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玉椿理事が平成三十年のまらずもうを振り返る。

2018-12-30 10:00:00 | まらずもう新聞編集部のまらずもう分析

 

― 玉椿理事、ちょっといいですか?

(玉椿) 「ん? なにかね?」

― 年末は大黒柱事業部長の「まらずもうこの一年」の記事が掲載されるのが恒例なんですけど、さいきん事業部長は副業が忙しすぎて原稿が届くかわからないので、リスクヘッジとして玉椿理事にもお話を聞いておきたいんですが。

(玉椿) 「いくら忙しいって言っても、さすがに年末は時間あるだろ。たぶんちゃんと原稿届くよ」

― まあ、届いたら両方掲載すればいいだけなので、ぜひお話をお願いしますよ。

(玉椿) 「しょうがねえなあ。今年を振り返ればいいのな」

 

<初場所>

― まずは初場所。優勝も三賞もなし、という地味な場所になってしまいました。

(玉椿) 「たしかに表彰者は出なかったけどさ、内容的には派手な場所だったと思うけどね」

― なにかありましたっけ?

(玉椿) 「ほら、大黒柱事業部長が毛呂乃の出した精液に足をすべらせて足首を骨折したろ」

― そういえばそうでしたね。

(玉椿) 「あれ、けっこうな大怪我でさ。1か月くらい入院して、足首の骨にボルトを入れる手術してたし、退院後もしばらく車いすに乗ってたからな」

― うわ。そんな大惨事だったんですか?

(玉椿) 「わしもとばっちり受けたよ。毛呂乃の記事は大黒柱の担当なんだけど、さすがに骨折直後はわしが記事書くことになってさ。なれない記事執筆で頭がいっぱいになっちまって、十三・十四日目の連敗はそれが原因じゃないかと思ってるぜ。あの連敗がなければわしが優勝だったかもしれんのにな」

― みみっちい言い訳はやめてくださいよ。そういえば、初場所は出場者全員勝ち越しっていう珍記録もありましたね。

(玉椿) 「そういえばそうだね。全員勝ち越しってのは大相撲では起こりえない記録だからね。そこは誇っていいところだよね」

 

<春場所>

ー 春場所は金精山関の初優勝の場所でした。

(玉椿) 「千秋楽の土壇場で大相撲に追いついたんだよね。まさか金精山が優勝するとは思わなかったから、油断してなんの準備もしてなくてさ。金精山には悪いことをしたよ」

ー このときの金精山は強かったですね。

(玉椿) 「派手さはないけど、負けそうにない雰囲気があったよね」

― いっぽう毛呂乃は2場所連続で優勝を逃し、衰えを心配する声もありました。

(玉椿) 「まあ、負けたといってもプレイに夢中になりすぎて不戦敗、みたいな負け方だったからね。弱くなったって雰囲気じゃないよね。モチベーションの低下の心配はしてたけどさ」

ー そんな両者をしり目に、玉椿関はたんたんとうまい棒を食べ続けてレビューしていました。

(玉椿) 「うまい棒ってチーズ味とかめんたい味とか、定番のやつしか食べたことなかったんで、いい人生経験になったよ。みんなもやってみるといいよ」

 

<夏場所>

ー 五月は毛呂乃関の全勝優勝の場所でした。

(玉椿) 「わしもけっこう調子がよくてね。(14勝1敗) こっそり優勝を狙ってたんだが、毛呂乃が強すぎたね。つけ入る隙がなかったよ」

― 大関とりが注目された金精山関は12勝。これで大関昇進か、とも言われましたがこの場所は見送られました」

(玉椿) 「直近三場所で9-13-12の34勝。昇進基準の33勝は満たしてたし、五月場所の内容もそんなに悪くなかったんだが、たしか初場所に報告遅れがあってさ。それがマイナス査定だったんだよね。もうちょっと様子を見ようということになってね」

―  なるほど、報告遅れはマイナスですか。

(玉椿) 「大関といえば協会の看板だからね。うっかりでも記事に穴をあけるのは減点ポイントになっちまうよね」

 

<名古屋場所>

ー 名古屋も毛呂乃関の優勝ですね。

(玉椿) 「毛呂乃は千秋楽に御嶽海に追いついたんだよね。毛呂乃はこれまでも災害を起こしたり大黒柱に怪我させたり、外の世界にいろいろな破壊工作をしかけてたんだが、大相撲のライバルにいやがらせをして勝つ、っていう毛呂乃らしい優勝だったね」

― 玉椿関は3勝12敗と大きく負け越し。さすがにちょっと反省したほうがいいのでは?

(玉椿) 「夏場、夜勤やってると勝てないんだよ。睡眠サイクルも壊れるし、昼は暑くて眠りも浅くなるし、こればっかりはしょうがないよ。大相撲では千代大海が2勝13敗って記録があるし、それを更新できるかもと思ったけど、さすがに3回くらいは勝てちまったね」

― そしていよいよ金精山関が大関に昇進しましたね。

(玉椿) 「文句なしの昇進、満を持して、って感じだったね」

 

<秋場所>

― 毛呂乃関が強さをみせつけ全勝で3連覇、「三賞をよこせ」と騒いだことが話題になりました。

(玉椿) 「なんでいきなり三賞をほしがったのか、理由がわからんのだよ。三賞受賞回数が歴代1位じゃないから、悔しくなったのかね」

― 1位は家満関の10回。毛呂乃関は8回で2位ですか。

(玉椿) 「毛呂乃は大関昇進のスピードが速かったろ。大関になると受賞資格がなくなっちまうんだよ。こればっかりはしょうがないよ」

― 毛呂乃が騒いだことで、大相撲まで三賞受賞者なしという事態に発展してしまいました。

(玉椿) 「日本相撲協会さんには迷惑をかけてしまって、申し訳ないことをしたよ」

― いっぽう、新大関の金精山関は期待を裏切って4勝11敗。ファンの間からは驚きと失望の声がきかれました。

(玉椿) 「昇進後はイベントとか挨拶回りとかでペースを崩しがちなんだよな。あとは大関とりのプレッシャーから解放されて気が抜けたってのもあるかもしれんね」

 

<九州場所>

― 九州場所も毛呂乃関が優勝して4連覇。圧倒的な強さが光りました。

(玉椿) 「13勝1不戦敗1休。2回休みって舐めプをやって、それでも余裕で優勝するんだから、ものが違うよ」

― 玉椿・金精山の両大関はそろって8勝7敗。もうちょっとがんばってほしいところでしたが。

(玉椿) 「わしも金精山も、夜勤があって睡眠サイクルが荒れてたからね。がんばったほうだと思うよ」

 

― 一年を振り返って、玉椿理事の感想はいかがでしょうか?

(玉椿) 「終わってみれば結局は毛呂乃の強さばかりが光った一年だったね。

 金精山はいい内容で大関に昇進するところまではよかったんだが、ここ数場所はやや停滞ぎみだね。どこかで殻を破らないと、玉椿みたいなダメ大関化する危険もあるし、もっと上を目指すのであれば来年は正念場だとおもうよ。がんばってほしいね。

 毛呂乃、金精山以外の力士は努力が足らんね。奮起してもらわんと。ずるずるとまらずもうが地盤沈下を起こすからさ。もっとがんばってくれよ」

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初場所に達成が期待される記録

2018-12-28 10:00:00 | まらずもう新聞編集部のまらずもう分析

<通算150敗=史上5人目>

・播潟 現在147敗(あと3敗)

 

<幕内通算100勝=史上8人目>

・金精山 現在88勝(あと12勝)

 

<幕内通算50敗=史上3人目>

・金精山 現在47敗(あと3敗)

・毛呂乃 現在46敗(あと4敗)

__________

― このなかで玉椿理事が注目している記録はどれでしょう?

(玉椿) 「播潟は1場所あたり7番しか土俵に上がれないのに、もうすぐ150敗ってところまで記録を積み重ねたんだね。立派なもんだ。負けても気持ちが折れないメンタルは、まらずもう力士にいちばん大事なことだからね」

 

― 金精山関と毛呂乃関が幕内通算敗北数で競っていますね。

(玉椿) 「1敗差っていっても金精山は在位9場所、毛呂乃は在位39場所だからね。ペースがぜんぜん違うよね。金精山だってほぼ10勝5敗ペースで来てるから、あんまり負けてないんだけど、毛呂乃はそれ以上に負けないんだよね。毛呂乃は異常なんだよ」

 

― このなかでいちばん可能性が低いのが金精山の幕内100勝でしょうか?

(玉椿) 「んでもべつに不可能な数字じゃないよ。むしろ金精山の期待値の高さからしたら、12勝くらいは勝ってほしいんだけどねえ。かれ、ちょっと気持ちにむらがあるから、へんなところで星を落とすんだよね。がんばってほしいね」

 

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大相撲力士とまらずもう力士の地位対照表

2018-12-26 10:00:00 | まらずもう新聞編集部のまらずもう分析

 まらずもう力士が大相撲の番付でいえば誰くらいに相当するのか、表にしてみました。

 

地位まらずもう大相撲
理事長 毛呂乃(けろの) 八角親方(はっかくおやかた)
東大関 玉椿(たまつばき) 高安(たかやす)
西大関 金精山(こんせいざん) 豪栄道(ごうえいどう)
東十両11 蒼狼(そうろう) 志摩ノ海(しまのうみ)
東三段目32 播潟(はりがた) 出羽東(でわあずま)
東序二段101 萬海(まんかい) 福湊(ふくみなと)
西序ノ口15 明烏(あけがらす) 澤ノ富士(さわのふじ)

 

______________

― なにかコメントはございませんか?

(玉椿) 「ないね」

― いや、なにかコメントくださいよ。たとえば、大相撲のほうのリストに注目する力士などはいませんか?

(玉椿) 「んー? 福湊さんとか澤ノ富士さんとかの紹介ページみると、やっぱりお相撲さんは肉が好きなんだねえ」

― 玉椿関も肉はお好きですよね?

(玉椿) 「ああ。焼肉もステーキも大好きだよ。きのうのばんめしは、もつ煮込みとレバニラ炒めだったよ」

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平成三十一年初場所新番付

2018-12-25 10:05:19 | 協会からのおしらせ
【幕内】
ー理事長 毛呂乃
ー東大関 玉椿
ー西大関 金精山

【十両】
↑東11 蒼狼

【三段目】
↑東32 播潟

【序二段】
↓東101 萬海

【序ノ口】
↓西15 明烏

(-:地位変動なし △:昇進 ▼:陥落 ↑:枚数上昇 ↓:枚数下降)

_______________

― 新番付が発表されましたが玉椿理事のご感想は?

(玉椿) 「もう初場所がはじまるんだねえ。あっというまだね。九州場所んときから夜勤シフトで、それからずっと夜勤やってるからさ。時間がたつのが早くてね。どうも休んでた感じがしないね」

― 具体的に気になる力士などはいらっしゃいますか?

(玉椿) 「あいかわらずのメンツで、番付にも大きな変動はないからね。あんまり興味をそそられないねえ。いきのいい新弟子が入ってくれて変化を起こしてほしいよねえ」

― ところで、この番付ってだれが決めてるんですか?

(玉椿) 「番付編成の担当は、大黒柱事業部長だよ。わしは完全にノータッチだから、この新番付もついさっき知ったばかりだよ」

― どうやって決めてるんですかね?

(玉椿) 「わしも詳しいことは知らんけど、大相撲の番付編成を参考に、大相撲でこれくらいの地位でこれくらいの成績だったら、このへんの番付になるだろう……みたいな感じで決めてるらしいよ」

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