<序二段>
● 金精山(5-1)
念願の序二段優勝に向けて全勝街道を走っていた金精山だったが、けさはどこかに焦りがあったのか、立合いのタイミングが狂ってしまったようだ。優勝戦線から脱落の痛い一敗に、取組後は「・・・時間がないので」とインタビューにも答えず、すたすたと引き上げてしまう。そんな後姿に、玉椿広報部長も「優勝が消えてくやしいのはわかるけどさ、まらずもう力士の真価は負けたときに、にじみでるんだよ。敗戦コメントを拒否するのはいただけないねえ。むしろ負けたら『おいしい』くらいに思ってほしいんだが。」との手厳しいコメント。
○ 河豚狸(4-2)
河豚狸はうれしい勝ち越し。しかし、師匠・茶柱親方はちょっとくたびれた表情で、「動画投稿サイトに夢中で夜更かしをしておりまして、特攻野郎Aチームの良さを私に語るのですが、『コングが日焼けしたザンギエフにしか見えねえよ』くらいしか感想がありません」とぼやく。弟子の話をきいてやるのも師匠の大事な仕事ではあるが、えんえんと退屈な話につきあわされるのには、ちょっとうんざりした様子。いっそ、思いきりスクリューパイルドライバーでもかけて黙らせてやりたいといった顔で、まぬけ面の弟子を見つめていた。
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