小幡歯科医院歯科話

品川区目黒駅前小幡歯科医院の公式ブログです。一般歯科治療の話から体の健康の話まで幅広く語ります。

矯正治療の目的

2008-05-16 10:00:00 | 矯正

矯正治療の目的は「審美」「機能」「発音」「予防」です。

        

審美

多くの人が「歯並びをきれいにしたい」という理由で矯正治療をされているよう

です。矯正治療をすると口を開けて笑った顔が素敵になるだけでなく、口元

(唇の形、顎の形)もキレイになります。

          

機能

矯正では奥歯の歯並びも改善します。奥歯の歯並びが良くなると食事がしやすく

なります。さらに、左右均等に食べられなかった人がバランス良く食べられるよう

になると顎の安定にもつながりますし、頭痛、肩こりの改善につながることもあり

ます。

          

発音

歯並びが良くなれば、話す時の発音も良くなります。

             

予防

「予防」とは虫歯や歯周病の予防のことです。

             

       

歯並びが良くなると歯磨きがしやすくなるので、虫歯や歯周病の予防がしや

すくなります。またプラークがたまりにくくなることも予防につながります。

          

歯並びが良くなるということは歯の生える方向が改善されるということですが、これ

も予防につながります。

      

特に、歯の方向が良くなると噛んだ時に適正な力が加わるので、歯周病に

なりにくなります。(方向が悪い歯は歯周病になりやすくなってしまいます。)

            

最近は歯周病予防のため成人になってからも矯正(成人矯正)を行う方が増えて

います。


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矯正治療

2008-05-15 10:13:00 | 矯正

矯正治療とは歯並びが悪い方に対して、自分の歯を動かすことによって歯並びを

改善する治療です。

          

歯を削らないで、歯並びが良くなるのでもっとも歯にやさしい審美治療といえます。

          

ただ、治療期間が長期(2~3年)に渡ることが欠点です。

       

            

小幡歯科医院

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根管長測定器

2008-05-14 10:00:00 | 根の治療

ある日の検索結果です。

          

             

歯の神経 麻酔 ピッピッ」というのがあります。

                            

           

Zx 「ピッピッ」というのは「根管長測定器」のことだと

思われます。

          

         

         

          

         

           

         

歯の根の治療をする時に「ピッピッピッピ」という音の鳴る器具を使用します。

            

これは何をしているのかというと、歯の長さを測っています。

             

体に流れている電気の量を感知して歯の長さを測る、という日本で発明された

機械です。

             

歯の長さはレントゲンを撮らなければ確認できません。

           

この「根管長測定器」のお陰で、レントゲンを撮る回数を減らすことができます。

            

世界に誇る日本の発明品です。

            

                   

小幡歯科医院

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そう言う自分は、、、、。

2008-05-13 10:00:00 | 歯ぎしり、食いしばり

歯ぎしりについて3週間以上書いてきました。

      

今までのカテゴリーで一番気合が入っています。

          

かくいう私も「歯ぎしり屋」です。

             

私の症状は以下の通りです。

        

顎関節症

(高校2年から口を開けるときに顎が鳴るようになりました。口が開かなくなって、

マックのハンバーガーが食べれなくなったこともあります。現在でも調子が悪いと

顎が痛くなることがあります。)

歯がしみる

(疲れた時に知覚過敏になることがあります。)

歯ぐきが腫れる

(昨年経験しました。)

http://obatadc.blog.ocn.ne.jp/zatudan/2008/01/post_a2cd.html

           

歯が欠ける

(私の下の奥歯は欠けています。)

歯ぐきが後退する

(歯ぎしりをしている犬歯のとなりの歯の歯ぐきが後退しています。)

噛むと痛い

(まれではありますが、噛むと痛いことがあります。)

           

              

今まで顎関節症に対してスプリント療法をしたことはありますが、それ以外の症状

には歯科治療をしていません。

                

すべて「自己暗示療法」と「歩くこと」で解決しています。

            

自己暗示療法もすぐに効果があるわけではなく、効果が現れるまで3日から

1週間はかかります。

           

ですから「治る」という確信がないと自己暗示療法は続かないと思います。

            

私は自己暗示療法で治すコツを習得しているので、自信をもって続けます。

        

ただいつも自己暗示をしているわけではなく、上記の症状が現れた時だけにして

います。(調子が良くなれば忘れてしまいます。)

         

さらに歯ぎしりがひどい時はたいてい全身的に緊張しているので、時間を見つけて

は歩くようにしています。

        

歩くと体のバランスが良くなるだけではなく、体の緊張もほぐれていきます。

            

つまり「歯ぎしり、食いしばり」の内容は、自分が実践して自信をもってお届けして

いるものなのです。

         


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歩く

2008-05-12 10:00:00 | 歯ぎしり、食いしばり

体のバランスを整える方法は世の中にたくさんあります。

        

マッサージ、整体、カイロプラティック、気功、ヨガ、太極拳、エアロビ、、、、、、。

        

すべての人に有効な方法というものは存在しませんので、自分に合った方法が

みつかるといいですね。 

             

ただすべての人に有効と思われるものが一つあります。

         

歩くことです。

         

古来人類は歩いて移動していましたから、歩くことは私たちにとって自然なこと

です

       

歩くことによって、崩れてしまった全身のバランスを取り戻すことができます。

             

ただ、歩いて体のバランスを整えるには少々コツがいります。

            

靴は歩くのに適した運動靴、ウォーキングシューズを履いてください。

(カカトの高い靴ではバランスを崩してしまいます。)

手ぶらで歩いてください。

手をよく振って歩いてください。(手を振るとバランスが良くなります。)

できればコンクリートの上は避けて、土の上を歩いてください。

胸を張り、お尻を少し突き出して背骨の本来のカーブを保ってください。

目線は少し上にしてください。(猫背にならないように)

かかとでしっかり着地してください。(腰に良い刺激になります。)

できれば30分以上歩いてください。

(血行が良くなってバランスが戻りやすくなります。)

後ろ向きに歩くのも有効です

(公園など危険のないところで前後に行ったり来たりしてください。)

            

            

歩くことによって日常生活で崩れてしまった体のバランスを元に戻すことが

目的です。

         

30分以上時間があれば、もっとも簡単な健康法です。

        

なお、健康のためだからといって歩きすぎて膝を痛めてしまうことがあります。

                

歩く時間は自分の体調に合わせて、なるべく土の上を歩くようにしましょう。


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バランスを整える

2008-05-11 10:07:00 | 歯ぎしり、食いしばり

歯ぎしりによって顎のバランスが崩れてしまった場合、顎だけの治療で治すことが

難しいことは書きました。 

           

全身の関節はつながって連動していますから、全身的なバランスを整えることが

顎のバランスにも必要です。

        

「立ってください。」と言われてまっすぐ立っている人は少ないそうです。

         

右か左に傾いて立っている人がほとんどです。

         

運動不足の現代人は全身のバランスが整っている人の方が少ないと思われ

ます。

           

以下のようなバランスの悪いことをしていませんか?

                      

足を組む

寝相が悪い

頬杖をつく

猫背の姿勢をとる

長時間同じ姿勢で座る仕事をしている

立っている時にいつも片一方の足に体重をかけている

いつも同じ側の肩にバッグをかけている

カカトの高い靴を履いている

ゴルフ、テニスなど左右非対称なスポーツをしている

            

         

これらはすべて体のバランスを悪くします。

             

では体のバランスを整えるにはどうしたらよいのでしょうか?

           

今日は右足を組んで明日は左足を組む、ということではありません。

        

常に左右対称な姿勢を心がけることです。

                

そしてもっとも簡単で効果的なことは「歩く」ことです。

          

                

小幡歯科医院

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関節のバランス

2008-05-10 10:00:00 | 歯ぎしり、食いしばり

歯ぎしりの体に与える影響について、書いてきました。

             

主に肩から上の影響について書きました。

          

歯ぎしりが影響を与えるのは肩から上だけでなく、腕や腰さらには足首にまで

影響を及ぼすという意見もあります。

           

これは人間のすべての関節は連動しているということからきています。

         

つまり人間の一番上の関節は顎です。そして首、肩、背骨、腰、股関節、膝、

そして一番下の関節は足首です。

             

          

歯ぎしりによって顎の関節のバランスが崩れると首の関節で補正しようとする。

すると首のバランスが崩れて肩でバランスを補正しようとする。

そして背骨、腰と順次補正がなされ、最終的には足首が補正のためにバランスを

崩す。

            

ですから歯ぎしりによって足首が痛くなるということもあり得るのです。

          

            

逆に、腰が痛くなってバランスを崩し、背骨、首と上がっていって顎のバランスが

崩れることがあります。

           

腰痛が原因で歯が痛くなるということもあり得るのです。

             

ですから、顎(咬み合わせ)のバランスを良くしようとしても全身のバランスが崩れ

ていればなかなか改善しません。

          

咬み合わせを治すのに全身のバランスを整えなければならないこともあります。

 

        

   

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歯ぎしりで肩こりになる

2008-05-09 10:00:00 | 歯ぎしり、食いしばり

 Photo_2           

             

              

              

              

        

              

              

 

肩の筋肉は頭を保持する筋肉とつながっていますので、間接的に顎関節と結び

ついています。

          

歯ぎしりは間接的に肩こりの原因となります。

           

ですので、歯ぎしりのコントロールで肩こりが楽になることはあります。 

          

ただ肩こりは肉体的、精神的緊張からきていることが多いので、全身的に筋肉の

緊張を解消する必要があります。

           

顎周りのケアだけで治ることは少ないです。

 

             

                  

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歯ぎしりで頭痛になる

2008-05-08 09:59:00 | 歯ぎしり、食いしばり

Photo                 

          

             

               

                

              

              

          

               

頭痛には筋肉性のものと血管性のものがありますが、歯ぎしりが原因の頭痛は

筋肉性(緊張型頭痛)です。

           

歯ぎしりによって、顎に関連する頭部の筋肉が過度に緊張して痛みになります。

        

しばしば肩こりを伴います。

             

筋肉の緊張がなくなれば痛みがなくなりますので、歯ぎしりのコントロールが有効

です。

          

歯ぎしりもそうですが、精神的、肉体的ストレスが大きな原因になっているので、

ストレスのマネージメントがもっとも大切です。

 

         

          

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歯ぎしりで顎関節症になる

2008-05-07 10:00:00 | 歯ぎしり、食いしばり

Photo_2            

             

              

                

             

             

                    

 

顎関節症は、「口を開ける時の痛み」「口の開け閉めの時に顎が鳴る」「口が開か

ない」「関節の変形」などを主症状とする疾患です。

           

歌手の森高 千里さんが顎関節症のためコンサートツアーを中止したことで世間

に知られるようになった、歯科関連の疾患です。

           

原因はたくさんあると考えられています。

顎をぶつけた

あくびで大きく口を開けすぎた

悪習癖(頬杖、寝相が悪い)

咬み合わせの不正

ストレス

など

         

一番大きな原因が「歯ぎしり、食いしばり」であると考えられています。

           

原理は簡単で、歯ぎしりや食いしばりをしていると顎に強い力が加わって

顎や顎の周りの筋肉を傷めてしまう、というものです。

             

初期治療は簡単で、歯ぎしりや食いしばりを減らすことで痛みが快方に向かうこと

が多いです。

          

ただ、歯ぎしりや食いしばりは人間の本能的な行為なので、顎関節症を完治させ

ることはなかなか難しいです。

        

               

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歯ぎしりで歯形ができる

2008-05-06 10:00:00 | 歯ぎしり、食いしばり

舌や、頬の内側に歯形がつくことがあります。

           

これは歯ぎしりや食いしばりをした時に、歯に舌や頬が吸い寄せられて跡が

ついたものです。

         

舌の横っ腹に歯形があったり、頬の内側を舌で触ると筋を感じる場合は、歯ぎしり

や食いしばりをしている可能性があります。

  

              

          

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歯ぎしりで骨が膨らむ

2008-05-05 10:11:00 | 歯ぎしり、食いしばり

歯ぎしりが原因で歯の周りの骨が膨らむことがあります。

          

なぜ骨が膨らむかは、はっきりとはわかっていません。

        

噛む力が電気的な刺激になって、骨が増殖するという説があります。

             

            

          

Photo_3 歯の根に相当する部分の

骨が膨らんでいます。

       

           

          

               

               

Photo_4 上あごの真ん中の骨が

膨らんでいます。

      

           

            

               

              

Photo_5

下の前歯の裏の骨が

膨らんでいます。

       

          

        

         

              

これらは触ると固く、歯ぐきが腫れているのとは感触が違います。(歯ぐきが腫れ

ている場合はぶよぶよとやわらかいです。)           

                   

このような骨の膨らみがある方は、日頃歯ぎしりや食いしばりをしていると考え

られます。

               

骨が膨らんでいても問題ないので、処置の対象にはなりません。

           

唯一、入れ歯を入れるときに邪魔になることがあります。  

                                  

          

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歯ぎしりで虫歯になる

2008-05-04 10:00:00 | 歯ぎしり、食いしばり

 

Kariesu_2            

                

                

              

           

            

            

              

                     

                                    

                    

歯ぎしりが原因で虫歯になることがあります。

         

ただ虫歯の原因は虫歯菌なので、歯ぎしりは間接的な原因ということになります。

            

歯の根元(歯頚部)の虫歯は、歯ぎしりが原因であることがほとんどです。

            

前回述べた「楔状欠損」に虫歯菌が入り込むと虫歯になります。

             

虫歯菌が入り込まなければ楔状欠損のままで、虫歯にはなりません。

            

治療はレジン(歯科用プラスチック)で詰めるだけですみます。

           

が、虫歯が表面的であれば、虫歯の予防をして治療しないこともあります。

        

虫歯予防とは、適切な歯磨き、甘いもののコントロール、歯ぎしり対策です。

          

 

          

 

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歯ぎしりで歯がけずれる

2008-05-03 10:00:00 | 歯ぎしり、食いしばり

Wsd

          

           

             

           

            

            

                

             

                 

                 

 

                 

                          

歯の根元(歯頚部)が窪みのようにけずれることがあります。

状欠損といいます。)

          

歯磨きが原因だと勘違いされることがあります。(実際、私が学生の頃は歯磨きで

強くこするとけずれると習いました。が、これは間違いでした。)

            

歯磨きでいくらこすっても、窪みができることはありません。

        

これは歯ぎしりが原因です。

        

なぜ、噛んでいない部分がけずれていくのでしょうか。

          

歯ぎしりで強く歯がこすられると、歯の歯頚部に噛む力が集中して歯が欠けて

いきます。

     

 Wsd_4          

                  

                        

                 

               

                   

                    

            

             

                 

 

 

それで楔(くさび)の形に歯がけずれてしまうのです。

        

ただ、歯磨きで強くこするとさらに窪みは大きくなっていくので、適切な力での

ブラッシングを心がけることも必要です。

           

なお、楔状欠損は見た目がきになったり、歯がしみなければ治療の必要はあり

ません。

             

治療する場合はレジン(歯科用プラスチック)を窪みに詰めます。

                    

Wsd             

           

             

               

               

                

            

                       

                    

                

                      

                

 

ただし、噛む応力が集中する場所なので、詰め物としてはとれやすく

寿命が短いことがあります。

 

            

                       


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歯ぎしりで歯ぐきが後退する

2008-05-02 10:19:00 | 歯ぎしり、食いしばり

Taishuku

          

           

           

           

              

               

                  

                

                   

                                

                   

歯ぎしりが原因で歯ぐきが後退する(歯が長く見えるようになる)ことがあります。

             

その他に歯ぐきが後退する原因としては、加齢、強い力でのブラッシング、歯周病

です。

            

歯周ポケットが3ミリ以下で、1本~数本の歯の歯ぐきだけが後退している場合

は、歯ぎしりが原因の可能性が高いです。

           

歯ぐきが後退していても、歯がしみなければ(知覚過敏)特に処置をする必要は

ありません。

           

歯がしみる場合や、それ以上歯ぐきが後退しないようにしたい場合は歯ぎしり

対策をします(自己暗示、マウスピース、かみ合わせの調整など)。

 

              

             

小幡歯科医院

http://www.obatadc.sakura.ne.jp/


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