新弟子が集まらず、どうにも停滞感が漂うまらずもう界。「なんか盛り上げてよ」と小摩羅親方に原稿を依頼したところ、初心者講座をはじめたい、との返事をいただきました。原稿を書き上げた親方が誤字などの添削をしてもらおうと奥様に見せたところ、「『妻としてこの文章見るの嫌。凄く嫌』って言われた(爆笑)」とのこと。親方が夫婦仲を犠牲にしてまで書いてくれた力作です。入門を検討なさっている方は、ぜひ参考にしてみてください。
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お久しぶりです。小摩羅(元横綱:摩羅の川)です。広報部長から「なんか原稿一本書いて」と言われて出てきました。
近況報告かなんかでお茶を濁そうと思ったんですが、『去年の夏からゴルフ始めました。固くて長い棒と玉を打ち付けあいながら穴に入れる卑猥なスポーツです。なかなか奥が深くて気持ち良いですよ。皆さんも、まらずもうの稽古にどうですか?』みたいな文章ではお客さんに申し訳ないし、さて、何を書こうかなと悩んでいたんですが、近頃、まらずもう協会も新弟子不足に困っているとのことで、新弟子確保に微力ながら協力できればなと思い、初心者講座を開く事にしました。
元横綱として、初心者にお勧めの技や戦術を紹介する事で、まらずもうに参加してみたいけど躊躇している、または参加しても勝てないから半ば諦めているというような方に読んで頂き、少しでも参加者が増えれば良いなと思っています。
まず、まらずもうの詳しいルールに関してはカテゴリの「ルールについて」の各記事を読んで頂ければ分かると思いますので、割礼……、いや、割愛します。分かりやすく言うと「朝勃ち」があったかどうかで勝敗が決まります。この「朝勃ち」はまらずもうの神さまの御意志によるところもあるのですが、多少は自己鍛錬や戦術、個々人の技能で勃ち易くさせる事が可能です。
そこで、私の経験上、初心者でもチャレンジし易く、勝率も高めの技を紹介したいと思います。
今回紹介する技は「禁欲」と「尿意の我慢」の2つです。
まずは「禁欲」に関してです。私の経験上、場所中に性交や自慰を控える事で性欲が向上し、朝勃ちしやすくなったり淫夢を見るという事が幾度となくありました。具体的には、普段2日に1回程度だった性交・自慰を、場所中には5日~1週間に1回程度に減らすといった感じです。
中には毛呂乃理事長のように、四六時中性交しまくりなのに性欲が衰えず勃起しっぱなしみたいな方もいますが…。おそらく常人なら禁欲した方が勃起し易くなるかと思います。
思い切って15日間全てを禁欲生活で過ごし、それをネタに報告文を書いてみるのも良いかもしれません。また、長期間禁欲した後の自慰はとても気持良いものです。是非、一度「禁欲」を試してみて下さい。
2つ目の「尿意の我慢」についてですが、この技は私の好敵手、元横綱の汚痔関が得意とした技です。寝酒や就寝前の飲水により膀胱をパンパンにした状態で目覚めると朝勃ちしやすくなるというもので、これも初心者が使いやすい技だと思います。汚痔関はこれに「疲れまら」を組み合わせるといった老練な技で勝ち星を重ねていました。
初心者の皆さんは、まず自分に合った寝酒の量・飲水量を探すところから始めてみると良いかと思います。
ただ、この技、朝勃ちした状態ですぐにトイレに行かないといけないため、尿が出にくく少し苦しい思いをする事があります。慣れれば問題無いのですが、初心者の方は十分注意して下さい。
さて、今回は初心者でも比較的チャレンジし易い技を紹介しました。実際に試してみて「勝てそうだ」と思った方や「この技をこんな風に応用してみよう」と思った方は、是非とも、まらずもう協会にメールしてみて下さい。