九州場所を目前に控え、「ようやく故郷に錦を飾れる」ということで気合の入っている、鹿児島出身・金精山さんにお話をうかがいます。
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― 九州場所のご当地力士、鹿児島出身・金精山さんにお話をうかがいます。よろしくお願いします。
（金精山） 「ごっちゃんです。こちらこそよろしくお願いします。」
― 入門後はじめて地元で本場所を迎えます。地元のファンの方も喜んでいらっしゃるとおもいますが、周囲の声はどんなかんじですか？
（金精山） 「まらずもうの先輩方が『この年になって、まらずもう力士で出世していくとは、すごか！ おいたいも負けとられん！』と喜んでおられます！ 酒を飲むと当たり構わず脱ぎまくってまらずもうをとりはじめるような先輩方で、自分よりはるかに立派なまらの方々なんで、本気で参戦されたら、自分など即引退です（笑）」
― 新番付では序二段１６枚目、自己最高位で故郷に凱旋ということになりました。どんなお気持ちで場所を迎えられますか？
（金精山） 「喜びにまらも白い涙を飛ばしております。ますますシコって、若い先輩方に負けないような、年齢を重ねたものならではの、熟した取組を見せてイキたいと思います！」
― 冬の九州、おいしい食べ物も多いと思います。金精山さんおすすめの食べ物を教えてください。
（金精山） 「熊本名産の馬刺しとか食べていただいて、まらも馬並みに…とあやかるのもよいかもしれません。尊敬してやまない毛呂乃関は、九州に来られたこともないはずなのに、馬のサイズどころか、歩くまらになられてますが…。馬刺しを食べるより、大関のご神体を崇めた方が巨まら効果はありそうですね（笑） 入信しないにしても、一度くらい参拝しても罰はあたらないでしょう。あ、食べ物の話でしたね、すみません！ あとやはり焼酎をヌキにしては語れません。鹿児島名産の芋焼酎はよかです！おかげでまらも芋並みに（笑）」
― では、今場所の目標をお聞かせください。
（金精山） 「今場所こそ全勝で、千秋楽には歓喜の白い涙を流したいものです！ 毛呂乃教への入信ですか？ 入門の経緯から考えますと、入信は自然の成り行きかと思っております（笑） まらずもうの力士として、また毛呂乃教の信者として、ご本尊の巨まら様に恥ずかしくないよう、歩くまらに近づけるよう、日々精進いたします。」
― 序二段の金精山さんにお話をうかがいました。ありがとうございました。
（金精山） 「こちらこそありがとうございました！」
