虫歯の治療を行う際に、なるべく歯をたくさんは削りたくないものです。
必要最小限に歯を削って治療するのが理想です。
そのためには虫歯の早期発見が大切です。
歯と歯の間に虫歯ができました。
虫歯だけを削り健全な歯を削らないようにします。
ほぼ虫歯だけを削り取ることができました。歯と歯の間の歯の部分を削らないのがポイントです。
必要最小限しか削っていないので、詰めるのも簡単です。
レジン(歯科用プラスチック)を詰めて治療終了です。
レジンが進歩する前の時代であったら、金属を外した後に、虫歯の部分を含めてさらに大きな金属を詰め替えることによって治療していました。
レジンの材料的な進歩によって、金属を外さずに治療することができるようになったのです。
そして、これは「もっとも簡単に虫歯を治す方法」でもあります。
https://blog.goo.ne.jp/obatadc/e/0b257328977cb3525dcb3c100502528f
ただ、これよりも虫歯が小さい場合は治療をしないで様子をみる場合もあります。
あまりにも小さい虫歯は、削ること自体が無駄になるので(ある程度削らないと詰めることができないため)
経過を見ます。
定期的にレントゲンを撮ってその虫歯が進行しているかどうか判断します。
虫歯の最大の原因は「砂糖」です。
砂糖を控えることで虫歯の進行は簡単に抑えることができます。
治療以前に食生活を改善して虫歯にならない、虫歯が進行しないようにすることが大切です。
小幡歯科医院
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