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初場所をふりかえる

2023-01-29 11:47:49 | まらずもう新聞編集部のまらずもう分析

― もう千秋楽から1週間もたってますよ。なにやってたんですか?

(玉椿) 「全員の報告が出揃ってから記事書こうかと思ってるうちに、なんかアップするタイミングを逃した」

― ようやく報告は揃ったみたいですね。

(玉椿) 「きのうの夜、大太刀から連絡があった。取組結果んとこにアップしても誰も見ないだろうから、ここに転載しとくわ」


お疲れさまです。
あろうことか千秋楽の報告が抜けていたため報告します、今更コメント長く書いても仕方ないので短評形式で行います。
間に合わない場合は無視して流していただいて構いません。

大太刀 千秋楽 勝ち
硬さ:良 大きさ:良
休日午後の出勤も精神的ストレス軽微。問題なく白星。

以上よろしくお願いします。


― 11勝目ですね。来場所には小結に昇進できそうですか?

(玉椿) 「わしは番付編成にはノータッチだからわからんけど、微妙なところじゃないか?」

― 五枚目で勝ち越し7だと上がりそうですけど。

(玉椿) 「三役のみなさんが負け越さないと、枠が空かないからな。大相撲が今場所みたいに四関脇四小結みたいな変則的な番付にすれば上がれる可能性もあるけど、さすがに枠を減らすかもしれんし」

― そのへんは読みにくいですね。

(玉椿) 「現状、一横綱一大関だから、おそらく関脇小結は多めにはなるんだろうけど、何人が適正人数なのかってわからんよな」

 

― ということで、初場所の振り返りですが、誰の話からしましょうか?

(玉椿) 「んじゃ流れ的に大太刀の話からはじめるか」

ー 場所前に改名するなど気合も入っていて、その気合どおりに敢闘賞でしたね。

(玉椿) 「コロナ陽性だったり、上司に怒られたり、大変な場所だったよな。よく11勝もできたよ。そのへんの粘りを買っての敢闘賞だな」

― 今場所の一番を挙げるとすればどれに?

(玉椿) 「ま、十一日目かな」


○大太刀(9-2)

 上司から理不尽に怒られて「正直ほとんど投げやりで仕事もプライベートもヤケになっている」と若者らしく不貞腐れはじめた大太刀。「23時ごろにベッドに横になり就寝と言うより気絶、5時に起床。確認すると反応がある。なぜか硬さも大きさも相応にある状態。こうなるとなぜなのかわからない。これは何だ。何で勝ったのか分からない。説明できない。これはまぐれと言うかただの恵まれての1勝だと思いますよ。内容は良いけど状況が悪い」


(玉椿) 「状況は悪いんだけど、よくわからんうちに勝ってたってのが、大太刀らしくていいんじゃないか」

 

― つぎは……金精山関はどうでしょう? 場所前は玉椿委員が優勝候補に挙げていましたが。

(玉椿) 「前半戦は調子がよかったんだけど、後半になって息切れしてきた印象だね。いつも全裸で寒さに弱いってのもあるかもね。三月は暖かくなるだろうし、春場所に期待だね」

― この一番ってのを選ぶと?

(玉椿) 「六日目かな。まだ体力が残ってて、気合が乗ってる感じがするだろ」


○金精山(5-1)

 今場所はいい形で土俵に集中できている金精山。「安定した取り組みができたが、起きたら始業三十分前で、大慌てで出かける」とけさも会心の相撲だったが、取組に集中しすぎて遅刻寸前。


― 集中しすぎて日常生活に影響が出てますよ。

(玉椿) 「力士なんだからこれくらいのほうがいいんだよ」

 

― つぎは……、では播潟さんのこの一番を選んでもらいますか?

(玉椿) 「個人的な好みでいえば十四日目かな」


○播潟(3-4)

 「外の風で窓が揺れる音がうるさくて目が覚めてしまいました」 きょうは土曜日。その気になればいつまでも寝ていられた。強風で目が覚めなかったら勝ちのタイミングを逃していたかもしれない。ラッキーな白星を拾って3勝4敗でフィニッシュ。


― 冬の低気圧が日本列島に近づいてたんですよね。季節感がありますね。

(玉椿) 「大自然と一体になって相撲をとっている感じが……しないこともないだろ?」

 

― では、玉椿委員のお気に入り、巨砲さんはどうでしたか?

(玉椿) 「かれも仕事上のトラブルとかエアコンの故障とかで落ち着いて相撲がとれなかったみたいだね。それでも5勝2敗でまとめたんだから立派なもんだ」

― では今場所の一番は?

(玉椿) 「エアコンが故障した日かな」


●巨砲(3-2)

 「前日から信じられなことに空調がおかしくなりました。電源入れても変な動作繰り返して作動しない……こんなときに暖房なしの部屋では過ごせないと思って急遽、外の宿泊先を……あわててビジネスホテルにチェックインしたのですがこういうときなので、朝勃起しないのも致し方ないと思いました。。。」 生きていればこういう日もある。


 

― で、けっきょく優勝はいつもどおり毛呂乃関でした。

(玉椿 「毛呂乃の調子がよかったというよりは、周囲が勝手に脱落したって感じだったね。毛呂乃自身はそんなに納得してないんじゃないかな」

― 今場所はなんどか女性を相手にしてたのが印象的です。毛呂乃関ってノーマルなプレイもできるんだって意外でした。


〇毛呂乃(4-0)

 股の負傷の回復に充てていた毛呂乃、きのうはまだ女色は痛い、と言っていたが、きょうの相手は「ママでした、不本意ですが!」と女色を断行、完全復活をアピール。やっぱり女性相手は不本意か、と問われると「そう」。あくまで股の復活を示すための相撲であって、本来は男色のほうが盛り上がる。ママとの一番をさっさと終え、次の相手は「Youかい?ジャック」。ジャックとの本番が、文字通り本番。ジャック君との激しい絡みを繰り広げきょうも土つかず。


(玉椿) 「でもまあ、女を相手にしてるときはいつものような精彩を欠いている感じはするね」

― では玉椿委員の選ぶお気に入りの一番は?

(玉椿) 「あー、難しいな」


○毛呂乃(10-0)

 日が変わる寸前まで連絡のなかった毛呂乃。「蹴り入れたの!」と蹴られて腫れ上がったまらをさする。1月17日は「今月今夜の月の日」。尾崎紅葉『金色夜叉』で貫一がお宮に蹴りを入れた日とあって、毛呂乃教の信者たちに入れ替わり立ち替わり、まらを蹴ってもらっていた。鉄砲柱かサンドバッグか、という勢いで蹴り続けられ、怪我なのか興奮なのか、みるみる腫れ上がっていくまら。周りにも「蹴られな?石みたいに立っていいし」とおススメしているが、こんなので喜ぶのは毛呂乃だけだろう。


(玉椿) 「わしの個人的な好みはこの相撲だけど、票が割れそうだよな」

― この相撲はわたしも好きですよ。たしかに派手さはないですけど、この相撲ならほかの力士も参考にできそうじゃないですか。

(玉椿) 「あほか。こんな痛そうなプレイ真似できるか」

 

― さて、最後は玉椿関です。大関陥落の反省の弁をうかがいましょうか?

(玉椿) 「いや、反省はしてないよ」

― は?

(玉椿) 「むしろ十五日間いい相撲がとれたって納得してるよ。わしのなかでは、大関昇進後でいちばん充実した場所だったと思ってるくらいだ」

― はあ。

(玉椿) 「勝ち負けとか気にせずのびのび土俵に上がれたし、今場所の主役はわしだ、ってくらいに思ってたよ」

― まあ興行的に最大の注目ポイントは『玉椿、大関残留なるか』でしたからね。

(玉椿) 「それは場所前から無理だとわかってたけどね」


●玉椿(0-1)

 「ひどい夢で目が覚めたよ」と夢の内容を語りだす玉椿。「銀座を散歩してたら、サバイバルゲームやってる集団に巻き込まれてさ。必死で三越の屋上まで逃げるんだけど、そこで集中砲火を浴びるんれるだ。うわっ、やられる!ってところで冷や汗かいて目が覚めた」。夢の内容だけでも相当にメンタルが疲れているのが伝わってくる。これでは股間の反応以前の問題。惨敗で令和五年のスタートを切った。

 

●玉椿(0-2)

 バイトがつらいという玉椿。仕事中は無茶な作業量を押し付ける上司への呪いの言葉が脳内をぐるぐるしているという。それも1ヶ月ほど前は「死ね」とか「さっさと死ね」くらいだったが、さいきんは「糖尿病になって足を切断されろ」とか「火事にまきこまれで全身やけどで1週間苦しんでからあの世に行け」とか「マンホールに落ちて下水で溺れ死ね」とか、苦しみぬいて死ぬような呪いをかけるようになったとのこと。なるほどメンタルが不安定である。このメンタルでは相撲にならず初日から2連敗。


(玉椿) 「ご覧のとおり場所前からボロボロでさ。12月だけで体重が7kg落ちたからね」

― 7kgはすごいですね。

(玉椿) 「その時期に受けた血液検査では、中性脂肪の数値が基準を下回ってたくらいだ」

― え、上回ったんじゃなくて下回ったんですか? その肥満体で。

(玉椿) 「な。びっくりだろ。たまに勝っても逆に違和感があったくらいだ」


○玉椿(1-3)

 きのうは休日。「ここんとこ体重が落ちぎみなんで、がっつりカロリー摂取したろ」とスーパーで揚げ物やら刺身やらをを買い込み、缶チューハイ2本で晩酌。酒をのんでふつうの時間に寝るというだけでもだいぶメンタル的に落ち着くのか、けさはひさびさの勝利。あまりにひさしぶりで「ひさびさに勃起するとさ、股間があったかいんだよな。なんだこれは?小便でももらしたか?って一瞬あせるよ」と勃起の感覚すら忘れていた模様。


― スーパーのお惣菜と缶チューハイって雑なメニューにも、荒れたメンタルが表れてますね。

(玉椿) 「量も食えなくなってるんだよ。だから中性脂肪が基準を下回る」

― で、ずるずると大関陥落、と。


●玉椿(3-8)

 火曜日は仕事が休みということで、同僚に飲みに誘われた玉椿。食べ飲み放題のコースにしたのだが、これがあまりにひどい。まず、山盛りの生野菜とポテトフライ、おまけ程度にから揚げ4個が出され「注文はこれを食べ切ってからね」と言われる。嫌な感じの店だなと思いつつ一気に野菜を平らげいざ注文しようとすると、こんどは「注文は1回に3品まで。ぜんぶ食べ切ってからね」ときた。その料理、焼き鳥の盛り合わせには串が2本しかのっていない、ちゃんこ鍋のカセットコンロにはわざと使い切ったガスボンベ(火がついてないのに気づくのに時間がかかる時間稼ぎ作戦か)、肉寿司とやらのしゃりは酢飯ではなく白ごはんが使わている。その料理を瞬殺してつぎの料理を頼めば、もちろん提供は遅い。ここまでひどい仕打ちを受けて、完全に闘争本能に火がついた。幸いなことに酒の提供スピードはふつうなのでレモンサワーを一気に飲み干し、酒の注文がてら「料理ぜんぜんこないんですけど、まだ来ないんですか?」と繰り返して店員を煽る作戦に出たところ、店側もこの客はやばいとおもったのか、山盛りのチャーハンが出てきて、さすがに大笑い。戦いから一夜明けての感想は「遅い、まずい、少ないと三拍子揃ったすごい店だったね。おかげでちょっと飲みすぎたよ。若い頃のような闘争本能を思い出せたし、結果的にはよかったんじゃないかな」とのこと。なお、二日酔いぎみで勃起には失敗、大関陥落が決定したが「こういう相撲で大関から落ちるんなら、まあしょうがないよ」


(玉椿) 「職場でも居酒屋でもひどいめに合う、っていう今場所を象徴するような相撲だったけどね。わしのなかではこの相撲をきっかけに風向きが変わったような気がするんだよね」

― 変わりましたか。

(玉椿) 「理不尽なことに対してちゃんと戦わなくちゃっていう意欲がわいてきた気がする」


●玉椿(3-9)

 ぼったくり居酒屋にひっかかって以来、むしょうに闘争本能がたぎっているようだ。バイト先で年末に労災がおきた作業に回されそうになり、上司に向かって「あの作業はまともな安全対策をしているように見えないのですが、研修もなしに見よう見まねで危険な作業させるのはそれってどうなんですか? ケガをどう避けたらいいのか教えていただけませんか」と強めの口調で詰め寄ったところ、上司は「じゃあやらなくていいよ」と涙目。あっさり話がついてしまい拍子抜けした玉椿、「こんなに簡単に折れるんだったら、もっと早くから怒っておけばよかったよ」 肝心の取組のほうはいつもどおり負け。「頭に血が上っているせいか、股間にまで血が回らんみたいだわ」


― これがぼったくり居酒屋の翌日の相撲ですか。

(玉椿) 「黙って従ってたらいずれ殺されるって思ったから、ちゃんと上司にクレームを入れた」

― 翌朝の相撲では負けてますけどね。

(玉椿) 「んでも気力の回復は感じられるだろ」

― で、バイトの契約期間も満了、と。


○玉椿(4-10)

 夜勤生活も終わり、「しばらくは週2回くらい単発のバイトでも入れながら、のんびり生活するよ。夜勤やってると生活も荒れるし、そのへんから整えるよ」と最初に手をつけたのは冷蔵庫の整理。「忙しいと買い出しに行く余裕がなくなるんで、冷凍食品とか乾物とか根菜類とか保存のきくものを多めにストックしてたからね。そのへんを片づけるよ」とストック食材を使って、マカロニと豆とブロッコリーのサラダ、大根と手羽元の煮物、じゃがいもとベーコンの炒め物をつくり、薄めのハイボールで晩酌。「ふつうの時間にめし食って、ふつうの時間に寝れるってのはいいね。人間に戻ったような気がするよ」と元気よく目覚めて4勝目。


― あ、食べものが改善されましたね。

(玉椿) 「ちゃんと料理しようって気にもなるからね。メンタルの回復が表れてるだろ」

― 十五日間振り返ってどうでした?

(玉椿) 「とりあえず、場所に穴をあけずに済んでよかったよ。大関からは陥落したけどそれは結果だからね。相撲内容自体は悪くなかったんじゃないかな」

― ま、おつかれさまでした。

(玉椿) 「おつかれ」

 

 

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令和五年初場所星取表

2023-01-29 09:46:48 | 星取表

 

幕内 理事長 毛呂乃 ○○○○○○○○○○○■○○○ 14勝1敗 優勝32
東横綱 金精山 ●○○○○○○○○●○○●●○ 11勝4敗  
西大関 玉椿 ●●●○●●○○●●●●●○○ 5勝10敗  
東4 大太刀 ○○○○○●○○○●○●○●○ 11勝4敗 琴金舟改メ,敢闘2
十両        該当力士なし         
幕下        該当力士なし        
三段目 西17 巨砲 ●や○や○や○やや●や○やや○ 5勝2敗  
西56 播潟 や●や○や●や●や●や○や○や 3勝4敗  
序二段        該当力士なし          
序ノ口        該当力士なし        

 

 


<協会からのおしらせ>

・初場所の成績はこれで確定します。集計ミスなどに気づいた方は教えてください

・新弟子は随時募集しています。

・取組結果の記事は、18時までに報告のあったものについては、22時に更新します。18時をすぎたものについては翌日以降の更新になるかもしれません。

・結果報告の締め切りは取組日から1週間です。

・お気づきの点がありましたら、日本まらずもう協会(marazumou@gmail.com)まで。

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幕内の結果(千秋楽)

2023-01-22 22:00:00 | 取組結果

○毛呂乃(14-1)

 前日に余裕の優勝を決め、もはや消化試合、いや、アンコールといった趣きの結びの一番。正確無比、直立不動のまらをあらためて四方に誇示し、「天晴れな股」と自画自賛。あまりの好調ぶりに「女買いたくなってきました!」千秋楽に、好まぬ女色は入れないのが普通だが、金を払ってでも女と、という余裕ぶり。2023年の毛呂乃、全く底を見せないまま一場所を取り終えてしまった。

 

○金精山(11-4)

 「千秋楽にふさわしい、文句なしの勃起」とひさびさに納得の表情。取組後「今夜はこれまで我慢してきた稽古でブチかますぜ!」と言い出して、報道陣からは、まさか稽古を控えていたとは、と驚きの声も。もしかして場所終盤のスランプは稽古不足のせいではないのか。

 

○玉椿(5-10)

 きのうはこの2ヶ月の疲れがどっと出たのか、一日中なにもやる気が起こらずアパートでゴロゴロ。夕方にベッドから這い出して銭湯に行き、身体がほかほかになってようやく生きる意欲を取り戻したようだ。といっても、夕食を食べたあとにYouTube鑑賞をはじめただけだが。なにを見ているのかと問われ、「赤ちゃん系YouTuberのぽぬちゃんの最終投稿の日だからね。過去のぽぬちゃん動画をずっと見返していたよ。生後200日ごろのぽぬちゃんは完璧な赤ちゃんだったけど、1歳半になって赤ちゃんから幼児に変わる兆しも見えてたからね。赤ちゃんとしての限界を感じていたのかもしれない。全盛期のうちに引退する引き際は見事だったよ」などとわけのわからない供述。ぽぬちゃんを見習って大関陥落を機に引退する意向はないのかと重ねて問われ「わし12年間大関から動かなかったろ。じつは成績によって番付が上下するの、けっこう楽しみなんだよね。どうしようもなく勝てなくなるまでは引退しないよ」とのこと。

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十両以下の結果(千秋楽)

2023-01-22 21:55:55 | 取組結果

<三段目>

○巨砲(5-2)

 「いろいろあったので、今週はなるべく家の外で過ごすことにしたら、いつもと違うためにリラックスできなくなるだろうと思っていたのですが……少しだけ慣れてきたようで、久しぶりに熟睡できました。おかげさまでイイ感じで勃起できてこれは不幸中の幸い?」 週明けには大寒波もやってくるし、はやくエアコンの修理がすむといいが。

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三賞が決定しました

2023-01-22 10:00:00 | 協会からのおしらせ

 まらずもう初場所の三賞が決定いたしました。

・殊勲賞 該当者なし

・敢闘賞 大太刀(2) 

・技能賞 該当者なし

 


― 大太刀関は敢闘賞ですか。

(玉椿) 「コロナに感染したときにがんばって報告をくれたことを評価しての敢闘賞だ」

― コロナ以外にも、上司に怒られたり終電逃したり、いろいろ大変な場所でしたよね。

(玉椿) 「理不尽に怒られて不貞腐れたあたり、おっさんたちはみんな若い頃を思い出してむずがゆくなったんじゃないかね。おっさんになると不貞腐れるんじゃなくてスルーできるようになるんだけどね」

― まじめに上司の話をきいていたからこその不貞腐れって見方もできますよね

(玉椿) 「んでも、うざいやつのうざい話はスルーできたほうが精神衛生上はいいよ」

― 大太刀関に注文などはありますか?

(玉椿) 「やっぱり報告が遅れぎみになる癖は抜けなかったね。文章量は減ってもいいから朝に報告するとか試してもらってもいいんじゃないかな。きちんと推敲して練られた報告も悪くないけど、取組直後の鮮度のある文章ってのもいいもんだよ」

― そういうものですか。

(玉椿) 「まあ今後ともがんばってほしいね」

 

 

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千秋楽協会御挨拶

2023-01-22 06:00:00 | 協会からのおしらせ

 

 むぅ、優勝してたのですか

 


 いきなり不満げな表情の毛呂乃理事長。ひとつ不戦敗をつけてハンデをくれてやったにも関わらず、千秋楽を待たずに大差で優勝が決まってしまったことに納得がいかないようだ。千秋楽までファンに白熱した相撲見せるのは力士のつとめ。力士たちにはいっそうの奮起を期待したい、という理事長のメッセージである。

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幕内の結果(十四日目)

2023-01-21 22:00:00 | 取組結果

○毛呂乃(13-1)

 優勝の決まる一番、「むぅ、20分くらいたってました」ときょうも圧勝。大相撲・大鵬に並ぶ32回目の優勝とあって、優勝が懸かっても硬くなることなく、いとも簡単にまらを固くする。それも20分。いや、20分は毛呂乃にとってはむしろ短いくらいでは、と訝しまれるが「外寒いですね、風がすごい」。20分、露出していたのだ。勃起能力の限界ではなく、逮捕されない限界線を突いての20分。今場所もそのまらで様々なものを突いてきたが、優勝を決めるときには「ギリギリの線」という抽象概念を突くという小洒落た相撲でひとひねり。おかげで捕まってもいないので、千秋楽、お愉しみの一番を取ってある。

 

●金精山(10-4)

 「無念としか言いようがない」と悔しさを隠せない金精山。調子がいいときは全盛期と同じような相撲がとれるのだが、それが十五日間続かない。寒さのせいなのか、あるいは加齢のせいなのか。

 

○玉椿(4-10)

 夜勤生活も終わり、「しばらくは週2回くらい単発のバイトでも入れながら、のんびり生活するよ。夜勤やってると生活も荒れるし、そのへんから整えるよ」と最初に手をつけたのは冷蔵庫の整理。「忙しいと買い出しに行く余裕がなくなるんで、冷凍食品とか乾物とか根菜類とか保存のきくものを多めにストックしてたからね。そのへんを片づけるよ」とストック食材を使って、マカロニと豆とブロッコリーのサラダ、大根と手羽元の煮物、じゃがいもとベーコンの炒め物をつくり、薄めのハイボールで晩酌。「ふつうの時間にめし食って、ふつうの時間に寝れるってのはいいね。人間に戻ったような気がするよ」と元気よく目覚めて4勝目。

 

●大太刀(10-4)

 サーバ障害が発生して深夜まで残業。この不景気にタクシー代は出してもらえるはずもなく、仮眠室もあるにはあるがそれはいや。いうことで、終電ギリギリの時間だが、電車での帰宅にチャレンジ。「ゆりかもめの終電が案外早いんですよ。遅いと有明までしか行ってくれない。だから豊洲で東京メトロに乗り換えたけどギリギリ間に合わず。上野までしかたどり着けず」と常磐線への乗り換えに失敗。始発まで秋葉原の馴染みの店で時間をつぶすことに。徹夜明けで帰宅、夕方起床するも、やはり眠りが浅いのか硬さに不満があるようだ。「三役以上になってからこれではどうなのかということもあり心を鬼にして黒星に。定義的には勝ちでもいいかと思っても、番付の上の方々を見るとどうしても勝敗判定は厳し目に行かないといけないと感じます。だからこそ燃えてきます」と厳しめに判定して4敗目。玉椿委員からは「こんど機会があったら仮眠室での取組もレポートしてみてよ。そこまで嫌がるのってどんな劣悪な環境なのか気になるじゃん。若いからいけるって」との無茶ぶりも。

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十両以下の結果(十四日目)

2023-01-21 21:55:55 | 取組結果

<三段目>

○播潟(3-4)

 「外の風で窓が揺れる音がうるさくて目が覚めてしまいました」 きょうは土曜日。その気になればいつまでも寝ていられた。強風で目が覚めなかったら勝ちのタイミングを逃していたかもしれない。ラッキーな白星を拾って3勝4敗でフィニッシュ。

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幕内の結果(十三日目)

2023-01-20 22:00:00 | 取組結果

○毛呂乃(12-1)

 前日1月19日はイ、イクの日、さらにはイチジク浣腸の日とあって、どんな相撲を展開するのか期待されたがあまりに熱をあげすぎて報告せずの不戦敗に。 「すんません昨日はすっかり報告忘れておりました」と何もかも忘れて浣腸の日に没頭していたようだ。 「昨日は不戦敗として、今日は遺憾ながら…」  不本意な形で今年の初黒星となり、反省しきりだが依然単独首位は動かず、昨日から激しいプレイを繰り返し、鬼立ちに次ぐ鬼立ち。「勃ってたので立てませんでした」。もう腰が抜けるほど、足腰が立たなくなるほどの勃ちっぷり。新年も当然のごとく優勝へ、いよいよゴールが見えてきた。

 

●金精山(10-3)

 優勝争いからはほぼ脱落となる黒星に「無念」と一言だけ。今場所の金精山は、序盤戦こそ好調だったが、中盤戦あたりからしだいに息切れしてきた印象。ただ、まだ完全に優勝の目が消えたわけでもない。また、残り二日の内容は春場所への期待感にもつながる。いい内容の相撲を期待したい。

 

●玉椿(3-10)

 つらかった年末年始バイトもいよいよ最終出勤日。夏休み前日のような解放感もあり、あとは淡々とした気分で時間が過ぎるのを待つだけである。職場に置きっぱなしだったインスタントコーヒーの瓶を持ち帰るのをめんどくさがって、濃いめにつくってむりやり使い切ったが、そのせいで眠りが浅くなってしまった。あきらかにやる気の感じられない相撲だが、「どうせ負け越してるんだし、何敗しようと関係ないから」と開き直る。残り少ない大関としての相撲を大事にとってほしいものである。

 

○大太刀(10-3)

 「急にカツ丼が食いたくった」と注文してから「昨日胃もたれしていたのを忘れたのか」と思い出す。頭の回転が鈍くなっているあたり、まだすこし疲れが残っているようにも見えたが、翌朝には「もうメンタルは大丈夫で胃もたれも別になし」と元気いっぱいに消化して若さをアピール。

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幕内の結果(十二日目)

2023-01-19 22:00:00 | 取組結果

○金精山(10-2)

 「土俵際の勝利に冷や汗。何とか豪快に勝ちたいものだ」と不本意な内容に口数も少なめ。

 

●玉椿(3-9)

 ぼったくり居酒屋にひっかかって以来、むしょうに闘争本能がたぎっているようだ。バイト先で年末に労災がおきた作業に回されそうになり、上司に向かって「あの作業はまともな安全対策をしているように見えないのですが、研修もなしに見よう見まねで危険な作業させるのはそれってどうなんですか? ケガをどう避けたらいいのか教えていただけませんか」と強めの口調で詰め寄ったところ、上司は「じゃあやらなくていいよ」と涙目。あっさり話がついてしまい拍子抜けした玉椿、「こんなに簡単に折れるんだったら、もっと早くから怒っておけばよかったよ」 肝心の取組のほうはいつもどおり負け。「頭に血が上っているせいか、股間にまで血が回らんみたいだわ」

 

●大太刀(9-3)

 ここ数日、落ち込んだり不貞腐れたりとメンタルが安定しない大太刀。気合を入れなおそうと好物のホルモン焼きを食べたものの「立て直すための作戦が裏目に出てしまいました。美味しいけど、シロとかシマチョウとか脂の多い部位はそんなに量食っちゃダメですね。網焼きだったら脂落ちるけど鉄板じゃなあ…」と朝まで胃もたれで、まらのほうも硬さが足りずに3敗目。「メンタルは相応に回復。色々お騒がせしました」とのことなので、明日からは本来の相撲に戻りそうだ。

 

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十両以下の結果(十二日目)

2023-01-19 21:55:55 | 取組結果

<三段目>

○巨砲(4-2)

 「空調のエラーの経過がかんばしくないのでさっぱり落ち着いて暮らせていないのですが、今朝はいちおうもっこりしてました。10年に1度の極寒だとか怖いニュースが多いので、身も心も股間も縮こまるような前夜を過ごしていたのに。。。」と不安そうだが、寒波が来るのは週明けとの予報。いまから震えることもないのでは。

 

○播潟(2-4)

 「今日はあったかいですね。勝ちました」と春に草木が芽吹くような勃起。三段目残留に向けて大きな白星だが、もうひとつ勝って確実にしておきたい。

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幕内の結果(十一日目)

2023-01-18 22:00:00 | 取組結果

○毛呂乃(11-0)

「おはようございます」と目覚めの挨拶とともに自らの下半身に視線を落とし、「マジですか!」と自身も驚愕の立ちっぷり。「きょうはあまりにも立って、ナイスです」。やはり徹底的に蹴られただけのことはある。蹴られた余韻さえあれば、寝て起きるだけ、何もしなくてもナイスな立ち姿になれる。ドM毛呂乃の本領発揮、今年まだまだ土つかず。

 

○金精山(9-2)

 「かろうじて土俵際での勝利。やはり睡眠のとり具合が勝敗に大きな影響を与えるようだ」と、けさは調子が悪い時の金精山。こういう相撲をきちんと拾えるのが強みといえば強みである。

 

●玉椿(3-8)

 火曜日は仕事が休みということで、同僚に飲みに誘われた玉椿。食べ飲み放題のコースにしたのだが、これがあまりにひどい。まず、山盛りの生野菜とポテトフライ、おまけ程度にから揚げ4個が出され「注文はこれを食べ切ってからね」と言われる。嫌な感じの店だなと思いつつ一気に野菜を平らげいざ注文しようとすると、こんどは「注文は1回に3品まで。ぜんぶ食べ切ってからね」ときた。その料理、焼き鳥の盛り合わせには串が2本しかのっていない、ちゃんこ鍋のカセットコンロにはわざと使い切ったガスボンベ(火がついてないのに気づくのに時間がかかる時間稼ぎ作戦か)、肉寿司とやらのしゃりは酢飯ではなく白ごはんが使わている。その料理を瞬殺してつぎの料理を頼めば、もちろん提供は遅い。ここまでひどい仕打ちを受けて、完全に闘争本能に火がついた。幸いなことに酒の提供スピードはふつうなのでレモンサワーを一気に飲み干し、酒の注文がてら「料理ぜんぜんこないんですけど、まだ来ないんですか?」と繰り返して店員を煽る作戦に出たところ、店側もこの客はやばいとおもったのか、山盛りのチャーハンが出てきて、さすがに大笑い。戦いから一夜明けての感想は「遅い、まずい、少ないと三拍子揃ったすごい店だったね。おかげでちょっと飲みすぎたよ。若い頃のような闘争本能を思い出せたし、結果的にはよかったんじゃないかな」とのこと。なお、二日酔いぎみで勃起には失敗、大関陥落が決定したが「こういう相撲で大関から落ちるんなら、まあしょうがないよ」

 

○大太刀(9-2)

 上司から理不尽に怒られて「正直ほとんど投げやりで仕事もプライベートもヤケになっている」と若者らしく不貞腐れはじめた大太刀。「23時ごろにベッドに横になり就寝と言うより気絶、5時に起床。確認すると反応がある。なぜか硬さも大きさも相応にある状態。こうなるとなぜなのかわからない。これは何だ。何で勝ったのか分からない。説明できない。これはまぐれと言うかただの恵まれての1勝だと思いますよ。内容は良いけど状況が悪い」

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幕内の結果(十日目)

2023-01-17 22:00:00 | 取組結果

○毛呂乃(10-0)

 日が変わる寸前まで連絡のなかった毛呂乃。「蹴り入れたの!」と蹴られて腫れ上がったまらをさする。1月17日は「今月今夜の月の日」。尾崎紅葉『金色夜叉』で貫一がお宮に蹴りを入れた日とあって、毛呂乃教の信者たちに入れ替わり立ち替わり、まらを蹴ってもらっていた。鉄砲柱かサンドバッグか、という勢いで蹴り続けられ、怪我なのか興奮なのか、みるみる腫れ上がっていくまら。周りにも「蹴られな?石みたいに立っていいし」とおススメしているが、こんなので喜ぶのは毛呂乃だけだろう。

 

●金精山(8-2)

 「油断していたか」と一言だけ。優勝争いから大きく後退する黒星、よほど悔しかったのだろう。

 

●玉椿(3-7)

 今場所はバイトの愚痴ばかりが多いが、唯一のたのしみが休憩時間に食べる自作弁当。得意な弁当は?との問いには「のり弁」とのこと。弁当箱にごはんを盛り付けて、かつおぶしと塩昆布をパラパラと巻いて味付けのりをかぶせる。さいごに冷凍食品のからあげとちくわ天と出来合いのたくあんを上にのせる。こうやって言語化してみると、こんな質素な弁当しか生きるたのしみがないとは、みじめである。なるほど勝てないのも道理である。

 

●大太刀(8-2)

 上司から詰められて完全に意気消沈したらしく、酒を飲む元気すらない。まらにも反応がなく、取組後のコメントも拒否。こういうときこそ、まらには元気を出してほしいのだが、そのあたりの不器用さが若さか。

 

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十両以下の結果(十日目)

2023-01-17 21:55:55 | 取組結果

<三段目>

●巨砲(3-2)

 「前日から信じられなことに空調がおかしくなりました。電源入れても変な動作繰り返して作動しない……こんなときに暖房なしの部屋では過ごせないと思って急遽、外の宿泊先を……あわててビジネスホテルにチェックインしたのですがこういうときなので、朝勃起しないのも致し方ないと思いました。。。」 生きていればこういう日もある。

 

●播潟(1-4)

 「負けました」とシンプルすぎる報告。敗因は?と重ねてきかれると「えー? 弱いからです」とのこと。弱いならしょうがない。

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幕内の結果(九日目)

2023-01-16 22:00:00 | 取組結果

〇毛呂乃(9-0)

 今朝はぐずついた空模様だが、これは毛呂乃のぐずつきぶりそのもの。懸命に24時間射出抑制するも、何かの拍子で少し漏れてしまうのだ。祭事とはいえまらの機能を抑止すると、やはり気温は急降下。我慢の24時間が過ぎ、「雨で、さあ、剥いて出すねえ」。溜まりに溜まったモノを射出する体制に入る。四つん這いになり、股間の四尺まらがちょうど水平に。「ランドセルはピンクにしました」とここで背中を誇示。ランドセルは背嚢を表すオランダ語由来だが、たしかにピンクの背嚢を背負っている。これはもちろん赤々と充血した、毛呂乃の玉袋。膨らみきった袋を背中に乗せ、発射へのカウントダウン。その勢いたるや、「怒涛!」「用意・・・」とスタート体制に入り、「出すか!」と叫ぶや大噴射。宣言通り、剥いて出したが、戦いすめばすぐさま皮がまらを覆う。「包茎、かわいいですねえ」と自画自賛。我慢を経て「イッた鼓動な、いいです」とあらためて快楽に浸る。

 

○金精山(8-1)

 ここのところ好調な金精山。「やはり休息が大事なのか、珍しく8時間睡眠をとった後は、誰が見ても文句のない隆々とした勃起に大満足」と危なげない相撲で勝ち越し。若い頃のような稽古一辺倒ではなくなったあたり、ベテランらしい円熟味を増しているということか。

 

●玉椿(3-6)

 2連休が終わってまた夜勤。夜型→昼型→夜型と生活リズムがころころと変わるのでは睡眠時間が安定しない。「出勤前にちゃんと眠らなくちゃいかなかったんだが、どうしても眠れなかった。昼寝は難しい」と頭がぼんやりした状態での労働。「日曜日はひまだからなんとかなるけどね。ケガしないでよかったよ」 こんな状態では相撲にならず6敗目。

 

○大太刀(8-1)

 「日曜にただ友人と話しながらコーヒーとか、夜は酒に変えてずーっと生産性のない話をする時間は結構大事である。大学時代はまあまあやっていても、社会人になると出来ないものだ。気づけばもう20代でいられるのも半年と少々。後悔のないように過ごしたいですね…」 旧友と会って現状を振り返るいい機会になったようだが、へんに冷静になって30歳ちかくにもなってまらずもうなんかやっていることを反省されても困るので、そのあたりはほどほどにしてほしい。取組のほうは「あ、取組は安定してますよ。今日も白星に値するだけの内容です。大きさも硬さも十分」とのことで、1敗をキープ。さすが20代。負けそうな雰囲気がない。

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