― 先場所につづき二場所連続十両優勝の金精山関にお話をうかがいます。優勝、おめでとうございます。
(金精山)(全裸で登場) 「ありがとうございます!」
― 二場所連続の十両優勝というのはまらずもう史上初。汚痔、摩羅の川、家満ら名だたる名力士たちも達成できなかった記録です。こういうった力士たちの記録を超えた、ということについてご感想はありま すか?
(金精山) 「そうなんすね!いや、全然実感ないですね」
― 大相撲の十両の優勝争いは十三日目終了時点のトップは8勝5敗で7名が並ぶという大混戦になりました。このあたりの展開については意識なさっていましたか?
(金精山) 「全然意識してないっすね。いい取り組みをするだけというか、満足のいくまらずもうをとるだけなんで」
― 今場所を振り返って、いちばん印象に残る相撲は、どの相撲になるでしょう?
(金精山) 「九日目ですかね。毛呂乃関との稽古を体が忘れられず、勝ってしまった一番ですかね」(まらがびくびくとより一層反り返る)
― 場所中もときどき毛呂乃関と稽古をなさっていたようですが、毛呂乃関からはなにかアドバイスなどは ございましたか?
(金精山) 「アドバイスはないですね。体で覚えろ!という感じで、お互いくんずほぐれつという感じです。いや、ほんとすごかったですね」(更にまらが反り返る)
― 来場所は入幕が濃厚。あごがれの毛呂乃関と同じステージで戦うことになります。今後は単なる師匠と弟子からの間柄ではなく、優勝を争うライバルになるわけですが、このあたりの心境についてお聞かせください。
(金精山) 「ライバルとはいえ、師弟関係に変わりはないので、しっかり稽古はつけてつけられすかね。つけるのは稽古っすよ、種じゃなくて(笑)」
― さいごに優勝をよろこぶファンのみなさまに一言おねがいいたします。
(金精山) 「ありがとうございます!世の男性の皆 さん、ぜひまらずもうを!」
― 金精山関でした。ありがとうございました。
(金精山) 「どうもごっちゃんです!」