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横綱・汚痔、引退会見

2015-03-31 19:00:00 | 力士にきく

 さきの春場所で引退することになった横綱・汚痔の引退会見の模様です。

 引退後は年寄「大痔」を襲名。大痔親方として後進の指導にあたる予定です。

__________

― 先日、引退を発表された汚痔関にお話をうかがいます。長い間おつかれさまでした。

(汚痔) 「長い間お世話になりました。 生涯現役を目指しましたが力不足で残念です。」

 

― まずは引退を決定された、現在のお気持ちをお聞かせください。

(汚痔) 「高齢者の星として『誰でも参加できるまらずもう』を標語に頑張ってきました。非才な小生でもある程度できると言う事が結果として残せたのではないかと願っています。出来ればどなたか後に続く人が育って下さると良かったのですが、それは残られた力士の皆様に託すこととします。」


― 長い現役時代を振り返って、もっとも印象に残っている相撲はどれになるでしょうか?

(汚痔) 「初優勝をあげる事が出来た巴戦での決定戦でしょうか?  スキー場での居眠りからの巻き返しは自分でもよく取れた相撲だと思っています。 またもう一つ結果的には報告時間を超えてしまったので失格となりましたが、法事の寺で木漏れ日に温められて仏門での決定戦は良く取れた相撲だったと自負しています。」

 

― 横綱は、雲虎・摩羅の川・家満・毛呂乃ら歴代の名力士と鎬を削ってきた、まらずもう界の生き字引的な存在です。実際にさまざまな力士と戦ってきて、もっとも強いと思ったライバルは誰でしたか?

(汚痔) 「どの力士も強敵で、結果として自身も育てられたと思っていますが、最強のライバルと言うか足元にも及ばなかったのは家満関ですね。 とにかく死角がなかったです。」

 

― つねづね「記録にはこだわらない」とおっしゃっていた横綱ですが、通算376勝(歴代1位)、幕内通算320勝(歴代2位)、63連勝(歴代2位)、出場414回(歴代2位)、連続出場414回(歴代1位)、優勝7回(歴代1位)など、結果的にさまざまな大記録を打ちたてていらっしゃいます。これらの大記録のなかで、最も気に入っている記録はどれなのか、お聞かせください。

(汚痔) 「休まずに続けられた連続出場記録ですかね?  本当にそれほど記録にはこだわってきませんでしたので。」


― 女性に理解されにくい競技の性質上、ご家族の反対で現役生活を断念する力士が多いなか、横綱は家庭生活と力士生活をうまく両立させていらっしゃいました。そのあたりの秘訣を教えていただけますか?

(汚痔) 「場所中も稽古を厭わなかった点でしょうか? パートナーがいるとこの辺りは難しい問題ですけどね。 若手力士の皆様は場所中もお盛んなようですが、妻帯者力士はこの辺りを気を付けられると良いのではないかと思います。」


― 今後は年寄「大痔」を名乗っていくことになります。「大痔」の命名の由来などがあれば教えてください。

(汚痔) 「偉大な師匠の年寄名を頂くことになりました。」


― さいごにファンの皆様に一言おねがいいたします。

(汚痔) 「長い間ご声援、応援ありがとうございました。 まらずもうはそんなあなたをお待ちしています。」

 

― 横綱・汚痔関にお話をうかがいました。ありがとうございました。

(汚痔) 「ありがとうございました」

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毛呂乃、驚異の回復を見せる

2015-03-30 12:31:44 | 協会からのおしらせ

 一週間前の爆発事故で精神に傷を負い、赤ちゃん返りを起こしていた毛呂乃。一本糞親方(元横綱・雲虎)は、毛呂乃の病状を心配して、毎日「今朝は勃った?」と見舞いに訪れているが、親方によると毛呂乃はリハビリにも熱心に取り組んでおり、順調に回復しつつあるようだ。

 きのうは、ひたすら肛門を刺激する前立腺マッサージに取り組んだ様子。施術中は幸福そうな笑顔を浮かべ、感想を聞かれると「きくな」と気持ちよさを隠せないようす。

 ほかにも一日中井出らっきょだけをおかずにした耐久訓練や、太鼓のばちで尻を叩かれながらリズムをとる練習など、さまざまなメニューに積極的に取り組む毛呂乃。本格的な復帰も意外に早いかもしれない。

__________

・玉椿理事のコメント 「順調に回復しているようでなによりだよ。ただ、リハビリメニューがゲイっぽい方向に偏っているのはちょっと心配だけど、そういうリハビリの方針なのかね。男だけじゃなく女でもいけるような練習もしといてほしいね」

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毛呂乃、勃起がもどる

2015-03-25 10:26:26 | まらずもうニュース

 精神的なショックから赤ちゃん返りを起こしている毛呂乃。「このまま回復しなければ夏場所の出場もあやしい」と心配されていたが、勃起自体は定期的に繰り返しているとのことで、出場にむけて明るい見通し。しかし、メンタル面のほうはいまだ回復の兆しはなく、むしろ理性による歯止めが利かなくなったことで、いつも以上に自由気ままな勃起を繰り返しており、毛呂乃の周囲では、建物を壊れる、交通が妨害されるなどのトラブルも発生している。

 当然、毛呂乃教団には多くのクレームも寄せられているが、信者たちは「弁護士にきいてくれ」「ぶっちゃけどうでもいいですね」などと無責任な対応に終始している。この教団の姿勢には、一本糞親方も「刑事事件になっても告訴されても前例がないから、まともに裁かれないと思って余裕かましてる」と不快感を示している。たしかに「赤ちゃん返りで心神喪失した状態の毛呂乃に法的な責任能力を問うのは困難」という指摘もあり、被害者からも「毛呂乃の勃起は自然災害のようなもの」というあきらめの声もあるが、毛呂乃教徒にはそれを言い訳にすることなく誠実な対応を求めたいところだ。

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毛呂乃、発見されるも……

2015-03-24 09:00:00 | まらずもうニュース

 

 教団の地下工場爆発に巻き込まれ行方がわからなくなっていた毛呂乃が、瓦礫の下から発見。無事生存か確認されて、関係者はほっと胸をなでおろしている。しかし、爆発のショックから赤ちゃん返りを起こしてしまったのか「はいはいたったたった」などと乳幼児のような行動を繰りかえしており、事故後の詳細等についてはインタビューできない模様。回復にはしばらく時間がかかる可能性もある。

__________

・玉椿理事長代行のコメント 「よほど精神的なショックが大きかったのか、まだ毛呂乃とはまともな話ができる状況ではないね。一本糞親方は、毛呂乃が精神を病んだという現実を受け入れられないのか、『おい、赤ちゃんプレイなんだろ?』と無駄に話しかけているよ。現場は重苦しい空気だが、毛呂乃がにこにこ無邪気に笑っているのがせめてもの救いだね」

 

 

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毛呂乃・大黒柱理事長、依然として行方不明。懸命の捜索つづく。

2015-03-23 09:38:22 | まらずもうニュース

 

 教団の地下工場の爆発に巻き込まれた毛呂乃と大黒柱理事長は依然として行方がわからず、懸命の捜索がつづいている。

 爆発から一夜明けたけさ、日本まらずもう協会は対策本部を設置。毛呂乃の高校時代からの親友・一本糞親方はLINEなどを使って「毛呂乃! 今朝は勃った?」と涙ながらに必死の呼びかけを繰り返している。しかし、毛呂乃からの応答はなく、一本糞親方は「昨日、手が滑って茶碗を落として割ってしまった。見事に粉々に砕けた。テリーマンの靴紐が切れると、内輪に何かしらよろしくないことが起こる。同じように、茶碗を割ったことは何かしらよろしくないことの前兆かと思われる」とブログで不安そうな心境を語っている。

 また、協会の留守をあずかる玉椿理事長代行は「毛呂乃も理事長も、こんなことでくたばるタマじゃない。どこかできっと生きているはず」と協会葬などは行わない意向を示している。

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平成27年春場所星取表

2015-03-23 09:01:51 | 星取表

 

 

 

幕内 東横綱 汚痔 ○○●○●●○ややややや 引退 4勝3敗5休  
東大関 玉椿 ○○○○○○○○●●○○○○○ 13勝2敗  
西大関 毛呂乃 ○○○○○○○○○○○○○○○ 15戦全勝 優勝(3)
東16 蒼狼 ○ややややや○○○○○●○○○ 9勝1敗5休  
十両       該当力士なし      
幕下 西16 金精山 やややや●●○やややや●●○● 2勝5敗  
三段目 西30 萬海 や○や○や○や○や●や●や○や 5勝2敗  
西54 播潟 や○や●やや●○や●や○やや○ 4勝3敗  
西100 巨砲 ややややややややややややややや 全休  
序二段 西19 明烏 ややややや●○○○や●○やや○ 5勝2敗  
西36 カチコチ山 ややややややややややややややや 全休  
序ノ口 西13 池男王子 ややややややややややややややや 全休  
西20 勢稀の里 ややややややややややややや○や 1勝0敗6休  

 

__________

 結果報告の締め切りは3月29日(日)です。まだの方はお早めに。

 入門希望のかたは、marazumou@gmail.comまで。

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幕内の結果(千秋楽)

2015-03-22 17:30:00 | 取組結果

○玉椿(13-2)

 理事長が毛呂乃退治で不在のため、代理で協会御挨拶のスピーチをすることになった玉椿。コミュ障ぎみで人前にでるのが嫌いとのことで「いやあ、緊張したよ。頭ん中が真っ白になるね」と、極度の緊張で足はふるえ、口はどもり、スピーチ内容もボロボロ、大観衆の前で醜態をさらしてしまった。しかし、そんな屈辱的な状況にまらが反応したのか、取組では「びっくりするくらいの勃起」と快勝。「なるほど、これが羞恥プレイってやつか。毛呂乃がよく公衆の面前でオナニーしたりするのもこういう気分なのかね」と妙に納得した表情。

 

○毛呂乃(15-0)

 そのころ、大黒柱理事長は毛呂乃教団が都内某所に極秘に所有する地下巨大工場に潜入していた。
「噂には聞いていたが、これほどの規模とは……」と驚きの声をもらす理事長。
 最近、廃坑を利用して建設されたというその巨大な工場では、高さ18メートル、重さ43.4トンという巨大なダッチハズバンドが極秘裏に建造されていた。外見こそダニーさんに似せてあるが、大きさといい威圧感といいダッチワイフというより、むしろ巨大ロボ。
 毛呂乃は巨大ロボを四つん這いにさせると、後ろから腰をカクカクさせて
「掘っといた!」
 どうやら、ロボに燃料をチャージしているらしい。ロボの股間前面のメガ粒子砲が熱をもってオレンジ色に光りはじめる。こんなものが街の外を歩き回ったら、東京は大パニック。ましてエネルギーがフルチャージされた股間のメガ粒子砲が発射されてしまったら、どれだけ甚大な被害がでるか想像もつかない。 
 はやく毛呂乃を、そして毛呂乃ロボを止めなければ。毛呂乃が恍惚の表情を浮かべ絶頂を迎えようとしている。もうすぐチャージが終わってしまう。理事長にはもはや一刻の猶予もない。あわてて近づくと、ハンマーでメガ粒子砲を力いっぱい殴りつける。
「朝から鍛冶屋か!」
 突然のことに事態がよく呑み込めず、毛呂乃は素っ頓狂な声をあげる。一方、理事長はロボの股間を無我夢中で叩き潰す。メガ粒子砲の破壊完了。「これで世界は救われた……」理事長が安堵のため息をついた瞬間、閃光が広がる。行き場を失ったチャージ中のエネルギーでロボ本体が大爆発したのだ。脱出する間もなく、地下工場は一瞬にして廃墟と化した。

 大爆発から奇跡的に生還した教団のエンジニアはこう供述する。
「年々巨大化していく毛呂乃関のまらに、いままでのダッチハズバンドたちでは対応しきれなくなっていました。とくに、最愛の恋人・ダニーさんは、夜のお相手をする機会も多く、全身の穴という穴で毛呂乃関の巨根を受け止めつづけて、お口も肛門も傷だらけ。『みかんが酸っぱい! 口内炎が痛い!』と食事もままならないほどでした。新型ロボはダニーさんに代わる新しい恋人として建造されたのですが、より強い刺激を求める毛呂乃関のリクエストに応えているうちに、より大きく、より強烈にと、どんどんエスカレートしてしまって……。気づいたときにはこんな恐ろしいものが出来上がってしまいました」

 爆発の中心にいた毛呂乃と大黒柱理事長については、現在も懸命の捜索がつづけられているが、両者ともいまだに発見されていない。遺体こそ見つかっていないが、ふつうの人間にあの爆発を生き延びられるとは思えない。だが、毛呂乃をよく知る一本糞親方は「毛呂乃はサイヤ人のようなもの。再起不能から蘇るたびにパワーアップして帰ってくる……」と毛呂乃がまだどこかで生きていることを信じているような口ぶりだった。

 

○蒼狼(9-1-5)

 モンゴルは気温が低く、空気が乾燥しており、おまけに水資源に恵まれていない。そのため、モンゴル人はあまり風呂に入らない。蒼狼もきのう浴びた毛呂乃の精液をまだ洗い落としていないらしく、「なんかへろへろべとべとですね」とちょっと気になるようす。日本人の感覚では「だったらさっさと洗えよ」と思うところだが、3月になっても室温が氷点下の日もあり、うっかり風呂に入ると凍死してしまう可能性もあるのだ。ただ、洗わないおかげで毛呂乃エキスが皮膚にしみ込んでまらずもうが強くなるという効果もある。不便な生活もそう悪いことばかりではない。

 

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十両以下の結果(千秋楽)

2015-03-22 17:00:00 | 取組結果

<幕下>

●金精山(2-5)

 十両むけて着実に昇進を重ねていたが、さすがに幕下上位の壁は厚いのか、昨年一月場所以来7場所ぶりの負け越しで一歩後退。「今回は全然ダメでした」と完敗にさばさば。

 

<三段目>

○播潟(4-3)

 千秋楽にうれしい勝ち越し。「今場所は途中で体調を崩したりもしましたが、帳尻あわせができたようで、ぎりぎり合格点でしょうか」。たしかに毛呂乃ウイルスに妨害されながらも堂々と勝ち越したのは立派。たくましくなったということだろう。

 

<序二段>

○明烏(5-2)

 「浅い眠りで目覚めは良くなかった」とは言うものの、好調なときはそこからの粘り腰が利く。じっくり腰をすえて戦う重厚なまらずもうで5勝目。ここ1年ほどなかなか調子のあがらない場所が多かったが、ひさびさに納得のできる成績が残せたようだ。「無事に千秋楽も勝利できました。久しぶりに勝ち越しできました。応援して頂いた皆さま、ありがとうございました」と精いっぱいおめかしした女の子姿で打ち上げ会場へ向かっていた。

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千秋楽協会御挨拶

2015-03-22 04:00:00 | 協会からのおしらせ

「あー、あー、ごほん。千秋楽にあたり、日本まらずもう協会より、つ つつしんでご挨拶申し上げまする。

 えー、本日、いよいよ千秋楽をむかえることになったで…ござる。これもひとえにみなさまのご声援のおかげとあつく御礼申し上げまする。また、毛呂乃が怒り狂って大暴れしており、皆様を危険にさらしておりますこと、ま、まことにあい済まなく、おわび申し上げたてまつ…る。

 えー、また、本来ならば、大黒柱理事長がご挨拶申し上げるべきところ、毛呂乃を退治するとて、どこかに行ってしまい候。行方がわからぬゆえ、それがし玉椿が代理にご挨拶をすることになったでござる。まことに申し訳なくござそうろう。

 それから、えーと、きのう優勝が毛呂乃に決まったでござる。せ、千秋楽を前に盛り下がる展開になり、力不足を痛感しているところでござりまするが、見どころがないわけではござらん。三段目・播潟が勝ち越せるか、序二段・明烏は5勝目をあげられるか、そして毛呂乃の破壊活動をだれがどうやって食い止めるのか、えー、わしにもわからんでおじゃる。せめてそのあたりを楽しんでもらえればと思っており申す。

 さ、さいごに観客のみなさまにおかれましては、毛呂乃に襲われないよう、ぜひ肛門に気をつけながら、さいごまでごゆっくり観戦いただきたく、おたのみ申し上げまする。

 平成27年3月22日、無益猥談法人日本まらずもう協会。理事長代行、玉椿万児郎。」

 

 

 

 

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幕内の結果(十四日目)

2015-03-21 18:00:00 | 取組結果

○玉椿(12-2)

 「ほんとは毛呂乃対策に集中したいんだけど、べつな用事が入っちまってね」と早起きしてあわただしく支度をはじめた玉椿理事長代行。「きゅうにやることが増えて目が回りそう」と言いつつも「めしだけはちゃんと食うようにしてるから大丈夫だよ。きのうの夜はジャーマンポテト・厚揚げをグリルで焼いたの・きんぴらごぼう・大根と油揚げのみそしる。けさはルノアールで人と会うんでそこでモーニングセットでも食うよ」。まあ、それだけ栄養がとれていれば大丈夫だろう。

 

○毛呂乃(14-0)

 「早漏すぎるだろっ!」 

 毛呂乃の悔しそうな声が響く。玉椿・播潟・一本糞・汚痔・蒼狼と連破して、もはやまらずもう界に敵なし、つぎのターゲットには大相撲界の大横綱・白鵬を選んだ毛呂乃。能面のような端正な顔つき、つきたての餅のような白くしなやかな肌が取組が始まるとともに徐々に汗ばみ桜色に染まっていく様子。そしてバランスのとれた力強い筋肉。美しく完成された白鵬の肉体に見惚れて、きのう満を持して溜めこんだ波動エネルギーをうっかり漏らしてしまったのだ。

 毛呂乃の波動エネルギーをもろに食らった白鵬も、もちろんただでは済まない。ここまで守ってきた全勝に土がつき、千秋楽を待たずに毛呂乃に優勝を許してしまう。

 しかし、毛呂乃の目標はまらずもうでの優勝などというちっぽけなものではない。あくまでも世界を破壊すること。相撲取りの肉体ににうつつをぬかし、目的を見失ってしまった自分自身の油断に腹が立つ。「早漏すぎるだろっ!」の怒号には、そんな悔しさがにじみでていた。優勝インタビューをしようと集まった報道陣に対しては、

 「レンコンの使用で忙しい!」

と怒鳴りつけ、作戦を練り直す毛呂乃。あすの千秋楽はレンコンをつかった作戦にでるらしい。レンコンには八つの穴があるが、ヤマタノオロチのようにまらを八本に分裂させて戦う作戦だろうか。人類はいちどは白鵬に救われたが、つぎはどうやって毛呂乃を止めるのか。また、「わしが毛呂乃を止める」とのメモを残して行方をくらました大黒柱理事長の動向は? 人類の存亡をかけた最終決戦がいよいよはじまる。

 

○蒼狼(8-1-5)

 きのうは毛呂乃のまらの中でのほほんと別荘生活を楽しんでいた蒼狼だったが、一晩たってあたりを見回してみると毛呂乃の体液まみれ。「ここはどこ?? からだがとけはじまました」と不安そうな表情で朝を迎える。このままでは毛呂乃の精液と一体化してドロドロになってしまいそうな絶体絶命のピンチ。しかし、持つべきものは同郷の友。毛呂乃が白鵬に興奮して射精したタイミングを利用して、なんとか脱出。同じモンゴル出身の白鵬に命をたすけられる形となった。

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十両以下の結果(十四日目)

2015-03-21 17:55:55 | 取組結果

<幕下>

○金精山(2-4)

 現役力士のなかで、心理的にも肉体的も、最も毛呂乃に近い位置にいるだけに、今場所の悪逆非道な毛呂乃にいちばん激しいダメージを食らわされたのはこの金精山かもしれない。心身ともにボロボロになってきのう負け越してしまったのだが、けさになって突然毛呂乃に虐げられるのが快感になってきたらしい。傷だらけになりながらも「全身が勃起した感覚」と新たな境地に目覚め、会心の相撲で2勝目。

 

<三段目>

○萬海(5-2)

 今場所はスリランカ巡業中。日本では毛呂乃が大暴れしていたが、スリランカまでは毛呂乃の嵐はとどなかったようで、じっくりまらずもうに向き合えた様子。5勝2敗と納得の成績で春場所を終了。今後も、まらずもうを通じてスリランカの人々に日本文化を伝える活動を行っていく予定とのこと。この活動が実を結べば、ゆくゆくはスリランカ人横綱が生まれるかもしれない。

 

<序ノ口>

○勢稀の里(1-0-5)

 玉椿らといっしょに行っている読書会、ベルクソンの『時間と自由』を1年以上かけてようやく読了。頭のよくない玉椿は「うーん、わからん。まったくわからん」とのことだが、インテリの勢稀の里はなにやら得られるものがあったようで、「いい本だった」と満足げ。

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毛呂乃、3回目の優勝

2015-03-21 17:50:00 | 協会からのおしらせ

 まらずもう春場所十四日目、大関・毛呂乃が全勝を守り、まらずもうの2敗・玉椿、大相撲の1敗・白鵬以上の成績を挙げることが確定したため、千秋楽を待たず3度目の優勝が決定しました。

 

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大黒柱理事長が行方不明に

2015-03-20 20:00:00 | 協会からのおしらせ

 今週に入ってから、毛呂乃の暴走が止まらない。

・日曜日 横綱昇進を目前にした玉椿、稽古中の肉離れで優勝争いから後退。

・月曜日 期待の新鋭・播潟を襲う謎の体調不良。

・水曜日 一本糞親方(元横綱・雲虎)が突然のダウン。

・木曜日 横綱・汚痔のまら(菊次郎)が使用不能となり、痛恨の引退宣言

・金曜日 波動砲のように周囲のエネルギーを吸い込んで爆発寸前になる毛呂乃のまら。

 偶然にしてはありえない頻度で起こるアクシデント。どうやら毛呂乃は本気でまらずもう協会を、あるいは地球もろとも潰しにかかっているらしい。そして今日、あまりの暴虐非道ぶりに「協会だけでなく人類壊滅の危機」と業を煮やした大黒柱理事長。玉椿理事のもとに1枚のメモを残し、どこかに旅立ってしまうという事態になってしまった。

__________

 毛呂乃のことだが・・・、元横綱から現役横綱まで倒れたとなっては、わしがなんとかするしかあるまいな。現役力士は場所を務めるのが第一。ここは年寄として、わしが毛呂乃を抑えねばならんと思う。もしものことがあったら、場所の運営は任せる。その必要はあるまいがな。まあ心配するな、カタをつけてすぐ戻る。じゃ、行ってくる。

__________

 玉椿によると「さっき取組を終えて帰宅したらアパートの郵便受けにこんなメモが入っていた。どこに行ったかも、いつ帰ってくるかもわからない。連絡もとれない」とのこと。たしかに大黒柱理事長は若いころ派手な女性関係で鳴らしていたし、まら力にも相当な自信があるようだが、あくまでも人間。毛呂乃という化け物に一人で戦いを挑むのは無謀すぎる。玉椿も「ひとりで毛呂乃の暴走を止めるつもりらしいが、人間が毛呂乃に勝てるはずがない。命がいくつあっても足りない。無茶なことはやめて、とにかく無事に帰ってきてほしい」と心配そう。

 いずれにせよ、大黒柱理事長が戻るまでは玉椿理事が理事長代行として、協会の事務を行うこととなる。

 

 

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幕内の結果(十三日目)

2015-03-20 18:00:00 | 取組結果

○玉椿(11-2)

 「すまん、バタバタしとって自分の取組どころじゃないわ」と玉椿。横綱・汚痔の突然の引退、ヒットマンのごとく力士たちを襲撃する毛呂乃への対応、協会事務局はパニック状態のようだ。協会理事としての仕事をしながら、同時に力士として土俵に上がらなければならないのが辛いところ。「まあ、疲れまらのおかげで勃起はしてたけどね」 もう勝敗などはどうでもいい、という表情で暴れ毛呂乃の対応に追われていた。。

 

○毛呂乃(13-0)

 「サカっての波動だい!」との掛け声とともに、轟音をたてて周囲のエネルギーを吸い込みはじめた毛呂乃のまら。『宇宙戦艦ヤマト』の波動砲は「艦自体を巨大砲身にして、小宇宙1つ分に匹敵するエネルギーを溜め込み、一気に一方方向へ押し出す」しくみ、その威力は「オーストラリア大陸と同程度の大きさの、木星の浮遊大陸を一撃で消滅させるほどの破壊力を持つ」らしい。じわじわ膨らんでいく毛呂乃のまらに、徐々に周囲の緊張が高まる。

 夕方には、波動砲のエネルギー充填が完了したのか「4時、完遂」とのラインでメッセージが届く。そして協会事務局を混乱させたのが、同時に届いた以下のラインスタンプ。

 

 ちんぽの絵なのは明らかなのだが、ちんぽが青ざめているのはなぜだろうか? 余った皮の先っぽが結んであるように見えるのはどういうわけなのか? 「この絵はどういう意味だ?」。騒然とする事務局。限界までエネルギーをためこんで、あとは膨大なエネルギーを爆発させるだけ、という脅しなのだろうか。「そういえば蒼狼からの報告がまだ届いてないぞ!」との声があがる。エネルギー充填の過程でベテランの幕内力士・蒼狼が毛呂乃のまらに吸い込まれてしまったのだろうか? 情報が錯綜しており、状況が把握できない。騒然とする周囲を尻目に、毛呂乃は溜めこんだエネルギーで爆発寸前のまらを屹立させたまま「眠くて仕方ない」と布団にもぐって高いびき。この緊迫した空気の中、「悪い奴ほどよく眠る」の言葉どおりひとりリラックスしている毛呂乃。このまらが爆発したら、世界はどんなふうになってしまうのか。

 

○蒼狼(7-1-5)

 日中、連絡がとれなくなっていた蒼狼。毛呂乃のまらに呑みこまれたという情報もあり、安否が気づかわれていたが、夜になってようやく連絡がついた。やはり毛呂乃のまらの中にいるようだ。携帯電話の電波もつながり、いっしょに吸い込まれた家具や食料もそのへんにころがっており、むしろモンゴルのパオより住みごごちがよいらしい。連絡をうけた玉椿理事も生存が確認できて一安心だが「そうはいっても救出方法を考えんといかんなあ」と、本棚から『ピノッキオの冒険』をとりだし「んー、ピノキオって鯨の胃からどうやって脱出したんだっけ? 鼻をのばして胃をつきやぶったわけじゃないよなあ……」と調べものをはじめた様子。

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横綱・汚痔、突然の引退

2015-03-20 07:09:58 | まらずもうニュース

 

 先週より横綱・汚痔からの連絡がなく、安否が心配されておりましたが、きのう横綱本人から引退の申し出がありました。これを受けて緊急理事会で検討した結果、汚痔の引退を承認、きのう付けで引退が決まりました。

__________

<汚痔から引退についてのコメント>

 菊次郎失踪に伴う引退のご連絡です。

 黒星先行気味になり自暴自棄になった菊次郎が7日目の朝を最後に連絡がつかなくなりました。 従いまして本体としてもすもうが取れない状態になっているため横綱としての務めを全う出来なくなりましたので甚だ恐縮ですが引退させて頂きたくご報告いたします。
 長い間お世話になりました。

__________

 七日目の相撲を最後に菊次郎(=まら)と連絡がつかなくなったとのこと。五日間懸命の捜索が行われたものの、とうとう連絡がとれず、勝ち越しが不可能になったことが確定した十二日目をもって「横綱としての責務が全うできない」と引退を決意した模様。協会としても「横綱の決意が固く慰留しきれない」と引退を承認せざるを得ませんでした。

 なお、菊次郎が失踪した八日目といえば大関・玉椿が毛呂乃の呪いで肉離れを発症した日とも重なっており、菊次郎の失踪も毛呂乃の妨害工作ではないかという声があがっています。この疑惑について毛呂乃に問い合わせたところ、質問に対しては無言のまま、とつぜん下半身丸出しになり激しく射精をはじめる始末。この不可解な行動については、精液を涙に見立てた悲しみの表現とも、『自慰』と『辞意』をかけたなんらかのメッセージとも言われていますが、あくまで推測の域をでず、毛呂乃の意図は不明です。

 

___________

・大黒柱理事長の談話

「横綱たるもの、出処進退を自ら決するというのが求められますが、立派な引き際だったと思います。前人未到の400回連続出場、白鵬に肩を並べる63連勝、そしてなにより、まらずもう草創期より協会を支え続け、過去最長、2年半にわたって横綱の重責を全うしてくれました。自転車やスノボで鍛え抜いた衰え知らすの強靭な肉体、酒にソファーと、名人芸と言える技、どれもが超一流でしたが、なによりもその『心』こそが超一流だった、そんな横綱だったと思います。いままで、数々の相撲を、本当にありがとうと言いたい。また、機会を改めて、労をねぎらいたいと思いますが、まずはゆっくり休んで、肩の荷をおろして、現役力士たちの相撲を見守っていただきたいものですね。」

 

・玉椿理事の談話

「人格という力量といい、ほかの力士の模範になるような大横綱とよぶにふさわしい力士だったね。毛呂乃が卑劣ないやがらせをしなければ、まだまだやれたと思うよ。わしは横綱とは優勝決定戦で3回戦ったけど、不世出の大力士相手に全力でぶつかれたのは、わしにとっても名誉なことだね」

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