まらずもうブログ

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春場所の抱負(家満)

2012-02-29 10:00:00 | 力士にきく

― 先場所は全勝で初優勝。注目の新関脇・家満関にお話をうかがいます。よろしくお願いします。

(家満) 「よろしくお願いします。」 

 

― 入幕して2場所、いまだ土つかずの家満関。協会幹部からは「全勝、またはそれに準ずる成績ならば、当然大関昇進という話はでてくる」とのコメントもでています。家満関は「大関」という地位について、どのような印象をもっていらっしゃいますか?  

(家満) 「大関は英語で言えば「Champion」ですからね。その冠に恥じない取り組みをする必要があるかなと思います。」 

 

― また、初日には大相撲の大横綱・双葉山のもつ連勝記録を更新する70連勝がかかっています。家満関ご本人も先場所の優勝インタビューでは『来場所の初日、すごい勃起を見せたい』との意気込みを語っていらっしゃいました。まらずもうファンからは「控えめな性格の家満があれだけ自信たっぷりに言うのだから、よほどの秘策があるに違いない」と、かたずをのんで見守っている状態です。初日の取組に向けて、なにか作戦はあるのでしょうか? 

(家満) 「特に秘策はありませんね。ただやはり意気込みを見せておくと、自分自身にやる気も起きるのでいいかと思いまして。当日は出かける用事あるので、前日に気合いを入れていい肉でも食べに行きますかね。」 

 

― ある力士は連勝を続ける家満関について「これだけ連勝したら、負けたときのネタをどうしようか怖くなる。自分はこんなにハードルはあげられん」と感心したようにコメントしていましたが、家満関自身はこの点についてプレッシャーを感じることはないのでしょうか? 

(家満) 「負けた時のことは考えてないですね。ただ病気になったら、ころっと負けてしまうかもしれません。最近ちょっと風邪ひいて体調崩しているので、取り組みに影響ないようにしたいですね。最近はちょっとアイスも控え気味にしてるので、その点が不安なところでしょうか。プレッシャー感じてないわけではありません。常に敗北感におびえています。」 

 

― ところで、奥様や恋人のいるまらずもう力士にとって、まらずもうのことをカミングアウトするかどうかは常に悩みの種。まらずもうに協力的な女性もいれば、露骨に嫌悪感を示す女性もいると聞いています。家満関は恋人にまらずもうのことをどのように説明していらっしゃいますか? 

(家満) 「まだ説明してないですね。話したらあきれそうです。まぁ、特に必要はないかと。ただ、ばれたらばれたで面白そうですね。」 

 

― 今場所の家満関には、連続優勝・連勝記録更新・大関取りと、いろいろなことがかかっています。ファンのみなさんはもちろん「全勝優勝で文句なしの大関昇進」を期待しているわけですが、それとは別に、家満関としてはなにを目標として土俵にあがることになるのでしょうか?

(家満) 「だいぶ連勝を重ねてきました。99勝という数字がなかなかおもしろいかなっと思ってます。それを目指してますね。」 

 

― さいごに、ファンのみなさまに一言お願いいたします。

(家満) 「特に面白いことも言えませんが、沈黙は金といいますし、まら相撲だけに金は縁起が良さそうですし、そそりたつマラを見て楽しんでいただけたらと思います。」

 

― 新関脇・家満関にお話をうかがいました。ありがとうございました。 

(家満) 「ありがとうございました」

 

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春場所の抱負(河豚狸)

2012-02-28 10:00:00 | 力士にきく

― 大相撲春場所は大阪での開催ということで、きょうは京都出身の茶柱親方・河豚狸さん夫妻にご当地力士としてお話をうかがいたいとおもいます。よろしくお願いいたします。

(河豚狸・茶柱) 「よろしゅうおたのもうします。」

 

― 入門からちょうど1年。通算成績は18勝22敗(2休)。現在の番付は序二段ということですが、この成績についてはどのように考えていらっしゃいますか?

(河豚狸) 「駅前の京都タワーのように目立ちすぎず、忘れられずを表した数字どすなぁ。」

(茶柱) 「こんなものでは? 可もなく不可もなくで。」

 

― いよいよ故郷へ錦を飾るということになりますが、地元の後援者のみなさんは盛り上がっているんじゃないですか?

(河豚狸) 「いやいや、腹の中で何を考えているのか分からない土地柄ですから、いつも以上に気合いを入れないと嗤われますえ。」

 

― 春の京都。響きを聞いただけで新幹線に飛び乗りたくなります。3月に京都観光に行くとして、おすすめのスポットがあれば、教えてください。

(河豚狸) 「京都市動物園がお勧めどすえ。」

(茶柱) 「桜なら平野神社仁和寺ですね。どこの寺にもそれなりに咲いていますが。」

 

― さて、茶柱親方・河豚狸夫妻といえば、まらずもう界随一のおしどり夫婦としても知られています。そして、3月といえばひな祭り。お二人にふさわしいお祭りだという感じもいたしますが、この日はなにか特別なことはなさるのでしょうか?

(河豚狸・茶柱) 「『かなまら祭り』で有名な金山神社に必勝祈願にでも行こうかと。川崎大師の近くにあると聞いたので。」

 

― また、場所中にはホワイトデーもあります。河豚狸さんが親方への日頃の恩返しをするいい機会かと思いますが、 河豚狸さんはどのような形での恩返しを考えていらっしゃいますか? また、親方としては河豚狸さんにいちばん期待することはなんでしょう?

(河豚狸) 「大柱をおっ立てられるように、焼肉食べ放題に連れて行こかと思とります。」

(茶柱) 「体重を落として、体調管理をしっかりしてほしいです。」

 

― さいごに、今場所の目標をお聞かせください。

(河豚狸) 「京大生と天下一品に負けないようこってりがんばります。」

(茶柱) 「勝ち越してもらいたいです。私個人としては体脂肪を落として筋肉増強です。」

 

― 茶柱親方・河豚狸さんのお二人にお話をうかがました。ありがとうございました。

(河豚狸) 「おおきにはばりさんで。」

(茶柱) 「ありがとうございました。あやつの中途半端な京言葉にイライラしました。」

 

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平成24年春場所新番付

2012-02-27 10:45:43 | 協会からのおしらせ


【幕内】

―東横綱 摩羅の川

―東大関 毛呂乃

―西大関 汚痔

―西大関2 玉椿

△東関脇 家満 ※新関脇

↓西前頭10 蒼狼

 

【十両】

―東十両6 飛埒王

▼西十両7 月乃猫

↑東十両9 池男王子

 

【幕下】

↓東6 明烏

☆15格 太田貴


【三段目】

↑東60 金精山

↓西89 両玉国


【序二段】

↑東45 陸奥里

▼西55 艶右衛門

↑東66 萬海

↓西75 河豚狸

↓東91 今濡


【序ノ口】

▼東6 勢稀の里

↓西11もっこり山

↑西15 佇海

☆東16 播潟

 

(△昇進 ▼陥落 ↑番付枚数上昇 ↓番付枚数下降 ―地位変動なし ☆新弟子) 

 

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番付速報(幕内・十両)

2012-02-27 09:25:06 | 協会からのおしらせ

 

【幕内】

―東横綱 摩羅の川

―東大関 毛呂乃

―西大関 汚痔

―東大関2 玉椿

△東関脇 家満 ※新関脇

↓西前頭10 蒼狼

 

【十両】

―東十両6 飛埒王

▼西十両7 月乃猫

↑東十両9 池男王子

 

(△昇進 ▼陥落 ↑番付枚数上昇 ↓番付枚数下降 ―地位変動なし ☆新弟子) 

__________

 幕下以下についてはしばらくお待ちください。

 

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初場所を振り返って

2012-02-03 16:16:41 | まらずもう新聞編集部のまらずもう分析

 たつ年2012年最初の本場所は、ここまでまらずもうを引っ張ってきた雲虎の突然の引退という衝撃の幕開けとなった。現代まらずもうの第一人者として長く番付最高位に君臨、この初場所新横綱となった摩羅の川に東の正位置を奪われたばかりとはいえ、昨年秋にも全勝優勝を成し遂げており、まだまだこれから、正位置奪回なるかと注目されていた矢先の引退発表、大日本毛呂乃教問題の影響が少なからずあったようだが…。現代まらずもう初の優勝者、初の三役、そして初の大関・横綱として歴史にその名を刻んだ雲虎。場所直前に彼の抜けた穴は大きい。だが、ヌけた穴があったら、即埋めてこそのまらずもう力士。雲虎の全盛期を知る上位力士たちはこぞって奮起したが、それが気負いとなって歯車を狂わせてしまった力士も少なくない。まずは新横綱として雲虎と東西に並び立ち、史上初の連覇を目指していた摩羅の川。新横綱の重圧に加え、突如として一人横綱の重責までもがのしかかったせいか、初日不戦敗。思い起こせば雲虎も横綱としての初日は黒星だった。責任ある地位に立った者にしかわからない、はかりしれない重圧がまらにおしかかるのだろう。2日目から持ち直して連勝するも、この1敗が最後まで響く形になった。雲虎の弟弟子・月乃猫もショックは大きかったのか、初日の相撲を取った後、休場を発表。自らの手で雲虎に引導を渡すべく、大関までたどり着き、あと一歩間にあわなかった形の達人大関・汚痔も、初日黒星。そんな中抜け出し、みごとに穴をふさいで見せたのは、新鋭の小結・家満だった。

 先場所、大相撲の千代の富士を上回る54連勝を記録していた家満は、今場所も淡々と勝ち進み全勝優勝。不滅と言われた大相撲・双葉山の連勝記録「69」に並んだ。こう書いただけではあまりに淡々としてしまうが、本人の取り口が余りに淡々とし過ぎているため仕方ない。なにせ奇人・変人の集うまらずもう界にあって、真面目一本槍が売りという異能力士。だれもが「負けるから面白い。勝ってる間は負けるための振り」と思いながら相撲を取り続ける中、ただただ勝ち続ける。古参力士は、「あんな勝ちばっかりじゃ、何が楽しくて相撲を取ってるのかわからん」と首をひねるほど。だがこれあがまた強い。ただただ、ただ単に強い。悪くいえば面白みに欠ける、良くいえば正確無比の安定感を誇る相撲ぶりに「勃起サイボーグ」の異名をとるこの男、15日間で、やや危ない相撲が1度あっただけ。「これだけ連勝したら、負けたときのネタをどうしようか怖くなる。自分はこんなにハードルはあげられん」とはある現役力士の弁。しかし勃起サイボーグの心は揺らぐことなく、淡々と立ち続ける。揺らがないサイボーグ、負けたときのことなど考えず、ただただ勝ち進むだけなのだろう。ここまで69連勝、来場所は関脇だが、この勢いからして史上初の連覇達成の期待も膨らむ。これに対し、一人横綱となった摩羅の川がいかに横綱の意地を見せるのか。今場所初日つまづいた以降は、横綱らしい相撲を見せ14連勝。東西横綱が揃ったのもつかの間、また一人横綱に戻ってしまったまらずもうだが、家満・摩羅の川の「マンまら時代」はすぐそこまで来ているのかもしれない。そして忘れてはならないのが綱獲りだった大関・毛呂乃。今場所も終盤、関東に精子を撒き散らすなど大暴れ。立ったまらが地面に突き刺さり、判定不能で黒星という痛い敗戦を除いて14勝。こちらも相変わらず横綱候補、まだ来場所も関脇の家満よりも先に、横綱昇進のチャンスは続く。「まんマラ時代」か、あるいは「まらの毛時代」か。相撲の神様は、春場所にどんな答えを導くのだろうか。

 横綱の抜けた穴が心配されたが、新鋭、家満という「下からの突き上げ」で隆盛を見せたまらずもう。やはり下からの突き上げという刺激は不可欠。ここのところ幕内では好成績での優勝者が毎場所出ている一方で、十両以下格段の優勝者があまりでなくなっているのが懸案事項。これはイキのいい力士はほぼ上に上がってしまったことを意味している。下位力士にも金精山・陸奥里ら有望力士は見られるが、下からの突き上げがもっともっと欲しいところ。広報部を兼任する玉椿の怠慢によるところが大きいが、新弟子の参戦をぜひとも期待したい。

 
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