まらずもうブログ

日本まらずもう協会公式ブログ

幕内の結果(八日目)

2020-05-31 18:00:00 | 取組結果

○毛呂乃(8-0)

「朝からWIN!なの」ときょうも朝イチに勝利宣言。「・・・が、象はきつい!」ストレート勝ち越しのかかる中日とあって、派手な相撲をぶち込んでくるとは思われていたが、きょうは獣姦。しかも相手は象。象のモノを尻にぶち込まれるとなるとさすがにきつい。だがまたこれが快感。長い鼻に絡まれながら押し込まれる、象との交尾シーンを見せつけて快勝。象にも勝った男、向かうところ敵なし。

 

○金精山(8-0)

 勝つには勝ったものの「順調と言えば順調。やや不満と言えば不満。豪快にこれぞ俺のまらずもうというものがとれればいいが、なかなかそうはいかない」とやや欲求不満ぎみ。「今日はいつにもまして汁まみれになって稽古するか」と朝っぱら稽古をはじめてしまったが、その不完全燃焼は、稽古のやりすぎのせいという可能性はないのだろうか。

 

○玉椿(7-1)

 玉椿によると「ラジオ体操ってさ、やってる場所によって雰囲気が違うんだよね」とのこと。「むかし上野公園に通ってたときは、参加みんなで『いち、にっ、さん、しっ、ごおー』みたいにかけ声を出し合ったり、体操がおわるとみんなで拍手したり、やたら元気なんだ。朝6時台の上野公園はさ、ラジオ体操の近くで太極拳グループが練習してたり、不忍池でも元体育教師みたいなおじいちゃんがオリジナル体操を指導してたりして、実は隠れた体操激戦区なんだよ。そういう事情もあってラジオ体操派も他派に負けたくないんだろうね。みんなで大声だして存在感をアピールしてるんだ。ぎゃくに、さいきん通いはじめた西ヶ原みんなの公園のラジオ体操は全体的におとなしい。かけ声だすやつなんかいない。まあ、西ヶ原は住宅地だし、そばに老人ホームもあるし、やかましくできないってことなのかね。雰囲気が違っておもしろいよ」 それで、ラジオ体操の雰囲気が勃起にどんな影響があるのだろうか? 「んー、勃起には関係ないかな? 勝つときは勝つし、負けるときは負けるよ」だそうだ。

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十両以下の結果(八日目)

2020-05-31 17:55:55 | 取組結果

<三段目>

○播潟(3-1)

 いつも喜怒哀楽をおもてに出さない播潟、けさも「勝ちました」と淡々と報告。「日曜日はゆっくり寝ていられるのでらくですね」とのこと。

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幕内の結果(七日目)

2020-05-30 18:00:00 | 取組結果

○毛呂乃(7-0)

「ムー、股も立ってた。」ついに出た、大技ムー大陸勃起。「でもね、剥いてから寝ました」と皮を剥き、仰向けに寝そべり、自らをムー大陸になぞらえる。その中央に高くそびえる塔。起き上がったまらに手を添え、高速で擦り上げる。「起きたらね、手、増した!!」立ったモノを握り、さらに手の動きが激しく。右手だけでしごいているのに、残像で手が増したかのように見える高速しごき。ひとしきり出し終えてもまだまだ相撲は終わらない。こんどはうつぶせの体制に切り替え、尻を突き出すと「主に便。今日でスカね」と尻をいたぶりはじめ、いよいよスカトロ解禁。「のー!」と雄たけびを上げるとともに尻からも噴射して阿鼻叫喚の地獄絵図。圧倒的な強さでストレートの勝ち越しに王手。

 

○金精山(7-0)

 稽古中、なんだか様子がおかしい金精山。「そろそろ豪快に白い液を飛ばして勝ち誇りたい」と苦しそうな表情。どうやら発射をギリギリまで耐えているらしい。これは見た目以上にかなり苦しい稽古法。ただ、苦しんだわりには「豪快な勝ちにはなかなか至らないものの、まあまあの出来」といつも同様の結果に落ち着く。効果があったのかどうか判断が難しいが、コロナの影響でひとり稽古ばかりのマンネリを打破したいという創意工夫は感じられる。

 

○玉椿(6-1)

 連日好天が続き、暑いくらいである。「きのうは天気がよかったから、布団を干して、シーツとタオルケットと枕カバーを洗ったよ。梅雨入りする前に干しておきたかったんだ。おかげできもちよく眠れたよ」と睡眠環境を整備。よく乾いてふかふかする布団は気持ちがいい。けさもしっかり熟睡しっかり勃起して6勝目。

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幕内の結果(六日目)

2020-05-29 18:00:00 | 協会からのおしらせ

○毛呂乃(6-0)

 「おはようございます!unten(ドイツ語:下で)してました」と今日は下にまわる体位での行為。仰向けでパートナーを上にのせての相撲、これはまらの立ち姿が最も強調できる体位といえるだろう。「今日も大変!!」という言葉の通り、大変な立ちっぷり、寝そべってまらだけが垂直に立っている、というこの姿勢が気に入ったらしく、あらためて「fu fhon(ゲール語:下に)居ながら白星です」。

 

○金精山(6-0)

 「連夜の猛稽古で順調に勃起。豪快な勝ちとまではいかないが、まあまあの満足のイク着実な結果が出せている」と自らの股間をさすりながら納得の表情。6連勝でトップを並走。

 

○玉椿(5-1)

 けさも飽きずに早朝散歩。散歩してておもしろいことは見つかりますか?との質問をうけ「早朝ってさ、道端に人がけっこう転がってるんだよね。ホームレスじじいとか、酔いつぶれたサラリーマンとかさ。素数ナンバーの撮影のついでに、道端で寝てる人の写真も撮ってるんだ」とのこと。行きだおれのなにがおもしろいのかはわからないが、とにかく煽るようなまねをしてトラブルにならないよう気をつけてほしい。ちなみにけさの相撲は早寝早起きの習慣が効いているのかしっかり快勝。「4時くらいには目が覚めちまうから、フライングぎみの立合いだけどね」と苦笑い。

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十両以下の結果(六日目)

2020-05-29 17:55:55 | 協会からのおしらせ

<三段目>

○播潟(2-1)

 「おはようございます。気持ちよく晴れましたね」と今朝の空のような爽快な勃起で白星先行。今場所は出場力士がみんな好調である。この波に乗り遅れないようにしたい。

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幕内の結果(五日目)

2020-05-28 18:00:00 | 取組結果

○毛呂乃(5-0)

 一本糞親方に「勃った?」とたずねられ、「!?」と意味が分からない、というリアクションを取った毛呂乃。何をいまさら、当たり前すぎることを聞かれたために、逆に何を聞かれているのか測りかねる、といった様子。今日も豪快な仁王立ちを決めてふんぞり返る姿を目の当たりにしたかつての横綱、一本糞親方も「勢いよく勃ったようだね」。これを受けて毛呂乃、「ええまあ」。勝って当然という立場を知る者同士の会話は、たったこれだけで十分。場所が始まって5日間、片時も休まず勃ちっぱなし。毛呂乃にとっては、今までの生活もこれからの生活も、何ら変わるところはないようだ。

 

○金精山(5-0)

 圧倒的な強さを見せる毛呂乃に向かって、必死で食らいついていく金精山。「汁まみれになって猛稽古をしているためか、まあまあの出来」とどことなく疲れの色も見受けられるが、毛呂乃を上回るには稽古しかない。「更に精進していこうと思う」とさらにシコの強度をあげるつもりのようだ。

 

○玉椿(4-1)

 「3時くらいには目が覚めちまったんだけど、優勢だったんでそのまま勝ちを決めてしまったよ」とやたら早い立合いに、観客席からは「卑怯だぞ!」との野次がとぶ。記者からは、そんなに早く起きてなにしてるんですか?と問われ「人通りのないうちに、さんぽにいったよ。さいきん素数のナンバープレートを集めるのが趣味でね。写真撮りながらさんぽしてるよ」と返答。早朝からわけのわからない写真をとっていたら、不審者そのものではないかと心配になるが、そのあたりを本人は理解しているのか。「そういえば、このまえ幼稚園の敷地に素数の送迎バスが止まってるのを見て、つい撮影しちまったよ。たしかに幼稚園にカメラ向けてるのを人に見られてたらやばかったね」と苦笑い。それは逮捕されてもおかしくない案件である。反省が足りない。

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十両以下の結果(五日目)

2020-05-28 17:55:55 | 取組結果

<序二段>

○明烏(1-1)

 「変な時間に起きたり、目覚めが悪かったり…。今日は、なんとか粘っての勝利でしたが何か対策をとらないと今場所も厳しいですね」とけさの相撲内容に納得がいかないのか、白星にも表情は険しい。

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幕内の結果(四日目)

2020-05-27 18:00:00 | 取組結果

○毛呂乃(4-0)

 マタギは熊を狩ると、山の神様にまらを披露するって風習があるらしい。一番若いやつのまらを揉んで勃起させて、まらに木の燃えさしをぶらさげてまわりのみんなで「おほほほ」って笑うのだそうだ。毛呂乃もこの宴に参加したかったのだが、「時間がないのでパスで悔し」。自分の相撲が忙しく、出られなかったことを悔いる。熊の代わりに熊系の玉椿に黒星をつけ八つ当たり。もちろん、宴に出られなくても出るものは出る。「殊にギンギンでした」と絶好調。ふくらんだモノを誇示し、「そういうこと!そういうことなの!」と今日も猛烈アピール。見せ付けるかのように勝ち誇りきょうも圧勝。

 

○金精山(4-0)

 連日連夜の猛稽古にも疲れの色はなく、むしろ目の色がますます冴えわたっている印象の金精山。「今日も勃起で目が覚めるという理想的な展開。やっぱり毎日汁まみれになって稽古しているのがいいのか、絶好調」と危なげなく4連勝。

 

●玉椿(3-1)

 起きるなり「ぜんぜんだめ。まらが萎んでるってより完全に消えてる」と大笑い。念のため……と二度寝してみたものの回復の兆しはなく「こういう日もあるさ」と黒星判定。負けたものはしかたない、「6時半から近所の公園でラジオ体操やってるみたいだから、ちょっと身体をほぐしてくるよ」と気持ちを切り替えていた。

 

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十両以下の結果(四日目)

2020-05-27 17:55:55 | 取組結果

<三段目>

●播潟(1-1)

 「暑いんだか寒いんだかよくわかりませんね」と体温調節のペースをつかめず負け。今場所は1敗してもまだ優勝のチャンスはある。気持ちを切らさずがんばれ。

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幕内の結果(三日目)

2020-05-26 18:00:00 | 取組結果

○毛呂乃(3-0)

「長時間狂う、「魔の運転」してた成果!体中がいたいです。介助された」と3日目にして全力全開。長時間にわたった狂ったようにもつれ合い、責められ、全身ボロボロで大喜び。事後、自分では動けず介助されるほどの精魂尽くしぶり。これだけやったら気が済むかと思いきや、こんな状態でも「野で、とりあえず契」と、懲りずに昨日のお相手と野外で契りを結ぶ延長戦に突入。意中の男性の刺激に悦び、むくむき立ち直る四尺まら。「ええの、立て直し、出すね」とあっという間に再噴射しての3連勝。

 

○金精山(3-0)

 『千擦り』という文字が示すように、一般的な感覚ではシコ1000回=1000ストロークを意味するのだが、どうやら金精山の中では1000回発射という意味らしい。「昨日汁まみれになって猛稽古した甲斐があり、上々の出来」と会心の相撲で3連勝。どれだけ稽古をしても疲れないスタミナはさすがの一言。

 

○玉椿(3-0)

 「コロナで輸送関係がきついのか、さいきんバナナが高いんだけどさ、きのう買いものにいったら5本87円って特売になっててさ。ひさびさにバナナ買ったよ。まらの神様のお導きだね」と昨日は縁起物のバナナを手にうれしそうに食べていた玉椿。けさ、午前3時過ぎにいちど目を覚ましたときには「んー? バナナを食ったわりには微妙なかんじだねえ?」と首をかしげつつ二度寝。4時半ころにやや硬くなっているのを確認して「これくらい硬さならバナナの神様も納得だろ」と取り直しの一番を制して勝ち名乗り。いちおうこれで3連勝ではあるが、報道陣からは「今場所は取り直しの相撲が多くないですか?」との批判もあり、もうすこし正々堂々とした相撲を心がけてほしいものだ。

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幕内の結果(二日目)

2020-05-25 18:00:00 | 取組結果

○毛呂乃(2-0)

「さ、剥い・・・と思って(考え直し)、厚着して出すのに勤しみました・・・」さあ剥こう、と包皮を弄ろうとして思い直し、皮に包まれたままで出す方向にシフトチェンジ。慣れた皮にくるまれ、窮屈なベタベタ感がたまらない様子。面の皮以上にまらの皮が厚く、なかなかご神体が顔を出すことはない四尺まら。「毛呂乃教では、包皮をかぶせた状態を「厚着」と称しているのでしょうか?」と確認するまでもない問いに「そういうこと!」海外の相撲ファンにも届けようと、つたないながら英語での説明も試みる理事長。「I went to work…」went=「行った」、work=「行為」。毛呂乃としては「俺は、行為までイッた」と言いたかったらしい。自分の手でイキ、そのあと実戦で再び。英語では、そういうことはgoではなくcomeで表現するらしいが、そういう細かいことはどうでもいいのだ。とにかく今日も濃厚接触、絶頂で安定の相撲。

 

○金精山(2-0)

 「昨晩の猛稽古で本来なら朝までかけてのシコ1000回を、早めに済ませたのがよかったよう」と金精山。「寝る前にはもう1回稽古するかというくらいに回復していたので、今朝も豪快な勝ち」と余裕を見せつける。むしろシコ1000回程度の稽古では物足りなかったのか「今から飯食って猛稽古だ!」と朝っぱらから稽古を再開。稽古場の奥で熱心に汁を流していた。

 

○玉椿(2-0)

 「暑くなってきたせいか、蚊がでるようになってきたね。何か所か刺されてかゆいよ」と眠りが浅めだった玉椿。眠りが浅いと、まらの微妙な変化にもすばやく反応できる。けさは一瞬のタイミングを逃さずに起床して2勝目。せっかく蚊のおかげて勝てたにも関わらず「もうかゆくてしょうがないよ。あとでドラッグストア行って蚊取り用のなんか買いにいかんと」と恩義を忘れてさっさと駆除してしまうつもりらしい。

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十両以下の結果(二日目)

2020-05-25 17:55:55 | 取組結果

<三段目>

○播潟(1-0)

 「日中は暑いですけど、夜はまだ涼しいですね」と気持ちよくめざめて快勝。今場所はなかなか調子がよさそうだ。好成績を期待したい。

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幕内の結果(初日)

2020-05-24 18:00:00 | 取組結果

○毛呂乃(1-0)

 いよいよ始まった初日。日程が一度延期されたこともあり、待ちきれなかった様子の毛呂乃。「おはようございます!!二度ね、しました!!」とさっそく実践2回戦。いきなり濃厚な絡みを見せ、「うん、断ってないです」。宣言解除を見越してか、人との接触を断っていない。これには批判も集まりかねないがお構いなし。LINE翻訳を利用して英文でもメッセージを発信。「Are you going to cut the mala again this time?」cutには「鞭などで強く打ち据える」という意味がある。そそり立ったモノを見せつけながら「また、まらを強く打ち据えるの・・・?」想像をふくらませて自ら四尺まらを激しく打ち据え、打ち据えられたモノはますます膨らんでいく。異例ずくめの場所のはずだが、毛呂乃の相撲からはまったくぶれがみられない。

 

○金精山(1-0)

 昨晩は「猛稽古に取り組もうとしたら寝ていて……」と激しいシコの最中に意識をなくしてしまった金精山だったが、「その勢いで完全な勝ち。大満足の出来」と圧巻の相撲で好調ぶりをアピール。今場所は大相撲中止の影響で優勝ラインも下がり、千載一隅のチャンス。どんな相撲を見せてくれるか、明日以降がたのしみだ。

 

○玉椿(1-0)

 昨夜は夏場所の前祝いと称して茨城の銘酒・来福をのみ、酔っ払って風呂にも入らず就寝。けさの相撲に影響がないかと周囲を不安にさせる。さて、けさ起きてみると勝ってるんだか負けてるんだか微妙な状態。判定に困った玉椿は「ええいめんどくせえ、取り直しだ」と二度寝を決行。関係者一同は「あーあ。二度寝しちまったら、いまの玉椿では勝てえねえよ」とあきらめモードだったが、意外なことに二度目の起床は隆々とそびえたち、玉椿も「茨城の酒のんだおかげだね。まるで筑波山みたいだよ」とうれしそう。

 

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初日協会御挨拶

2020-05-24 04:00:00 | 協会からのおしらせ

 

 「離辞超とかいてりじちょうと読む!」

 


 いつもながら発言が深遠すぎて難解な毛呂乃理事長。理事長の真意がわからず、関係者一同首をひねっているところに現れた、まらずもう界のテリーマンこと一本糞親方。「離れることを辞退するんですか?いつまでも君臨してやるぞ!と」と明快な解説。理事長は一本糞親方の解説をきいて納得したのか、気合の入った顔で土俵を降りる。毛呂乃理事長は今場所もやる気である。

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夏場所の見どころ

2020-05-23 10:00:00 | まらずもう新聞編集部のまらずもう分析

大相撲に合わせて同時開催されてきたまらずもうだが、大相撲中止を受け、史上2度目となる単独開催となった。お茶の間に娯楽を届けたいと思いつつも果たせなかった大相撲のぶんまで、夏場所を開催する責任は大きい。
先場所は毛呂乃・金精山が壮絶な優勝争いを繰り広げたうえに千秋楽に共倒れ。優勝なしという結果に終わったが、今場所は大相撲開催がないため、優勝ラインは場所前から「過去大相撲の最低成績」に固定。11勝を越えた者のうち、最高成績者が優勝、とかなり優勝ラインは下がる。優勝者が出るのはほぼ間違いなく、大相撲の流れに惑わされず、毛呂乃と金精山の一騎打ちが見られるに違いない。両者ともに濃厚接触を持ち味とするだけに厳しい場所になるだろうが、さまざまなおあずけも、それを力にしてまらを奮い立たせられることは織り込み済み。各種イベントが中止となる中、観る側もやる側も、感染リスクなしで実施可能なまらずもう、その頂点に立つものとして、とにかくいい相撲を見せてくれることを期待したい。
優勝ラインが下がるため、4敗までは許される今場所。各力士、様々な制限もかかり、いつものような力は出せないかもしれないが、場所前から4つ負けられるのがわかっている、というのは大きい。多少星を落としても大相撲の趨勢を伺う必要はなく、自分の相撲に集中できるのだ。時には勝敗そっちのけで、思い切った相撲を取る冒険もしやすい。むしろ華やかな相撲が、この情勢下で見られるのではないかと期待したい。
今場所は開催されること自体に意義があると言えよう。日程変更、オープン戦などで本場所へのピーク調整がくるっている様子も見られるが、狂った男たちがピークに達する競技だけに心配はあるまい。大相撲を心待ちにしていた方々も、今場所はまらずもうで相撲の風情に浸っていただきたい。

さて、前述のとおり、まらずもうは過去にも1度だけ、単独開催を実行した場所がある。大相撲が八百長問題で中止となった、平成23年春場所である。今をさかのぼること9年、震災の直後。この、単独開催となった場所は、まらずもうにとって大きな転機となった。今回は趣を変え、予想は上記でほどほどにして、かつての単独開催場所を振り返ってみたい。
平成23年3月。この場所では幕内で前頭4枚目の摩羅の川、十両では汚痔の山(のち汚痔)がともに全勝で初優勝、強い横綱が東西に並び立つ、汚痔摩羅時代の幕開けへ、大きな転機となった場所だ。
現在の力士たちの、当時の状況を見て見よう。播潟はまだ入門前。毛呂乃はこの場所を新大関で迎え、第1期最強大関時代のスタートを切った。蒼狼はこの場所に新十両。金精山はなんとこの場所が初土俵、力士生活そのものの始まりの場所。明烏はこの場所十両下位で負け越し、はじめて関取からの陥落を決めた。その後関取復帰の時期もわずかにあったが、今まで続く、長い長い取的生活はここから始まったのだ。それぞれの力士にとって、大きな転機となった前回の単独開催場所。日ごろなら大相撲、まらずもう両方を行ったり来たりする相撲の神様が、こういう場所はまらずもうだけに集中するのではないかと思えてくる。単独開催となるこの夏場所も、まらずもうにとって大きな転機となるような気がしてならない。

忘れていたが、玉椿はこの時も今と変わらず大関、大関らしく9勝6敗と平凡な成績で取り終えている。他の力士にとって転機となった場所も、玉椿にとっては何でもない、というのも玉椿らしいと言えば玉椿らしい。

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