になった尻に、千秋楽の相手は最高難度を選んだらしく、「今日も今日とて、ふにゃふにゃで、したぞ!」とふにゃふにゃのご老人との絡み。ふにゃふにゃを受け入れてこれではとても興奮からほど遠かろうと思う状況にも「上へ!」と一言、ふにゃふにゃを尻に収めただけでも起き上がり、即座に「イッたぞう」と今度は前から大噴出。勝利を決めるや「全勝!全勝!」と叫んだあたり、番付最高位奪還を完璧な形で決めるという思いは相当なものだったことが伝わってくる。毛呂乃の全勝優勝を受け、福岡県古賀市では、市街地で真っ昼間に男約20人が下半身露出。早くも各地で自発的に優勝パレードが始まる。各地の乱痴気騒ぎの知らせに「なんでこんなにも・・・」と言いつつもうれしそうな毛呂乃。勃起サイボーグと言われた毛呂乃といえど、今場所期するものはいつになく大きかったようだ。


(玉椿) 「ふだんの毛呂乃って勝ち負けにこだわらない印象だけど、この時はわざわざハッテン場に行ったりして、本気で勝ちに行ってたもんな」

― 千秋楽も優勝を決めてうれしそうでしたね。

(玉椿) 「勝って喜ぶ毛呂乃って、ほんと珍しいよな。毛呂乃をここまで追い込んだ金精山がすごかったってことだね」

 

<九州場所>

― 毛呂乃関と金精山関の優勝争いが続いた一年でしたが、さいごは金精山関の優勝でした。

(玉椿) 「金精山らしく地味ながらも着実に白星を重ねていった印象だね」

― 金精山関で印象に残った一番ってどれですか?

(玉椿) 「どの相撲が、ってより毎日同じペースで淡々と勝ち続けるのがすごいんだよね」


○金精山(1-0)

 「裸で寝ているとやはり性感がアップするのか、見事な勃起に満足」と寒さに負けない相撲で若さをアピール。

 

○金精山(2-0)

 「可もなく不可もなくという感じか。明日健康診断なので、精力のつくものも食べられず、それにしては良い出来か」と本人的には不完全燃焼だったようだが、さほど調子がよくなくても、それなりの形作りができるのが円熟の芸。

 

○金精山(6-0)

 「抜群とまではいかずとも、安定した出来に一安心?」と金精山らしく着実に勝ちを決めて安定の6連勝。

 

○金精山(7-0)

 「可もなく不可もなく」と金精山らしい堅実な相撲で着実に白星を重ねていく。「たまには5Pとかやってるようなドスケベな夢でも見て、豪快に勝ちたいものだ」

 

○金精山(15―0)

 「千秋楽にふさわしい、そそり立つまらに我ながら惚れ惚れ。満足のイク出来に今夜の猛稽古が楽しみである」といつもどおりの危なげない相撲で15連勝。全勝で優勝に花を添えた。


(玉椿) 「日によって調子のよしあしはあっても、負けそうな雰囲気がぜんぜんないもんな」

― まさに横綱相撲ってかんじですね。

(玉椿) 「寒さが苦手って評判もなくなったよな」

― いっぽう、毛呂乃関の印象はどうでした?

(玉椿) 「毛呂乃のほうは九月に優勝して気がゆるんだせいか、また勝ち負け度外視で自由にやってた印象かなあ」


○毛呂乃(4-0)

 きのうは毛呂乃の出身地、埼玉県民の日だったが、「県民の日で、したか?電車のフリーパスつかって乗りまくり、うっかり栃木県にイッてしまい・・・」電車の車両を相手に交尾を繰り返し、栃木の車両で果てたことがあるとか。そんなきょうは、早くも皮を剥き、秘蔵の御神体を惜し気もなく披露。久しぶりに外気に触れた突端は、それだけで激しく反応し、「さあ、剥くなりマジだね」と毛呂乃自身、自分の分身の反応に笑ってしまう。その先端には今朝から尿道カテーテルが挿入されている。挿入する側が挿入される、というシチュエーションが興奮を高めるらしく、「今朝はまった管!」とうれしそうに見せて回る。皮を剥き、管のはまった局部を衆目に晒し、「目で、したねえ」。触れず、触れさせずで視姦勃起を華麗に決めて4連勝。

 

○毛呂乃(8-0)

「今朝?孟子図かな。擦ったあとでした」と『孟子全図』をオカズにし、すでに事後。「行為?受け。(孟子が)S」。と自身が受けに回り、中国の思想家・孟子に攻め立てられるシチュエーションできょうも昇り詰める。偉大な思想家、しかも男相手に不埒な妄想を、と思うところだが「良くアル、らしいですね」と毛呂乃。どうやら孟子の「性善説」というのを毛呂乃教では曲解しているらしく、性行為はとにかく善いもの、と解釈している模様。ついでに中国人だからと言ってアルアル言わないと思うが、毛呂乃の想像の中の孟子はこんな感じらしい。


(玉椿) 「電車とか孟子図とか、思いついたプレイをその場でいろいろ試してる印象はあったね。ある意味では自己研鑽を怠らないとも言えるのかもしれんね」

― ほかの力士はどうでした?

(玉椿) 「それぞれの個性は出てたと思うよ」


○大太刀(5-0)

 うつ状態から回復すると、今日も今日とて飲み歩き。女友達がガールズバーで働き始めたという知らせをきいて歌舞伎町へ。かるく2時間ほど遊んでの感想は「まあ、トータルだと安くはないよ?でもこの内容なら普通に満足いくような内容だった。オーナーさんからは『よほど変なことしない限りは付き合いは今まで通りで大丈夫です』と言われてるので、今後も仲良くさせてもらおうかなと」と満足げ。けさはゆっくりと寝て9時の起床ではしっかりとサイズ良好、白星を確保。「というか今気づいたんですけど、今のところ誰も負けてないですね。これプレッシャーになるな…」

 

○播潟(2-0)

 「勝ちでした」とけさも淡々と報告。もうちょっとコメントを、と求められると「朝食は目玉焼きとウインナーでした」とのこと。表面上はまらずもうに興味なさげな飄々とした態度を見せてはいるが、裏ではたまごとウインナーで縁起をかついでいるのかもしれない。


(玉椿) 「大太刀の破滅型のふるまいとか、播潟のやる気があるんだかないんだかよくわからないところとか、そういう持ち味は出てたんじゃないかな」

― そういえば玉椿関は7連勝のあと8連敗でしたね。敗因はどこらへんにあったんですか?

(玉椿) 「んー、理由がわからんのだよ。老化なのかねえ。まらに力が入らなくてね」

 

― さいごに、この一年を振り返っての印象は?

(玉椿) 「わしにかぎらず、みんな歳をとったね。相撲ぶりに若々しさがないもんな」

― まあ、中高年が多いですからね。

(玉椿) 「停滞感を打破してくれるような元気な新人がほしいよね」

― 若い人は女の子の尻を追いかけるのに手いっぱいで、自分のまらには興味を示さないんでしょうね。

(玉椿) 「まあ、ことしも無事に一年がおわってよかったよ」

 

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まらずもう力士と大相撲力士の地位対照表(令和六年一月)

2023-12-28 10:00:00 | まらずもう新聞編集部のまらずもう分析

 まらずもうの力士が大相撲でいえばだれくらいに相当するのか、表にしました。

地位 まらずもう 大相撲
東横綱 金精山(こんせいざん) 照ノ富士(てるのふじ)
理事長 毛呂乃(けろの) 八角親方(はっかくおやかた)
東前頭1 玉椿(たまつばき) 若元春(わかもとはる)
東十両1 琴金舟(こときんしゅう) 大奄美(だいあまみ)
西幕下31 播潟(はりがた) 海真(かいしん)
西序ノ口7 巨砲(おおづつ) 森麗(もりうらら)

 


― 大相撲で気になるお相撲さんはいますか?

(玉椿) 「森麗さん」

― 一時期、史上最弱って話題になった力士ですよね。

(玉椿) 「森麗さんのあとに、服部桜さんっていう規格外の力士が登場したから、あんまり目立たなくなったけどね。」

― 服部桜さんって、相手にびびってわざと尻もちついて怒られたひとですよね。どのくらい弱かったんですか?

(玉椿) 「連敗記録でいうと、服部桜さんは104連敗と89連敗を記録してて、これが史上1位2位のワンツーフィニッシュ。で、森麗さんの32連敗が3位。32連敗ってのも当時の新記録だったわけだし、すごい記録なんだけど、104連敗と比べるとインパクトは弱いよね」

― 文字通りケタ違いの記録ですもんね。ちなみに、まらずもうの連敗記録ってどうなってます?

(玉椿) 「わしが15連敗、14連敗の1位2位の記録を持ってる。んで、3位が茸の山の13連敗。ついでに言うと、わしはいま8連敗中だから、あと8連敗すればまらずもう記録の更新だね」

― 森麗さんは36歳、現役生活20年ですか。若い頃から弱かったら衰えとかひどいんじゃないですか?

(玉椿) 「森麗さんは入門直後よりだいぶ強くなったよ。去年の成績は13勝26敗3休。1勝2敗ペースで勝てるんだから、立派なもんだ」

― 服部桜さんは最後まで弱いままだったのに、なにが違うんですかね。

(玉椿) 「環境の違い、かねえ。服部桜さんのいた式秀部屋は食費をけちって、弟子にめしを食わせないことで有名だったから、服部桜さんはぜんぜん太れなくてねえ。その点、森麗さんは恵まれてたよ」

― 力士の食費をけちる? めしを食わせない? なんのために?

(玉椿) 「それについては、wikipediaで『式秀部屋』って調べたらいいよ。親方が病気がちで、女将さんが部屋の実権を握っちゃったんだけど、その女将さんの運営方針が、食費を節約する、だったんだよ」

― は? 意味がわかりません。

 (玉椿) 「相撲部屋って力士数に応じて相撲協会から育成費をもらえるんだよ。だから、力士としての適性とかは関係なく人数をたくさん集めて、協会から育成費を回収するってビジネスモデルだと割り切っちゃえば、用具代とか食費とかの費用なんてかけるだけ無駄だろ。式秀部屋は水道光熱費を節約するため風呂まで制限してたっていうんだから徹底してるよね」

― ええ……。

(玉椿) 「力士としての適性のない人間を集めて、まともな食事もさせず、ちゃんと稽古を見れる指導者もいない。そういう特殊な事情が重ならないと、なかなか104連敗なんて異常な記録は生まれないよ」

― 服部桜さんは大変だったんですね。そう考えると森麗さんは幸せな力士人生を送ってますね。

(玉椿) 「最高位・序二段56枚目ってのが幸せな力士人生かどうかはわからんけど、すくなくとも式秀部屋と違って健康で文化的な最低限度の生活は保障されてるだろうからね」

 

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玉椿委員の九州場所展望(令和五年)

2023-11-11 10:00:00 | まらずもう新聞編集部のまらずもう分析

― あすはいよいよ初日ですね。気分は盛り上がってますか?

(玉椿) 「盛り上がってはいないね。落ち着いた気分で淡々と場所入りするだけだよ」

― 今日は九州場所の見どころなどを語っていただきたいのですが。

(玉椿) 「ああいいよ」

 

― さて、先場所優勝の毛呂乃関、今場所も優勝候補の筆頭でしょうか。

(玉椿) 「なんか調子が上がらなくて栄養剤飲んでるって言ってたね」

ー なにを飲んでるんしょうね? 凄十でしょうか? 赤まむしドリンクでしょうか?

(玉椿) 「教えてくれないんだよね。オリジナルでやばい材料を調合してる可能性もあるかもな」

 

― もういっぽうの優勝候補、金精山関はいかがでしょう? 冬は苦手なイメージがありますが。

(玉椿) 「本人の中では苦手意識がなさそうなんだよね。周囲から見たら、いつも全裸だと風邪ひくだろって思うんだが、寒さはあんまり気にならないらしい」

― 冬に弱いってのは他人の勝手な思い込みかもしれませんね。九州はご当地場所で気合も入ってるっぽいですしね。

(玉椿) 「九州場所の勝率が低いのは、地元ファンにいいところを見せようと気合が空回りしてるのかもな」

 

ー 玉椿関はどうですか?

(玉椿) 「調子はよくないけよ。あと、場所の後半にちょっと帰省するよ」

― ご実家の山形ですか?

(玉椿) 「ああ。むこうは寒いだろうし、生活のリズムも変わるから、あんまり勝てないかもしれん。序盤戦で白星を稼いでおきたいね」

― ブログの更新に影響はありませんか?

(玉椿) 「最小限にするようつとめるけど、親戚に酒飲まされたりすると、ちょっと遅れがあるかもしれんね」

 

― 三段目・播潟さんはどうですか?

(玉椿) 「かれはいつもどおりっぽいよ。とくに変わったことはないんじゃないか?」

― 先場所は好成績でしたが。

(玉椿) 「めぐりあわせがよければ大勝ちすることもあるし、悪ければ大負けするかもしれん。運次第だけど、長い目でみればまあ勝率5割に収束するイメージだね」

― 高校の確率・統計の授業みたいですね。

 

― さて、今場所の注目は十両の大太刀関が復帰するかどうかですね。

(玉椿) 「じつはいちど連絡がついたんだ。」


ちょっと冤罪に巻き込まれたり本業の方でトラブルに巻き込まれたりで前場所は参加できる状況にありませんでした。
今場所は疑いも晴れ本業も落ち着いたので参加しようと思います。

恐らく十両か幕下上位からの再出発になると思いますがよろしくお願いします。


― 冤罪に本業トラブルですか。あいかわらず苦労の多い人生を送ってますね。

(玉椿) 「出場の意志はあるっぽいな。んでも、インタビューの質問メールには回答がないから、このあとまたなんかトラブルに巻き込まれてる可能性もある」

― なんか呪われてるんじゃないですか?

(玉椿) 「まず出場するのか、そして皆勤できるのか、今場所はそこが最大の注目ポイントだね」

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まらずもう力士と大相撲力士の地位対照表(令和五年十一月)

2023-11-02 10:00:00 | まらずもう新聞編集部のまらずもう分析

 まらずもうの力士が大相撲でいえばだれくらいに相当するのか、表にしました。

地位 まらずもう 大相撲
理事長 毛呂乃(けろの) 八角親方(はっかくおやかた)
東横綱 金精山(こんせいざん) 照ノ富士(てるのふじ)
東小結 玉椿(たまつばき) 阿炎(あび)
東十両10 琴金舟(こときんしゅう) 天空海(あくあ)
東三段目7 播潟(はりがた) 海真(かいしん)
西序二段47 巨砲(おおづつ) 旭丸(あさひまる)

 


― 大相撲で気になるお相撲さんはいますか?

(玉椿) 「阿炎はいいよね」

― へえ。不祥事が多いひとってイメージですけど。

(玉椿) 「そこがいいんだよ。まらずもうにスカウトしたいくらいだ」

― コロナのときキャバクラ通いして出場停止になったんでしたっけ?

(玉椿) 「酒と女で痛い目にあうなんて、昔ながらのお相撲さんらしくて、実にいいねえ」

― そうですか?

(玉椿) 「あとさ、インスタグラムに不謹慎動画あげて怒られたこともあったろ」

― どんな動画ですか?

(玉椿) 「若元春の口を粘着テープでふさぎ、腕や足を縛ってふざける動画」

― ただのSMじゃないですか

(玉椿) 「まらずもうに欲しい人材だよな」

 

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九州場所に達成が期待される記録(令和五年)

2023-10-31 10:00:00 | まらずもう新聞編集部のまらずもう分析

<通算1000出場>

・毛呂乃 現在994回(あと6回)

 

<幕内通算400勝>

・金精山 現在395勝(あと5勝)

 


― 毛呂乃関がもうすぐ1000出場ですね。

(玉椿) 「あの気まぐれな性格でよく1000回もつづいたよな」

― よほどまらずもうがお好きなんですね

(玉椿) 「ありがたいことだよ」

 

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秋場所を振り返る(令和五年秋場所)

2023-10-01 12:48:21 | まらずもう新聞編集部のまらずもう分析

― 秋場所の成績も確定したということで、本日は秋場所の振り返りをしてもらいましょうか。玉椿委員、お願いします

(玉椿) 「ようやく涼しくなったね。ってか寒暖差が激しくて風邪ひいちまったよ。熱とかはないんだが鼻水が止まらん」

― あらら、おだいじに。

(玉椿) 「窓開けっぱなしで寝てたら、寒すぎたね。一気に寒くなるとは思わなかったよ。油断した」

― まったくなにやってるんですか。

 

<播潟>

― さて、下位の力士から見ていきましょうか。播潟さんは6勝1敗と絶好調でした。

(玉椿) 「惜しかったね。幕下の優勝ラインは1敗だったし、毛呂乃からの妨害もあったし、ちょっと風向きが違えば優勝の可能性もあったよな」

― 好調の理由はどのあたりにあったと思いますか? ご本人は勝った日に報告してただけ、と謙遜していますが」

(玉椿) 「体調管理に気を使っていたような印象だね。野菜をたくさん食べるようにしてるとか、休日は1日中寝て体力の回復につとめるとかさ。われわれくらいの年齢になると、それがいちばん大事だからね。

― 印象に残った一番などはございますか?

(玉椿) 「んー、むずかしい質問だね。播潟も金精山と似たタイプで、だいたい毎日同じような相撲を淡々と繰り返すほうだから、この一番っては挙げにくいんだが、しいていえば十二日目かね」


○播潟(5-1)

 前回、毛呂乃の妨害で連勝が止まってしまい心配された播潟だが「今朝は涼しいですね。ぐっすり眠れました」と快勝。毛呂乃の悪影響を最小限にとどめるメンタルの強さが今場所好調の理由か。


― 毛呂乃関に負けたつぎの相撲ですね。

(玉椿) 「勝ち越しも決まって優勝の望みも薄くなって、ほぼ消化試合。モチベーションをたもつのが難しい相撲だったはずなんだが、淡々と勝ってたのは、メンタルの強さを感じさせたね」

 

<玉椿>

― 玉椿関は負け越しました。なにやってるんですか

(玉椿) 「暑かったろ。暑いの苦手なんだよ」

― 七月はけっこう勝ってたじゃないですか?

(玉椿) 「七月は暑いものだと覚悟してたから戦えたけど、九月になったら涼しくなるって期待してたのにぜんぜん涼しくならなかったじゃん。そりゃ気持ちも折れるって」

― ご自身の相撲で印象的な一番はございますか?

(玉椿) 「この日が最悪だったね」


●玉椿(3-4)

 けさもだらしない相撲で黒星先行。「気分転換でもしようと近所の公園に朝のラジオ体操に行ったんだよ。で、腕を横に伸ばしたらさ、ぐきっ、って肩を痛めちまった」と四十肩発症か。「まあ、たいした痛みではないんだけど、これも老化だねえ」とさびしそう。「あとさ、若い頃はラジオ体操の第1と第2できつさが違うなんて思わなかったけど、この歳になると第2のほうがあきらかにきついね」 肩を痛めたのも第2らしい。中高年のみなさんはラジオ体操第2には気をつけて。


― ラジオ体操で負傷するってアスリートとしてどうなんですか?

(玉椿) 「最悪だよな」

 

<金精山>

― 惜しくも1敗差で三連覇を逃した金精山関はどうでしたか? 相撲内容は悪くなかったように見受けられましたが。

(玉椿) 「今場所も金精山らしい堅実な相撲だったね。派手さはないけど、着実にひたひたと白星を重ねていくのは迫力があったよ」

― 印象に残った相撲などはございますか?

(玉椿) 「十四日目から千秋楽にかけての相撲は、金精山らしさが出てたね」


○金精山(13-1)

 逆転優勝のためにはどうしても負けられない金精山。「昨晩稽古を中断して寝るという技を使った」と小技を駆使して勝ちをもぎとりにいったのが功を奏し「豪快な立ちっぷり」と納得の相撲で1敗を堅持。ただ、この手を使うと起床後の禁欲が難しくなる。金精山もご多分に漏れず「これから稽古に励みます」とせっかく溜め込んだエネルギーを放出せざるをえない。今場所三日目はこのパターンで負けており、あすの見どころは稽古後のエネルギーロスを一晩で回復できるか、という点になりそうだ。

 

○金精山(14-1)

 「昨日は結局稽古を辛抱」と若い頃の自由奔放な取り口からは考えられないような忍耐を見せ、千秋楽に備えた金精山。絶対に取りこぼしはしない、三日目と同じ失敗は繰り返さない、という強い信念が見て取れる。けさは「千秋楽に相応しい見事な勃起」と本人も納得の相撲で秋場所を締めくくり、あとは毛呂乃の結果待ちである。


― あの金精山が稽古をがまんしたってのが、一部で話題になりましたね。

(玉椿) 「どうしても勝たなくちゃいかんって意気込みが怖いくらいだったよ」

― 若い頃の取り口からは想像もできないような相撲でしたが、やっぱり横綱としての責任感……ですかね?

(玉椿) 「金精山の考えはよくわからんけど、ほんとに迫力のある相撲だったな」

 

<毛呂乃>

― さいごは毛呂乃関の印象をうかがいましょうか。

(玉椿) 「うっかり優勝をしちまうあたり、今場所は調子がよくなかったんだろうね」

― 調子が悪いと優勝するんですか?

(玉椿) 「気違いじみた相撲で取りこぼすことがなかったから、全勝できたんだと思うよ。ふだんなら、もっと意味不明な相撲をやってただろうし」

― 常識的な相撲で常識的に勝ってた、と。

(玉椿) 「スカトロとか、高齢者相手とか、下半身露出とか、同好の士がほかにもいそうな相撲が多かったよね。ただ、五日目の相撲は斬新だったかもしれん


○毛呂乃(5-0)

 とあるサイトでナスの画像をみて「茄子の画像が笑える」と何かを思いついた模様。「今日は意識せず起きました」と立たせようなど思わずとも普通に起き上がる力強さをアピール。ただでさえ立っていたのに「あとから木が突きましたが、立つ!」太い木で尻を突き、さらに立つ。きょうは「手、混ぜんでした」と手を使わず、次に入れるのがいよいよ「茄子の天麩羅など!」揚げたて熱々を突っ込んで「めちゃ痛いぞう!」と大喜び。


― 揚げたてのなすの天ぷらプレイですね。よくこういうの思いつきますね

(玉椿) 「なすをプレイに使おうってのは思いつくやつもいるだろうけど、わざわざ天ぷらにしようとはなかなか思わないよな」

― ダチョウ倶楽部のおでん芸みたいな風情もありますね。

(玉椿) 「なるほどな。しみじみとした風情があるな」

 

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毛呂乃、34回目の優勝

2023-09-24 22:05:00 | まらずもう新聞編集部のまらずもう分析

 まらずもう秋場所千秋楽は、毛呂乃が全勝を守り、1差で追う金精山を振り切って34回目の優勝を決めました。


<優勝インタビュー>

― えー、現在、東京上野不忍池のほとりでご友人のみなさんと祝杯をあげているの毛呂乃関に来ていただきました。まずは半年ぶりの優勝おめでとうございます。

(毛呂乃) 「Good! 優勝ですか!」

― 今場所を振り返ってお気に入りの相撲などはございますか?

(毛呂乃) 「なんかもう後半ぜんぶ!」

― 日本中の毛呂乃ファンが大喜びです。全裸やガーターベルトだけで下半身露出でパレードを行い、集団公然わいせつ事件になっている例も報告されていますね

(毛呂乃) 「ひどくない?」

― 毛呂乃ファンも毛呂乃教信者もお弟子さんも、みんな留置所に入れられてそうな勢いですよ

(毛呂乃) 「日本中探しても(娑婆には)ファンひとりもいない気が!」

― そうそう、場所中に毛呂乃関の妨害工作で三段目優勝を逃した播潟さんにおわびの言葉などはございませんか?

(毛呂乃) 「なぜ私のせいに!?」

 ……以後、不忍池のほとりで狂宴がはじまり、インタビュー続行不可……

― えー、毛呂乃関のインタビューは以上です。放送席にお返しします。

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