三賞インタビュー：技能賞・ほしの山

春場所で初の技能賞を獲得したほしの山関の喜びの声をお届けします。

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?まさかの好成績で技能賞獲得のほしの山関にお話を伺います。

（ほしの山）　あ、どうもどうも。


?技能賞受賞、おめでとうございます。

（ほしの山）技能賞は入門したときからいちどとってみたかったんだ。アダルトビデオ鑑賞技を開発したときに「もしかしたらとれるかな」って一瞬思ったんだけども、よく考えたらあんときは十両だったんだよねえ。あんときはくやしかったなあ。


?今場所の好成績、ご自身では予想してましたか？

（ほしの山）いやあ、場所前はよ、「４枚目なら全敗しても幕内にのこれるなあ」としか思ってなかったんだよ。たしかに「勝ち越せたらいいなあ」くらいの色気はないわけじゃなかったんだけどもよ、まさか、ここまで勝てるとは思わなかったよ。


?今場所技能賞受賞の決め手となった、「疲れまら作戦」ですが、どのような技なのでしょうか？あらためてご説明いただけますか。

（ほしの山）おめえさん「つかれまら」はわかるな？　わざと夜ふかしして、からだをくたびれさせんのよ。そうすっと、熟睡できるし、朝起きたときにはかちんかちんのまらになってるっていう計算だ。何日もつづげてっと体が慣れちまうから、２～３日使ったら１日休む、みたいな感じになるんだけども、今場所はその捨て試合のときに勝てたのが大きかったな。

?ほしの山関は先場所まで２場所続けて、終盤戦アダルトビデオを使いましたが、今場所は封印でしたね。我々、今場所も終盤戦で使ってくると思っていたのですが、使わなかったのはなぜでしょう？

（ほしの山）ああ、あれな。さいしょのうちは興奮して効果があったんだげどもよ、見慣れでしまうど、もうぴくりども動かねえ。エロビデオを鑑賞してちんこが動かねえってのはちょっと悲しいな。

?この好成績で来場所は三役昇進が確実です。かねてから「玉椿」襲名がうわさされていましたが、このあたり、はっきりお聞かせ願えませんか？

（ほしの山）　三役になったら「玉椿」を襲名するつもりではいるんだけどもよ。んでも、おれ、ほんとに小結になれんだべが？　襲名しといで前頭筆頭どまりだったら悲しいからな、ちょっとまわりと相談させてくれや。


?末は大関なんていう声も聞かれます。来場所の抱負、お聞かせください。

（ほしの山）あはは、それは無理だべ。

?最後に、数少ないと思われるファンの方にひとことお願いします。

（ほしの山）今回はまぐれだ。あんまり期待すんな。


?技能賞受賞のほしの山関にお話を伺いました。

（ほしの山）んじゃどうもね。

雲虎、優勝ならず

　１４勝１敗で取り終え、白鵬の結果待ちだった雲虎だったが、白鵬は千秋楽にも勝って１５戦全勝、先場所優勝の雲虎は先場所の１３勝を上回る１４勝を挙げたものの優勝には届かなかった。ここのところの白鵬の充実ぶりからすると、確実に優勝するためにはやはり全勝することが必要か。来場所の雲虎に期待したい。（『まらずもう新聞』）

平成２２年まらずもう春場所幕内最高優勝：
　　　　　　
　　　　　該当者なし

平成２２年春場所星取表

＜幕内＞
雲虎（西小結）　　○○○○○○○○●○○○○○○（１４勝１敗）【殊勲賞】
ほしの山（西４）　●○○○○○●○○○○○○○●（１２勝３敗）【技能賞】
大松嶽（１６格）　●●●●○○○●●●●●○●●（４勝１１敗）
勢稀の里（１６格）やややややややや○■ややややや（１勝１敗１３休）
明烏（１６格）　　●●●●●○○●○○○○○○●（８勝７敗）【敢闘賞】

＜幕下＞
朝乃立（１５格）　○●○○●や○○ややややややや（５勝２敗）
月乃猫（１５格）　●や●や○やや○や○や●や○や（４勝３敗）
玉太田（東３７）　ややややややややややややややや（７休）

＜序二段＞
摩羅の川（東２９）○や○や○やや●○や○や○やや（６勝１敗）

＜序の口＞
池男王子（西９）　○やや●●や○や●ややや●○や（３勝４敗）
汚痔の山（東１２）やや●●○○ややや○○○ややや（５勝２敗）

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情報が入りしだい追加していきます。

明烏：千秋楽

　明烏は少しリズムが崩れたか、敢闘賞を白星で飾れなかった。「私も油断した訳ではないですが残念ながら黒星での千秋楽です」とたんたんとした態度で語り、勝っても負けても平常心を崩さなかった。　（「まらずもう新聞」）

　●●●●●○○●○○○○○○●（８勝７敗）


三賞受賞インタビューはのちほど掲載予定。

雲虎：千秋楽

　雲虎はほしの山と違い、最後の相撲でも集中力を切らすことはなかった、熟睡して自分の相撲を取りきることに専念、文句なしの相撲で千秋楽を締めた。殊勲賞受賞に加え、大相撲の展開次第では（＝白鵬が負ければ、というわずかな可能性ながら）優勝の可能性も残し、大相撲の千秋楽結びの一番を見守ることとなった。「荒れる春場所と言われますが、関取の安定感からすると無縁な言葉でしたね」と評した記者に対し、「強いて荒れた点を挙げるならほしの山が１２勝したことか」と語った。先場所１３勝に続いて今場所１４勝。来場所が大関とりの場所になりそうだ。（『まらずもう新聞』）


　　○○○○○○○○●○○○○○○（１４勝１敗）

三賞インタビューはのちほど掲載予定。

ほしの山：千秋楽

　取組前に技能賞受賞の報せをうけたほしの山は、肝心の最後の相撲であっけなく土俵を割って３敗目。「油断したわけじゃないんだがねえ、寒くてちぢこまっちまったよ」と語った。さっさと引き上げようとしたところを呼びとめられてインタビュールームに案内され、「長いことやってるが、三賞ははじめてなんでねえ。おれには縁のない話だと思ってたよ」と照れくさそうだった。（『まらずもう新聞』）

　●○○○○○●○○○○○○○●（１２勝３敗）

三賞受賞インタビューはのちほど掲載予定。

三賞決定

　まらずもう記者クラブにおいて三賞の選考がおこなわれ、日本まらずもう協会の審判委員とまらずもう新聞の記者による合議の結果、以下のとおり受賞者がきまりました。

殊勲賞：雲虎（初）
敢闘賞：明烏（初）
技能賞：ほしの山（初）

　雲虎は先場所の敢闘賞に続いての三賞受賞。新小結という難しい位置での好成績、先場所からの１１連勝が評価されての受賞。明烏はデビューの今場所、初日からの５連敗から盛り返して勝ち越しを決めた敢闘精神が評価されました。技能賞は「疲れまら作戦」でまさかの好成績を上げた最古参のほしの山が受賞、念願の三賞初受賞となりました。

千秋楽協会御挨拶

　千秋楽にあたり、謹んでご挨拶を申し上げます。本日、無事千秋楽を迎えることができました。これもひとえに皆様方の温かいご支援ご声援の賜物であり、誠にありがたく厚く御礼申し上げます。今場所も幕下玉太田は脱走、遺憾ではございましたが、玉太田を除く各力士は、皆様方のご期待にお応えできるよう、全力でまらずもうに取り組んでまいりました。本日千秋楽、最後の一番までごゆっくりお楽しみください。

　　日本まらずもう協会理事長　大黒柱　堅太夫

明烏：十四日目

　明烏は６連勝でついに勝ち越し。初日から泥沼の５連敗、黒星を連想させる「からす」を四股名に取り入れたことを心配する声まで上がっていたが、そこから白星を重ねての大逆転。座右の銘「夜明けの来ない夜はない」をその土俵で自ら証明し、ただのからすではなく、「明烏」ここにありを満天下に知らしめた。客席からの万雷の拍手に送られ花道を引き上げたが、「とりあえず勝ち越してひと安心」と控えめなコメント。これも人徳のなせる業か。（『まらずもう新聞』）

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雲虎：十四日目

　白鵬が負けず、ほしの山も降り落とせない状況の雲虎だが、ここにきて自分の相撲を取りきることに集中。昨晩本気で眠くなったところでぐっすり就寝し、「完璧な熟睡。完璧な勃起」で文句なしの勝利。先場所に並ぶ１３勝目を挙げた。最後の相撲に自己新の１４勝目とわずかに残された優勝の可能性を懸ける。（『まらずもう新聞』）

　　○○○○○○○○●○○○○○

幕下以下の結果：十四日目

＜幕下＞
○月乃猫（４勝３敗）
　月乃猫は今場所一番の相撲で最後の一番を締め、勝ち越しを決めた。「全体的な内容は満足いくものではなかったかもしれないが、初参加での勝ち越しにはとりあえず満足」と殊勝なコメント。「場所後、まず何をしたいですか」と質問されると「勝ち越せた自分へのご褒美に、久しぶりにみひろのＡＶでも借りようかな」と、早くも来場所に向けて稽古熱心な姿勢を見せていた。

＜序ノ口＞
十三日目●池男王子
十四日目○池男王子（３勝４敗）
　前日敗れ、負け越していた池男王子だったが、今日は二度寝作戦で勝利への執念を見せ、みごとに３勝目。「デビュー以来連続して３勝４敗」の記録を３場所に更新し、すっかり「３勝４敗王子」のイメージを定着させた。今場所も勝ち越しには一歩及ばなかったが、この春場所に限り、負け越しても３勝なら序二段昇進が約束されるため、今日の１勝は非常に大きい。

ほしの山：十四日目

　ほしの山はさすがに昨日ほどの鬼気迫る相撲ではなかったものの、文句なしの勝ちで１２勝目。「今朝は寒かったし、なんで勝てたのかわからんが、まらの神様はきまぐれがからねえ。やっぱり都会とは食い物が違うからかねえ。地元の後援会がウドのてんぷらを差し入れてくれてよ、ほれ、「ウドの大木」って言うだろ？あんな小せえうども、放っておくとにょきにょき育つんだぜ。縁起がいいわけよ。おかげでおいらのまらもにょきにょき、ってなもんよ」とご機嫌だった。「昨日のような、怖いほどの相撲をまた…」と水を向けた若手記者に対しては「だからよお、おめえさん、「ウドの大木」って知らねえのかよ？でかくなりすぎたら役に立たねえのよ。なにごともほどほどが一番さね」とたしなめていた。（『まらずもう新聞』）

　　●○○○○○●○○○○○○○

終盤戦にむけて

　まらずもう春場所も残すところあと２日。まらずもうの優勝は大相撲の優勝成績を基準としているので、大相撲の成績も気になるところです。十三日目終了時点での幕内成績優秀者は次の通りです。

※（大）は大相撲力士
全勝　白鵬（大）
１敗　把瑠都（大）、雲虎
２敗　ほしの山

　まらずもう力士は大相撲力士との直接対決がないため、雲虎の優勝のためには白鵬が負けるのを待つしかないという厳しい状況です。なお、今日の時点では残り２日間白鵬連敗、雲虎・把瑠都１敗でほしの山にも優勝の可能性はあります。雲虎があす十四日目勝てば、その時点で優勝決定は千秋楽に持ち越されます。
　優勝以外で幕内の注目は今場所デビューの明烏。初日から５連敗も驚異の粘り腰で盛り返し、７勝６敗にこぎつけ、残り２日間に勝ち越しをかけます。大相撲の敢闘賞は、単に勝ち星の多かったもののほか、新入幕力士・古参力士の奮戦も受賞対象となります。まらずもうも同様の基準を適用しますので、今場所デビューの明烏は敢闘賞受賞の資格もあります。残り２日間、明烏にも注目です。
　さて、幕下以下でまだ取り終えていない力士を紹介しましょう。幕下・月乃猫は３勝３敗。残り一番に勝てば勝ち越し、負ければ負け越しというきわどい状況。また、序ノ口池男王子は二番残して２勝３敗。あと１勝で序二段昇進、２勝すれば初の勝ち越しと、一番ごとに目が離せません。
　最後までご声援のほどよろしくお願いいたします。

　なお、幕下の玉太田が今場所も脱走したまま帰ってきません。玉太田を見かけた方は部屋に戻り相撲を取るよう説得してください。

【玉太田さんへ】

　今からでも遅くないので、部屋に戻って結果を報告してください。寝て起きれば結果は出るはずなので、この１３日間、一睡もせず起きっぱなしだったとは言わせません。１３日間起きっぱなしだったのはあなたのまらのはずです。

幕下以下各段優勝

平成２２年まらずもう春場所・幕下以下の各段優勝は以下のとおりとなりました。

幕下優勝：該当者なし
三段目優勝：該当者なし
序二段優勝：該当者なし
序ノ口優勝：該当者なし

幕下以下の結果：十三日目

＜序二段＞
○摩羅の川（６勝１敗）
　午前５時には立ち合いが合わず、８時の立ち合いで辛勝、６勝１敗で春場所を取り終えた。来場所は三段目昇進が確実だが、連続優勝を目指していただけに反省の多い場所となった。