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令和三年夏場所星取表

2021-05-30 10:00:00 | 星取表
幕内 理事長 毛呂乃 ○○○○○○○○○○●○●○○ 13勝2敗  
東大関 金精山 ○○○○●○○○○○○○○○● 13勝2敗  優勝6
西大関 玉椿 ○○○○●●○○○●●●●●○ 8勝7敗   
十両        該当力士なし       
幕下        該当力士なし       
三段目 西10 播潟 ●や●や●や○や●や●や●やや 1勝6敗   
西89 明烏 ややややややや○●●●○●●や 2勝5敗    
序二段        該当力士なし        
序ノ口 東1 巨砲 ○やや●や○やや○や○や●や○ 5勝2敗  

 


・夏場所の記録はこれで確定します。

・新弟子は随時募集中です。メールは(marazumou@gmail.com)まで

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夏場所をふりかえる

2021-05-27 10:00:00 | まらずもう新聞編集部のまらずもう分析

― きょうは玉椿理事に夏場所を振り返っていただこうと思います。おつかれさまでした。

(玉椿) 「めずらしく仕事してるからね。ほんとつかれたよ」

― え? らくな仕事だと聞きましたが。

(玉椿) 「眠れないのがつらいんだよ。昼間に寝ようと思っても なかなか寝つけるものじゃないし」

― ちょっと眠いくらいで、べつに困らないでしょ?

(玉椿) 「疲れると文章の精度が落ちるよ。たとえばさ、この記事なんか、夜勤明けで眠気をこらえながら書いたんだけど、文の語尾がぜんぶ『ました』になってるだろ。読んでてリズムが悪くて気持ち悪い文章だよね。脳みそが普通の状態ならこんな書き方しないはずなんだけど、頭が働かなくなるとこういう悲惨なことになっちまうんだね」

― 直せばいいじゃないですか。

(玉椿) 「まあ、意味は伝わるから、べつにいいかな、と思って」

― 意識が低すぎますよ。

 

― そんなことはさておいて、金精山関の横綱昇進が決まりました。

(玉椿) 「二場所連続優勝だからね。そりゃ文句なしの横綱だろうよ」

― 金精山関の相撲ぶりはどのようにご覧になられていましたか?

(玉椿) 「序盤戦は体調が悪かったみたいだけど、そこで粘りがきくのが強みだよね。大きく星を崩さないことで、終盤の逆転劇につながったわけだしさ」

― 終盤に尻上がりに調子を上げていきました。

(玉椿) 「完全に本調子じゃなかった気はするけどね。安定感は抜群だよね」

― ただ、千秋楽に意外な黒星で、決定戦になってしまいました。

(玉椿) 「あれな。本人はわざと負けたわけじゃないって否定してるから、そういうことにしておくけどさ。決定戦という大舞台で毛呂乃と戦いたいって気持ちはずっと持っていたんじゃないかね」

― 金精山関にとってははじめての決定戦ですしね。

(玉椿) 「ただ、毛呂乃は決定戦があんまり好きじゃなさそうなんだよね。日曜日は仕事だから、昼寝ができないだろ。毛呂乃にとっては力の出し切れない決定戦になったんじゃないかね」

― あ、なるほど。そういうことを考えて、決定戦の報告締め切りを翌朝に延長したんですね?

(玉椿) 「いや、それはぜんぜん関係ない。わしが夜勤で在宅してないから。しかたなく」

 

― 毛呂乃関と金精山関のデッドヒートをよそに、玉椿関本人はあいかわらずの低空飛行でした。

(玉椿) 「あのな、今場所はめちゃくちゃ調子がよかったんだ。たぶんここ数年でいちばん内容がよかったぞ」

― でも、8勝7敗ですよ。大関ならせめて9勝6敗はしてもらわないと。

(玉椿) 「夜勤のあった日と、夜勤に入る直前の時差調整の日は負けたけど、それ以外はぜんぶ勝ったんだぜ。これが幕下だったら、7戦全勝の幕下優勝だ。夜勤がない日は負ける気がしなかった」

― 7勝7敗で千秋楽迎えたときはだいぶプレッシャーを感じていたと思うのですが

(玉椿) 「いやだからさ、ほんとに負ける気がしなくてさ。前夜に缶ビール2本と缶チューハイ1本あけて、そのまま寝ちまったんだけど。翌朝はちゃんと勝っていてさ。自分でも『ほらやっぱり勝った』と思ったくらいだ」

― では夜勤がなければ全勝優勝だったと?

(玉椿) 「んー? そこまでじゃないな。たぶんどっかで負けてたよ」

 

― 下位の力士で印象に残った力士はいらっしゃいますか?

(玉椿) 「巨砲の相撲内容がすごくよかった。結果報告をそのままコピペするだけで記事になりそうな力士って、摩羅の川以来かもしれん。あれはありがたい。相撲内容もわし好みの正統派のすっきりした相撲だし、このまままっすぐ成長してくれればいいな」

― あまり他人をほめない玉椿関がめずらしく手放しで大絶賛ですね。

(玉椿) 「実力的にも十両までは順調に出世しそうだね。あとは十両にあがったときに、『毎日報告しつづける』って壁があるけど、それさえ乗り越えてくれれば、いい力士になりそうだ。いまいちばん楽しみな力士だ」

 

― では夜勤がんばってください。

(玉椿) 「おう、んじゃ夕方まで寝るわ。おやすみ」

 

 

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金精山が横綱に昇進いたしました

2021-05-26 12:00:00 | 協会からのおしらせ

 さきほど、まらずもう初場所の番付編成会議が行われ、大関・金精山の横綱昇進が正式に決定。伝達式が行われました。以下は、伝達式の模様です。


<伝達式>

(使者)「本日、番付編成会議におきまして、大関・金精山が満場一致で横綱に推挙されましたこと、お伝えいたします。」

(金精山)「謹んでお受けいたします。横綱の名を汚さぬよう、より一層猛稽古に励みつつ、精進していきたいと思います。本日はありがとうございました。」

(使者) 「おめでとうございます。」

 


<記者会見>


― まずは優勝おめでとうございます。いまのお気持ちをお聞かせください。

(金精山) 「意外でした。決定戦なら絶対に毛呂乃関が有利だと思っていたので」(稽古途中の為全裸。まらは勃起)

 

― 夏場所の十五日間を振り返って、最も印象に残っている相撲はどれになるでしょう?

(金精山) 「千秋楽ですかね。まさかあそこで黒星とは…。油断大敵です」

 

― 一部のメディアからは、千秋楽の負けは優勝決定戦がやりたくてわざと負けたのではないか、と噂されています。実際のところはどうだったのですか?

(金精山) 「優勝決定戦になれば面白いですが、わざと負ける程余裕はないです。相手は毛呂乃関、4メートルのまらを持つ力士に決定戦となると勝てる自信はありませんから」

 

― さて、いよいよ横綱です。どんな横綱像をめざしますか?

(金精山) 「横綱、本当はなりたくなかったんですよね。もし負けが込んだら、引退しかないので。やるからにはどっかの大臣のようにセクシーとはいわず、ドスケベな横綱を目指します!」

 

― さいごにファンのみなさまへ一言お願いいたします。

(金精山) 「まらが元気なら誰でも横綱を目指せるまらずもうを、男なら是非共に!」

 

― 金精山関にお話をうかがいました。ありがとうございました。

(金精山) 「ありがとうございました」

 

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金精山、横綱昇進へ

2021-05-24 18:00:00 | まらずもうニュース

 

 まらずもう夏場所は大関・金精山が6回目の優勝を決めました。決定戦終了直後、金精山の横綱昇進を話し合うための理事会が招集され、横綱昇進が承認されました。そのあと開かれた横綱審議委員会でも、「あの毛呂乃に勝って昇進条件の二場所連続優勝を達成したのだから、反対意見なんかひとつもでなかったよ」と高い評価をあつめ、満場一致で金精山の昇進が決定しました。

 あさって水曜日の番付編成会議、伝達式をへて、新横綱・金精山が誕生する見通しです。

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優勝決定戦の結果

2021-05-24 12:30:00 | 取組結果

 けさ、まらずもう夏場所の優勝決定戦が行われ、審査の結果、金精山関の優勝に決まりました。

__________

<金精山>

結果報告です。
今日に限って眠くはないがとりあえず昼寝。
今日は縁起のいいことに、外出先で着衣の上からも
わかるすごい巨根を目撃。13センチはあったのではないか。
アフリカ系でもヨーロッパ系でもなく、明らかにアジア系なのに
あのまらは凄かった。昔の人が巨根を崇めたのがわかる気がする。
いや現代人も崇めるか。

寝る前にTENGAゼリードリンクとモンスターエナジーを
取る。効果抜群。強烈な勃起と快感に身もだえ。
これはこの年にして夢精するかと思わんばかり。
全身が生殖器になった感覚だ。今なら毛呂乃関と
男同士で子作りしても一発で孕ませそうだ。ヤバ過ぎる。


<毛呂乃>

※毛呂乃についてはLINEでの断続的な報告スタイルをとっており、また、一部に公序良俗にかんがみて掲載しづらい表現も見られたため、協会のほうで再編集しています。申し訳ありません。

 きのう朝、金精山が敗れ決定戦が決まった瞬間、「間に合うかなぁ・・・」と不安そうな表情を浮かべながら大技を仕込みにかかる毛呂乃。午後にはアフリカのコンゴで大規模な火山の噴火があったとの報道が入る。関係者からは「間に合いましたね」と安堵の声が聞かれたが、毛呂乃本人は不満そう。それもそのはず、毛呂乃が目指していたのは射精ではなく勃起。これではただの早漏である。再度仕切りなおすという毛呂乃に、付き人の一本糞親方などは「今夜また地震が起きるのでは?とドキドキしています」とおびえた表情を浮かべる。けさ未明、「さっき揺れたような」との連絡が。調べてみるとたしかに茨城県南部を震源とするM4.3の地震があった模様。「揺れたときに起きてしまいました」と、やはり毛呂乃の勃起によって引き起こされたものらしい。勃起についての感想を求められると「ポカーン」とのこと。準備期間が不足だったわりには、まあまあの出来のようである。

 

 


<審査コメント・大黒柱事業部長>

 毛呂乃はいつもどおり、噴火に地震とスケールの大きいところを見せつけ、対する金精山はまら一本の集中力を見せた。どこまでも果てしなく広がる毛呂乃に、ただ一本の中心に収斂していく金精山という、全く対極的な相撲です。ともに第一人者にふさわしい力強い相撲で、これに優劣をつけよというのは全く持って難しい。ただ、基本に立ち返って、この決定戦が二人の男のまら比べであるならば、そのまらの出で立ちで雌雄を決するのが妥当ではないでしょうか。世界に影響を及ぼして力を誇示するのもいいですが、見てください、この金精山の立派なこと。他に何のアピールも要らない、ただただそこに立っているだけでいい。実に立派な立ち姿です。寝る前から相撲に賭ける姿勢、そして寝て起きてからのまらの姿勢。ただただ非の打ちどころのない立ちっぷり。これこそ相撲の基本、王道でしょう。基本に忠実で正確無比な王道の相撲が、変幻自在の毛呂乃を打ち破った。私はそう見ますね。

 


<審査コメント・玉椿理事>

 ふたりとも独特のスタイルを頑固に守っている力士だからね。「まらずもう」って競技をやってるはずなんだけど、両者の戦い方が違いすぎて、結果的にまるで異種格闘技戦みたいな戦いになったね。有名なアントニオ猪木ーモハメド・アリ戦もこういう感じだったのかもしれんね。
 こうなると審査としては難しいね。どこをどう比較していいか審査ポイントがよくわからん。けっきょく相撲内容のそのものの評価とはちょっとずれるけど、金精山はきのうの昼寝について報告してきて、毛呂乃はけさの勃起について報告してきた。その一点をもって、金精山のほうが決定戦のレギュレーションをよく理解していたってことでいいんじゃないかね。僅差で金精山の勝ちってのがわしの判定だよ。

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幕内の結果(千秋楽)

2021-05-23 22:00:00 | 取組結果

○毛呂乃(13-2)

  金精山を1差で追う千秋楽、今日の立ちっぷりは、自身が「ひっじょーーーーーーに!!」というだけあって完璧無比。上を目指す力士に花を持たせてやりたいのもやまやまだが、そんな本体の意に反し、戦闘モードのまら自体は手加減なし。むしろ猛り狂っており「不本意ですが、しっかり立ちました」。そそりたつまらは、まさに巨大な壁。上の地位に登りたいなら、この壁を越えて見せろ。果てしなく厚く、硬く、高い壁として立ち上がった毛呂乃のまら。ついに決定戦へ。決定戦に向かう毛呂乃がどんな相撲を用意しているのか気になるところだが、「マニアックかなあ・・・」とつぶやいて花道を引き揚げる。最後の最後、どんなマニアックプレイをもてくるのだろうか。

 

●金精山(13-2)

 勝てばすんなり優勝が決まる大一番。「いつも通りに目覚めた時には、そそり立っていた我がまら、本日起きる時間になると無反応」と金精山らしくない相撲で負け。金精山本人は「悩んだ挙句、まらずもうのルールを再確認すると『最終起床時に立っていたか否か』とあるため、黒星と報告」とコメントしているが、こんな基本中の基本のルールを知らないはずもない。というか、過去にはこのルールを駆使して布団のなかで粘って勝ちを拾ったこともある。おそらくは優勝決定戦で毛呂乃と雌雄を決したくて、わざと負けたのではあるかいか。そこまでやるほど優勝決定戦への思いが強い。「身を、特にまらと尻を清めて土俵に臨もう」と気合を入れて勝負の場に臨む。

 

○玉椿(8-7)

 毛呂乃と金精山のデッドヒートをしり目に、我が道を行く玉椿。7勝2敗から5連敗して、千秋楽まで勝ち越しを決められないというひどい流れにしてしまったが、「夜勤の日は半分あきらめてた。土曜が休みなので勝負は日曜朝だ」とこれも想定内の状況らしい。さて、これで負けたら負け越しという重要な相撲なのだが、前夜の夕食時に缶ビール2本と缶チューハイ1本で気持ちよく酔っぱらって足元がふわふわするという、舐めプのような立合い。周囲の不安そうな声には「あんまり深刻になりすぎると、勝てるものも勝てなくなるからね。リラックスするのが大事だよ」と舐めくさったコメント。そんなでたらめな状態で朝を迎えたが、「アルコールのおかげでよく眠れたよ。まらもしっかり勝っていたよ」とひさびさの白星で、なんとか負け越し回避。紙一重のころでぎりぎりかわすのが長く大関をつづける秘訣ということか。

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十両以下の結果(千秋楽)

2021-05-23 21:55:55 | 取組結果

<序ノ口>

○巨砲(5-2)

 うなぎは形状・栄養の両面で、まらずもう界では縁起物とされているが、「うなぎを超久しぶりに食したのがよかったのかも?…うなぎが絶滅危惧とか聞いてうしろめたさを感じてしまい数年ご無沙汰だったので、よけいに身も心も興奮したのかもしれないとなんとなく推理してしまいました。好物をがまんするのはストレスになる上に健全な勃起にも差し障りあるのでは~とそんなことを感じてしまいました」。千秋楽にとっておきの作戦を投入して5勝2敗。いい形で五月場所を締めくくった。玉椿理事は今場所の巨砲を振り返って「すごく相撲内容が充実していたね。階級はいちばん下だけど、いちばんいい相撲をとっていたよ」と激賞。

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優勝のゆくえは決定戦へ

2021-05-23 21:50:50 | まらずもう新聞編集部のまらずもう分析

 まらずもう夏場所千秋楽は、ここまで1敗の金精山が敗れ、2敗の毛呂乃が勝ちました。両者が13勝2敗で並び、また大相撲の優勝ラインも13勝2敗以下であることが確定しているため、ひさびさに優勝決定戦が実施されます。

 なお、今場所は担当者(玉椿)が夜勤で夕方から在宅していないので、決定戦の報告しめきりはあすの午前。優勝者の発表はあすの昼ごろになると思います。詳細はきのうの記事を参照してください。


玉椿理事のコメント 「ほんとは今日中に優勝者を発表したかったんだが、わしの個人的な都合でであすにずれこむよ。すまんね。あと、ルールがかわったせいで、ゲーム性も変わってくるかもしれん。どういう展開になるかぜんぜん読めんわ」

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千秋楽協会御挨拶

2021-05-23 05:00:00 | 協会からのおしらせ

 

 How...

 


 まらずもうにおいて最も重要なこと、というテーマで語りだした毛呂乃理事長。理事長が最も大事にしているのは、How 、つまり「どのように戦うか」であるという。単に勝った負けたで一喜一憂するのは意味がないこと。土俵の上でどのような振る舞いを見せるか、そこを重視して戦ってほしい、とのメッセージであった。

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幕内の結果(十四日目)

2021-05-22 22:00:00 | 取組結果

○毛呂乃(12-2)

 きのう、初めてといっていい完敗を喫した毛呂乃。だがまだまだあきらめない。「威嚇はちんぽ。してるの手っすね、こちらは」。自身のまらで威嚇。刺激は自分自身の手。激しくしごく上下の動きに、いつしか独特の回転動が加わっていく。ギリ、ギリッ・・・とうなりを上げ始めるまら。ついに出た、コークスクリュー勃起だ。「盛り出す!血よ!!」と全身の血を集め、螺旋をを描きながら盛り上がっていく四尺まら。「一丈たちました」。もとは四尺だったまらが一丈(約3m)と程よい大きさになって完成形。これを見せつけ威嚇するつもりか、コークスクリュー回転をしている3mの竿を露出したまま野外へ。竿灯まつりのように揺れる長竿のバランスを取りながら町を練り歩く。それを見た大人たちは一目散に逃げまどうが、何も知らない子供たちははじめて見る光景に興味を示し、どんどんついてくる。子供たちに取り囲まれながら自身のフィニッシュも近づき「子供を公園に連れて、イキました」。最後の発射会場に選んだのは公園。次代を担う子供たちに英才教育を施しつつ、大きな花火を打ち上げた。必殺の大技をまざまざと見せつけ、一歩も引かないところを自らのまらで示した毛呂乃。いよいよ決着は千秋楽へ。

 

○金精山(13-1)

 精密機械のような勃起マシーンと化した金精山。きのうの相撲をひな型として「昨日の取り組みの記憶だけで勃起が止まらない強烈すぎるほどの勝ち方。勿論、勝利の腰振りを披露」と取組中から取組後のパフォーマンスまで、一分の隙もなく正確にトレースしてみせる。さらに、自らがコピーマシンとなるだけでは飽き足らず、「毛呂乃関と自分との息子が出来たら、さぞすごいまらずもう力士が生まれるのではないかと思うと、ゾクゾクする。これからもまらずもうの未来のために精進(精子を毛呂乃関の中に進んで入れること)してイキたいものだ」と、みずからのコピー力士を大量生産したいという壮大な夢まで見ているらしい。

 

●玉椿(7-7)

 5連続夜勤の最終日。そろそろ勝って安心しておきたい玉椿だったが、「なんか隣が朝から引っ越し作業してるっぽくて、ガタガタとうるさいんだよ。眠れやしねえ」とあっさり負け。7勝2敗から5連敗で、とうとう7勝7敗になってしまった。「今夜は待望の休みだから、夜に眠れるよ」 あすの千秋楽に勝ち越しがかかる。

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十両以下の結果(十四日目)

2021-05-22 21:55:55 | 取組結果

<三段目>

●明烏(2-5)

 「まったく力無く、今朝も黒星でのラスト。今場所は、いろいろ落ち着かない取り組みでした」と明烏。布団に入る時間もないような多忙な生活で、実力を発揮しきれなかったのかもしれない。不本意な場所に終わってしまったが、さいごは「今場所もありがとうございました」と報道陣に一礼してから引き上げるあたりは、さすが協会一の人格者である。

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決定戦について(令和三年夏場所特別ルール)

2021-05-22 15:29:27 | ルールについて

 今後の展開しだいでは優勝決定戦になる可能性が残っているので、優勝決定戦の規定をアップしておきます。

 今回は玉椿理事が夜勤仕事にでかけているため、本割の締め切り=15時、決定戦の締め切り=翌9時に変更します。(今回限りの特別ルールです)


 十四日目終了時点で優勝可能性のある(=大相撲の幕内を含め、トップと1勝差以内)の力士は、千秋楽15時(=午後3時)までに本割(=ふだんの取組)の結果報告をしてください。取組の詳細についてはあとで送ってくれてかまいませんが、決定戦の参加力士数を確定したいので、とにかく勝ったか負けたかだけでいいので、15時までに連絡をください。15時までに本割の結果報告がない場合には、優勝決定戦の出場資格を失います。

 本割の結果、トップの成績をあげた力士が複数いる場合には、優勝決定戦が行われます。本割のあと、再度睡眠していただき、取組結果を翌朝9時までにご報告ください。

 そのうえで、以下の順番で優勝を決定いたします。

(1)決定戦の勝敗
 決定戦で勝っているほうを優先して優勝者を決定いたします。

(2)レポートの内容を審査して、内容のすぐれているほう
 (1)で差がつかなかった場合、複数の親方からなる審査員がレポートの内容で審査いたします。文章のおもしろさ、優勝への熱意、まらずもう精神の理解度などを総合的に判断し、審査員の多数決で優勝者を決めます。審査員の票が同数で割れた場合には、審査委員長の裁定で優勝者を決定いたします。

<補足>

・今回の決定戦の締め切りは翌朝9時なので、ふつうに夜寝て月曜朝の結果を報告するということも可能です。ただし、あくまで日曜日の昼寝の報告が本筋です。月曜朝分の報告は(いくら勃起そのものの勢いがあったとしても)ルールの隙をついたという印象は否めず、日曜昼寝の報告のほうが審査員の心証として、だいぶ甘めの判定になると思います。

・本割と決定戦の報告を同時に送っていただいてもかまいません。ただし、本割の報告締切は午後3時ですので、それを過ぎないようにしてください。また、同時に報告する場合はメールを2通に分けるなどして、その文章が本割の報告なのか、決定戦の報告なのか、明確にわかるような形にしてください。(本割についての説明と決定戦についての説明がまぜこせになっていると、公平な審査ができません)

・どうしても午後3時の本割の報告が間に合いそうにないという場合は、あらかじめご相談ください。なお、翌朝9時の報告については、厳守でお願いいたします。

・翌朝9時の締切以前であれば「1度決定戦の結果報告をしたけれど、もういちど寝なおしたらもっと立派に勃起していたので、もう一回レポートを送る」というように、決定戦レポートを複数回送っていただいてもかまいません。たとえば、「午後2時に本割と決定戦をまとめて報告し、そのあと翌朝9時に2回目の決定戦レポートを送る」とした場合、両方のレポートを総合的に審査します。

・今回は毛呂乃理事長が決定戦に出場する可能性があります。原則的には審査委員長は理事長が行うのですが、公平を期すため大黒柱事業部長(前理事長)が審査委員長につきます。

 

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幕内の結果(十三日目)

2021-05-21 22:00:00 | 取組結果

●毛呂乃(11-2)

 大相撲では大関・朝乃山がキャバクラ通いで休場、今後の処分でおそらく降格必至という知らせに「 キャバに通うと降格とは厳しい世界ですね」。いよいよ残り3日、金精山との一騎討ちだが「今日はメンタル的にも突かれてましてピクリともしません」。勃起サイボーグと化しつつある金精山に身も心も突かれ、その正確無比な腰使いに「いい・・・」と骨抜きに。突かれるたびに「えっ!」と喘ぐのが精いっぱい、金精山に突かれる悦びに浸り、一方的に受けに回ってしまう。いつもなら突かれながらも突かれたことによって立つまらだが、今日ばかりは突かれることの快感に全神経が集中してしまいピクリともせず。金精山の繰り出す快楽の波に呑まれ、まさかの完敗。ついに時代が動いたのか。毛呂乃の尻をこじ開け、新たな時代をこじ開けつつある金精山を、あと2日で突き返すことはできるのか。この1敗はあまりにも大きい。今場所だけでなく、歴史に影響を与えかねない黒星。今日のこの一番は、後の世のまらずもう史家が、「まらずもうの分水嶺」と評することになるかもしれない。本当にそうなってしまうのか。答えは残りの2日で出るはずだ。

 

○金精山(12-1)

 完全に調子を取り戻した金精山。「まらの重さで目が覚める絶好調の取り組み。見事に勃起した我がまらに興奮。ファンに向けてのいつもの勝利の腰振りを披露し、それでも足りずに希望者にまらびんたを授ける」と自信たっぷりに報告。土俵下の玉椿理事は感心しながら、「すげえなあ。おとといの相撲と比較したらわかるけど、精密機械のように正確な動きを繰り返してる。まらが鳩時計みたいな時計仕掛けになってるのかもな。そういえば、むかし『勃起サイボーグ』って呼ばれていた家満って横綱がいたのを思い出したよ。来る日も来る日も、淡々と正確な勃起を繰り返すんだ。べつに派手な相撲をとってるわけじゃないから、一日だけ見てても真価はわかりにくいんだけど、毎日見ているとその平凡な繰り返しが怖くなってくる、そういう凄みがあってさ。金精山もその域に到達しつつあるのかもね」とコメント。

 

●玉椿(7-6)

 夜勤明けの玉椿、「帰りの山手線の車内では、うとうとしながら勃起してたんだよ。家についたあとに萎んだだけなんだよ」と謎の言い訳。どんな言い訳をしようと負けは負け。それに朝5時台の山手線で勃起するなんて、ただの変質者ではないか。まらずもう以前に痴漢と間違われないように気をつけるべき。

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十両以下の結果(十三日目)

2021-05-21 21:55:55 | 取組結果

<三段目>

●播潟(1-6)

 「湿度が高いのが苦手です。汗が肌にまとわりつく感覚があると、眠れなくなります」ということで、ここ最近の天気は、播潟にとって不利な状況。結局今場所は1勝しかできなかったが、本人は「そんなときもあります」とさほど気にしていないようす。来場所また出直しである。

 

●明烏(2-4)

 「今朝は、きわどい取り組み」と明烏。こういう際どい相撲の勝敗をどのように判定するかで力士の性格が出るところ。明烏は『協会一の人格者』の評判通り、正々堂々負け判定。「おしい所でしたが、力およばずに残念ながら負け越しです」と残念そうだが、男らしく潔い判断に、満場の拍手喝采。

 

<序ノ口>

●巨砲(4-2)

 「来週、やたらに早起きしないといけない日ができた…体に無理がかからないように~と考えたら少しずつ慣らしたほうがいいかな~なんて考えたものの、うまくいかず、愚息もなんだかダラーンと…慣れないこといきなりするものではないかと反省したり。。」と巨砲。1センテンスがみょうに長い独特の文体はなんだかくせになる。

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幕内の結果(十二日目)

2021-05-20 22:00:00 | 取組結果

○毛呂乃(11-1)

 阿部定事件にちなんでまらを分離させ、それがもとで金精山に並ばれた毛呂乃。連敗は避けたいところだがきっちりと再合体。「今日は駿・キノコどもに起こされました」。まらを接続しなおして最初の淫夢は、宮崎駿のヒゲ面を浮かべ、多数のまらに責められる妄想。まあ相変わらずの変態ではあるが、毛呂乃にしてはおとなしめ。大事な終盤戦、再接続したばかりとあって本調子ではないのか、「準備の間もないので、ふにゃっと立ったままです」と立ってはいるが本来の破壊力からは遠い。並ばれた金精山は、まらと繋がったまま、まらと自身が入れ替わるという超展開。前日、黒星と引き換えにまら分離を披露した毛呂乃に対し、星を落とさずして大技を返してきた。自身の大技に大技で返された、というのは毛呂乃にとっても初めてといっていい。いよいよあと3日、決着をつけねばならない。

 

○金精山(11-1)

 横綱昇進が現実的な距離感に近づいてきて、いよいよ気合が入る金精山。けさは「起きてみると、いつの間にか自分とまらが入れ替わるという現象が発生」と、とんでもないことを言いだした。みずからのアイデンティティを脅かしかねない重大な事態が起きているというのに「それに気づいたのは起きてしばらくしてから。ヤバ過ぎるくらいの上出来」とさして動揺した様子もない。これが不動心というものなのか。人間、ひとつのことに極度に集中するとこのような境地に辿りついてしまうのか。周囲のざわつきをよそに、金精山本人は「土俵の上での勝利の腰振りは勿論、花道を戻る時にファンのみんなにまらびんたをくらわすぜ! まらずもう最高だな!」とやたら上機嫌。

 

●玉椿(7-5)

 5連続夜勤の3日目。表情にも疲れの色が見えはじめた。「体力的には大丈夫なんだけど、やっぱり集中力が切れるんだよね。機械の前に立って動作に問題がないかチェックして、それを用紙に記録していく作業なんだけどさ。ときどき頭が真っ白になって、どこを見ればいいのかとか、記録用紙のどこになにを記入するのかとか、そういうのが一瞬わからなくなるんだよ。まあちょっと考えればわかるんだけど、とっさの判断がつかないっていうかさ。やっぱり睡眠不足って怖いよね」 そんな状態では当然相撲にならず、3連敗で7勝5敗。7勝目をあげたときには勝ち越しなんか余裕と思われたが、あと1勝の壁が高すぎる。

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