まらずもうブログ

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まらずもうこの一年

2017-12-31 09:59:59 | まらずもう新聞編集部のまらずもう分析

― えー、大晦日恒例企画の『まらずもうこの一年』、大黒柱事業部長の担当記事なのですが、記事が届くかどうかわからないので、いちおう玉椿広報部長にもインタビューをお願いいたします。大黒柱事業部長からの原稿が届いたら、この原稿はボツになる予定です。

(玉椿) 「おいおいなんだよ。そんな失礼なインタビューあるかよ。両方載せればいいじゃねーかよ」

 

― えー、とりあえず場所ごとに振り返ってコメントをいただけますか? まずは初場所から。

(玉椿) 「この場所はめずらしく全員が皆勤出場したんだよね。『報告届くかな?』って心配しなくていいと、記事書いててらくなんだよね。わしの原稿もいきいきしてるよ」

― 相撲内容については?

(玉椿) 「毛呂乃が一本糞親方といちゃいちゃしながら土俵に上がってた場所だからね。いつも以上に元気いっぱいで、文句なしの全勝優勝だったね。強い毛呂乃って感じの場所だったよ」

 

― つぎは春場所です。荒れる春場所と言われていますが。

(玉椿) 「たしか、大相撲の十両が大荒れで、金精山が棚ぼたで十両優勝した場所だ。まあラッキーパンチが当たったような優勝だったけど、これで勢いがついた感じがするから、金精山にとっては大きな優勝だったと思うよ」

ー 幕内優勝の毛呂乃関については?

(玉椿) 「この場所も全勝優勝だけど、初場所の優勝と違って、なんとなく不機嫌なのか勝ち方が暴力的だった印象だね。白鵬の影響でも受けてたのかねえ?」

 

― 五月の夏場所はなんと玉椿関が優勝なさいました。

(玉椿) 「んー、毛呂乃の調子は悪くなかったと思うんだが、やっぱりメンタルがすこし不安定で、その隙をついた、って感じの優勝だねえ。わしの相撲そのものには見るべきものはないと思うよ」

― では印象に残った力士は?

(玉椿) 「金精山は強かったね。二場所連続十両優勝したんだけど、三月んときより五月のほうが内容がいい気がするね。金精山のベスト場所をあげろって言われたら、わしはこの場所を推すね」

 

― 七月場所。夏の暑さにやられて、みなさん勝てなくなる場所です。

(玉椿) 「勝ち越したのが毛呂乃と金精山のふたりだけ。金精山も勝ち越したとはいえ、内容的には幕内の壁に苦しんだ印象もあるからね。毛呂乃だけがひとり気を吐いたような場所だったね」

― 玉椿関は『綱取り場所』として期待されていましたが、蓋をあけてみれば6勝9敗の負け越しでした。

(玉椿) 「七月は、ずっと夜勤やってたからね。そりゃ勝てねえよ」

 

― 九月の秋場所はまた玉椿関が優勝なさいました。1年に2回の優勝というのははじめての経験でしたが。

(玉椿) 「あーそうそう、15日間卵料理をつくりつづけたんだよ。あしたはなにつくろうかって考えるのは楽しかったね。千秋楽のカステラは失敗したけど、それもいい経験だよ。自分としてはこの優勝はけっこう納得してるよ。平幕だったら技能賞やりたいくらいだ」

 

― 十一月場所は玉椿関が再度の綱取りに挑みましたが、またもあえなく負け越し。わざと負けてるんじゃないかと噂されましたが。

(玉椿) 「だから、夜勤やってる時期は勝てんのだってば。むしろよく7勝もしたよ。自分で自分をほめたいくらいだ」

― 7勝でほめるくらいなら、ほかにほめる力士がいるでしょう。三賞ダブル受賞の金精山関とか。

(玉椿) 「ああそうね。金精山はよくがんばったよね。あと2場所連続勝ち越しの播潟。あいつは定期的に土俵に上がってくれるから、いてくれるとらくなんだ。ほかの下位力士もあれくらいちゃんと土俵にあがってくれるとうれしいんだがね」

 

ー この一年を振り返って、総括があれば。

(玉椿) 「毛呂乃はあいかわらず強かったってのと、金精山が飛躍の年になった、って一年だったね。ほかの力士はもっとがんばれって感じかね」

― 来年はどのような一年にしたいですか?

(玉椿) 「やっぱりさ、力士数が少なすぎて盛り上がりに欠けるよね。なんとか新弟子を見つけたいところなんだけど、わしともだちが少なすぎて、勧誘のしようがなくてさ。我こそはとおもう中年男性はぜひまらずもうの門をたたいてくれよ」

 

 

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まらずもう力士と大相撲力士の地位対照表

2017-12-30 10:00:00 | まらずもう新聞編集部のまらずもう分析

 

まらずもう力士が大相撲の番付でいえば誰くらいに相当するのか、表にしてみました。

 

地位まらずもう大相撲
理事長 毛呂乃(けろの) 八角親方(はっかくおやかた)
東大関 玉椿(たまつばき) 豪栄道(ごうえいどう)
西関脇 金精山(こんせいざん) 玉鷲(たまわし)
西幕下4 蒼狼(そうろう) 明瀬山(あきせやま)
東三段目2 萬海(まんかい) 魁ノ隆(かいのりゅう)
東三段目39 播潟(はりがた) 北大地(きただいち)
東序二段102 明烏(あけがらす) 明石隆(あかしりゅう)

 

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初場所に達成が期待される記録

2017-12-27 16:39:14 | まらずもう新聞編集部のまらずもう分析

<連敗記録歴代1位=14>

・蒼狼 のこり5連敗(現在9連敗。歴代1位は、ほしの山(現・玉椿)の14連敗)

__________

― あれ、今場所の期待される記録はこれだけですか? 初場所なのに景気悪くないですか?

(玉椿広報部長) 「んー、まらずもうデータベースをざっと見た感じではこれくらいかねえ。くわしくデータ分析して重箱の隅つつけば、なんか出てくるかもしれんけど」

― たしか先場所は、蒼狼さんの通算300勝がもうすぐって話でしたけど。あれまだ達成されてませんよね。

(玉椿) 「あーそれな。いま残り9勝だから、十両に残留できてれば達成可能だったんだが、あいつ幕下落ちちまったからさ。今場所は最大で7勝しかできんのよ」

― あーなるほど。

(玉椿) 「なんだかなあ……って感じだろ」

― で、今場所達成可能なのが連敗記録のみ、と。

(玉椿) 「いまの記録保持者がわしでさ。さっさと塗り替えてほしいんだけど、なかなか難しいみたいだねえ。むかし茸の山ってのがだいぶ弱かったんだが、それでも無理だったからねえ。蒼狼には期待してるんだよ。ビットコインで大損こいてくれれば、まらずもうどころじゃなくなるだろうからね」

― でも、連敗記録更新しちゃったら、十両復帰が遠のきませんか?

(玉椿) 「あ、そういえばそうだわ。んー、やっぱり記録更新はしなくていいから、さっさと十両に復帰してほしいね」

 

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平成30年初場所新番付

2017-12-26 10:17:59 | 協会からのおしらせ
【幕内】
-理事長 毛呂乃
-東大関 玉椿
△西関脇 金精山 ※新三役

【十両】
該当力士なし

【幕下】
▼西4 蒼狼

【三段目】
▼東2 萬海
↑東39 播潟

【序二段】
↓東104 明烏

 (-:地位変動なし △:昇進 ▼:陥落 ↑:枚数上昇 ↓:枚数下降)
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玉椿、老婆から求婚される

2017-12-11 10:00:00 | まらずもうニュース

 生活費を稼ぐために深夜の労働に勤しむ玉椿。当初は「いやあ、下層の職場だからさ、いろんな頭のおかしいやつがいて、おもしろいよ」とそれなりに楽しんでいた様子であったが、先日、同僚の老婆より求婚されるという事態が発生。「ばばあ怖えよ」と頭をかかえている。

 事件が発生したのは日曜日の夜。台車に載せられた重たい荷物を引っぱりながらピラミッド建設に駆り出された古代エジプトの奴隷のような気分を味わっている玉椿のところに、へらへら笑いながら老婆3人組が近づいてくる。

「お兄さんお兄さん」と年のころ70くらいであろう小柄で痩せた老婆。3人のリーダー格である。

「なんすか?」飴ちゃんでもらえるのかな、と油断しきった表情の玉椿。

「お兄さんって独身?」

「あーそうっすよ」

「このひとと結婚する気ない?」とリーダー格の老婆が指さすのは、それより気持ち若め、60代くらいに見える小太りの老婆。

「は?」斜め上からの角度から飛んできた提案に声も出ない玉椿。

 結婚相手として指定された老婆はなにやらもじもじしながら「うちの親も歳なんで、死ぬまでに安心させてやりたくて」などとまんざらでもないようだ。

 リーダー格の老婆は「お兄さん優しそうだから、ちょうどいいと思うのよね」などとこっちの希望を完全に無視して、小太りの老婆をあおる。もうひとりの老婆も「結婚はたいへんよー」などと意味もなくあおる。

 「いやすいませんすいません、結婚する気ないんで、すいません」と全力で逃げ出した玉椿。現場を目撃していた他の同僚に「おめでとう」「結婚しちまえよ」と冷やかされて、「無理無理無理。見た目も年齢もうちの母親に近いんだよ。どっちかといえば女ってより山姥だよ」というのが精いっぱいで、気の利いた冗談を返すこともできない模様。玉椿は「仕事場に行くのが怖い。毛呂乃の呪いだろうか」とも言いだしており、今後の展開が注目されている。

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まらずもうの歴史(12)

2017-12-06 06:00:00 | まらずもうの歴史

まらずもうの歴史(12) ちんぽおばけ~白河院

 さいきん、大相撲の横綱・日馬富士がモンゴル人の後輩力士・貴ノ岩にリンチを加え、貴ノ岩の師匠の貴乃花親方がそれを警察に訴えたため、日馬富士が引退に追い込まれるというニュースがありました。連日、ワイドショーでは、相撲協会の隠蔽体質や貴乃花親方の対応の是非などについてさまざまな報道がなされ、テレビで貴乃花親方の顔を見ない日はないほどです。

 いっぽう、ネット上では貴乃花親方の出生の秘密についてもまことしやかな噂が流れています。この噂はだいぶ以前からちらほらと流れてはいて、三代目若乃花との絶縁の原因になったとか、へんな宗教にのめりこむきっかけになったとか、いろいろと言われています。当ブログは名誉棄損で訴えられたくはないので、噂の内容については詳しいことは書きません。気になる方はgoogleかなんかで『貴乃花 輪島 家系図』などと検索をかけていただければ、初代若乃花を中心とした複雑な家系図がでてくるかと思いますので、そちらをご参照ください。

 このブログは「まらずもうブログ」なので、まらずもうに話をもどしますと、平安時代後期のまらずもう界でも、似たような下半身スキャンダルが起きていました。というわけで今回のテーマは、例の家系図とそっくりな、初代若乃花にあたる白河院を中心に、鳥羽院、崇徳院、後白河院の4人の関係について、話をしようかと思います。

 

 中学校の社会科の時間に「院政」という言葉をきいたことがあるとおもいます。皇室のなかでいちばん立場の強い人物が天皇を退位したあとも自分の子や孫を天皇にすえて、後見人という立場で政治に影響力を保持しつづける、というあれです。社会科の成績がよかったひとは、白河院という人物が院政をはじめた、ということまで覚えているかもしれません。

 白河院の言葉として、最も有名なのが「賀茂川の水、双六の賽、山法師、是ぞわが心にかなわぬもの」というものでしょう。当時、圧倒的な権力者として権力をふるった白河院が三つだけ自分の思い通りにならないものとして、あげたものとされています。このうち、「双六の賽」とは博打で勝てないこと。「山法師」とは比叡山にいるまらずもう力士たちのこと。そして、「賀茂川の水」とは京都市内を流れる賀茂川の流れに自分の精液をなぞらえ、性欲があふれて自分では抑えられないことを述べているといわれています。この言葉からもわかるように、白河院は激しい性欲の持ち主としてしられていました。それでも若いうちは正妻一本槍だったのですが、正妻に先立たれ、また政治的にも絶対的な権力を握るようになると、歯止めがきかなくなったかのように、手当たりしだいに女性に手をつけはじめ、そして、手をつけた女性を身近な家来などにおしつけるのです。というわけで、あちこちに白河院のご落胤がいたようですが、いちばん有名なケースは平清盛でしょうか。まあ、これは愛人を押しつけられた平忠盛(清盛の義理の父)も「出世の糸口になる」と喜んでいましたし、実際にのちに平家が政界進出するきっかけにもなったので、ウィンウィンといったところでしょう。しかし、こうした幸せなケースばかりではなく、自分の孫の鳥羽院に愛人を押しつけたケースでは、鳥羽院はだいぶ嫌がっていたようです。

 かわいそうな鳥羽院。役どころでいえば、元大関の貴ノ花ということになるでしょうか。鳥羽院の父にあたる堀河天皇は非常に優秀な人物で、白河院も息子の堀河天皇には目をかけてかわいがっていたのですが、身体が弱く29歳の若さで死んでしまいまいます。しかたなく、まだ幼かった鳥羽院が皇位をつぐことになったのですが、当然、政務をみることはできず、祖父・白河院が後見人として政治の実権をにぎることになります。そういった事情で即位したこともあり、のちに鳥羽院が成長したあとも、白河院には逆らえなかったようです。

 幼い鳥羽院を傀儡にして政治の実権を握り、やりたい放題の白河院。あるとき、とある貴族の娘である藤原璋子という5歳の幼女がかわいいという噂をきくと、その5歳児に興味をそそられます。まだ幼い璋子を養女という形でひきとり、性欲のおもむくままに手をつけました。璋子は幼いころから白河院に性のてほどきをうけ、48歳差という年齢差にも関わらず、それはそれは仲睦まじい愛人関係だったといいます。璋子が16歳になるころには、宮中では白河院と璋子の愛人関係はなかば周知の事実となっていました。それでもどこかに嫁に出さなくてはならない年齢です。身分の低い愛人なら適当な家来に押しつけてもよかったのでしょうが、名目上は白河院の養女という立場上、ちゃんとした家柄のところに嫁に出したいところ。しかし、そういう噂があっては、どこでも嫁にもらうのを嫌がられてしまいます。こまった白河院は、璋子を自分の孫の鳥羽天皇ところに嫁がせることにしたというわけです。相手が天皇なら身分に不足はありませんし、自分の孫のところなら、だれに気兼ねすることもなく自由に会いに行けるので、一石二鳥です。

 白河院は嫁に出したあとも、以前とかわらず璋子へ手をだしつづけます。璋子としても2歳下でなんだか頼りない鳥羽天皇よりも、歳上で頼りがいのある白河院のほうが好み。白河院とばかりいちゃついて、鳥羽天皇のことなど見向きもしません。いっぽう、嫁だと思っていた女に相手にされない鳥羽天皇はおもしろくありません。結婚後しばらくして璋子に男の子が生まれましたが、身に覚えのない鳥羽天皇は赤ちゃんを見ても「俺の子じゃねーよ。じーさんのこどもなんだから、叔父さんじゃん」と知らん顔。この三代目若乃花みたいな赤ちゃんがのちの崇徳院になります。

 当然のことながら、璋子と鳥羽院の夫婦関係は新婚当初から冷え切っていました。それでも白河院が生きているうちは、別な女性に手をださなかった鳥羽院ですが、白河院が死ぬと璋子を放置して玉藻前という女性を寵愛するようになります。

 藤原璋子のほうも鳥羽院には不満をもっていました。晩年の白河院は、高齢になって勃起力が衰え、性交能力を失ってしまったあと、「璋子が別の男とやってるのを見ると、ちょっと興奮する」などと言いだすようになります。幼いころから白河院にセックスを仕込まれて、セックス中毒ぎみだった璋子、白河院が勃起しないのでは……と、手当たりしだいにいろんな男を引っぱりこんでは、白河院に見せつけるようにセックス三昧の日々をおくります。そのときに生まれたのがのちの後白河天皇。貴乃花親方みたいな役どころでしょうか。まあ、後白河院の父親については、鳥羽院も璋子に誘われるまま手をだした覚えはあるので、崇徳院のときのようにあからさまに「こいつは自分の子ではない」とは言いませんが、実際のところ誰の子かよくわからないこともあり、そこまで良好な親子関係ではなかったようです。

 このような荒んだ家庭環境では、崇徳院も後白河院もだいぶ性格がゆがんでしまいました。三代目若乃花と貴乃花が不仲だったように、崇徳院と後白河院ものちに激しく仲違いをして保元の乱という大戦争になります。まらずもう史的にも重要な戦争ですが、やたら長くなるのでこのあたりの話はまたこんどにしましょう。

 

 

 

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平成29年九州場所星取表

2017-12-02 21:30:10 | 星取表
幕内 理事長 毛呂乃 ○○○○○○○○○○○○○○■ 14勝1敗 優勝
東大関 玉椿 ○●●○●●○○●●○●●○○ 7勝8敗  
西1 金精山 ○○●○○○○○●○○○●○○ 12勝3敗 殊勲・敢闘
十両 西10 蒼狼 ●●●○○○●●●●●●●●● 3勝12敗  
幕下 東22 萬海 ややややややややややややややや 0勝0敗  
三段目 西73 播潟 や●や○や●や○や○や○や○や 5勝2敗  
序二段 東81 明烏 やややや●○●●や●や●●やや 1勝6敗  
序ノ口        該当力士なし       

  

__________

もし集計ミスを見つけたら、教えていただけるとありがたいです。

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